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【ネタバレ有】アニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第4話「未知なるミチ」感想


今(1−3話)までの感想はこちらから


 2020年10月24日、22時30分。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ第4話が放送されました。

 情報量愛さんの「良さ」に圧倒されまくりでした。こんなの好きになってしまう。
 下でも書きますが、今までの積み重ねとこれからの方向性を表しつつ、宮下愛という女の子の内面(彼女の持っていた『盲点』)の話をしつつ、スクスタをしているユーザーに向けた要素回収もしつつ、次の回への流れも作りつつで、24分でどんだけやるの……!? という感じです。

 この記事はアニメ感想ですが、若干スクスタのキズナエピソードのネタバレ(中核とかではない部分)を含みます。
 アニメの内容についてはネタバレし散らかすのでご注意ください。

 サイコーハート、MVの「心からのスマイル」の「ル」で浮かべる笑顔が可愛すぎて何度見ても「ヴッッッ」てなりますね……。

 では以下より、限界乱文をしたためます。
 なおこれは感想であって、考察や解説とは全く異なります。


好奇心、能力、バランス感覚──宮下愛というヒーロー

 などと項目タイトルをつけていますが、愛さんがめっちゃ有能だし性格良いし好きみたいなことを延々書きます。

 一つひとつの言動から好奇心と聡さがにじみまくってて最高でした。
 冒頭、せつ菜のライブと、それを見て笑顔になっている観客のみんなを見て、自分もチャレンジしたいと思うところ。
 更にその後すぐ行動に移して同好会までやってくるところ、そのどちらも宮下愛が全開です。
 バイタリティにポジティブさもそうですし、

「やるからにはバッチリ頑張るし、みんなのことも手伝うよ!

 という言葉。
 特に後半、人の中で生きてきた人感がすごい。自分が頑張る、というのは入部にあたって自然な発言ですが、後半がサラッと出てくるところに今までの生き方が出てる感じがします。
 終盤で触れられますが、今までたくさんの団体競技助っ人として関わってきた経験からもきているのかもしれません。


 そして実際、入ったからにはと言わんばかりバッチリ頑張ります。
 具体的には特訓の全部に参加するという行動です。璃奈ちゃんも一緒(一切拒否したり渋るそぶりもないのでおそらく璃奈ちゃんもノリノリ)。


 有言実行な上に、時にはアドバイス側にも回るなど、能力の高さが伺えます。
 あとせつ菜の顔をマジマジと見るだけで生徒会長と当てたの地味にすごい。旧同好会メンバーや、それなりに菜々と喋っていたかすみは気づかなかったことです。普段から人をちゃんと(普通の人以上に)見ているからでしょうか。


 人間関係における立ち回り、そのバランス感覚もとても良かったです。
 それが特に出ていたのは中盤、夕暮れのベンチでのシーンで同好会のみんなが喋っていたところ。

 エマさんに「同好会、どう?」と聞かれ、「楽しい」と答えるも表情はあまり変わらない璃奈ちゃん。
 少し不思議そうな間が生まれた途端、愛さんが横から入ってきます。

「こんなにウキウキなりなりー、初めて見たよ! 愛さんもたのしー!」

 エマさんに対して、余計な言葉なしに璃奈が本当に楽しんでいることを伝えた上、自分自身も楽しんでいると素直に言うことで会話を重たくさせません。

 璃奈による表情の説明も、愛さんの言葉がクッションになってくれているので、変な気まずさもなくサラッと進みました。

 意図していても意図していなくても(人格的に後者とは思いますがここまで賢いと前者もありうる)スマートな会話運びです。
 なおこれを聞いて「楽しんでくれてるなら良かった!」と答えたエマさんの言葉も最高に良い。優しい世界。無限に見ていられる。


 ではそんな有&能な愛さんは最後まで悩みなくスムーズに新曲披露までいったかというと、そうではありません。
 色んなことができすぎるが故の悩みのようなものがありました。

 ひとつの決まった答えや解法、最適解が無いものに対してどうすべきか。彼女の悩みはそれでした。

 一つの答えがあるものについては、それに辿り着けば良い。スポーツはルールがあるから、それに則って、勝てるように動けば良い(こう考えられる段階で既に強い)。

 しかし「スクールアイドルとして自分をどう見せるか」には、明確な回答はありません。
 唯一の指標は特訓中にかすみが言った

ファンの皆さんに喜んでもらえることなら、どれも正解

 ということだけ。

 ちなみに上記の会話で、正解が分からない、一つの正解がないということについて、不服そうなしずく(これはこれで『問うたからには答えを設定すべき』みたいな主張として納得できる反応)とは対照的に

へぇー、奥が深いんだね!

 と100点笑顔でにっこりするのも最高に愛さんって感じで素敵。


 さておき終盤、エマさんとの会話を通じて自分の目指したいものを見つけた愛さん。

エマ「愛ちゃんが同好会に来てくれてよかった」
愛 「え? なんで?」
エマ「すっごく前向きでいてくれるから」
(中略)
エマ「みんなといるとき、いつも楽しそうにしてたよね?」
エマ「愛ちゃんが来てから、同好会のみんなの笑顔、すっごく増えてるんだよ!
愛 「そうなの? 自覚ないけど……」
エマ「ないからすごいんだよ!」

 エマさんの優しくも頼もしい、力強い肯定の言葉の一つひとつが美しい
 この対話を経て、愛さんは合点が言ったように頷きます。

 ところでこの直後の

手を空にかざす→手とキリッとした表情→笑みの声とともにわずか細められる目→太陽を掴むように握られる拳

 のカットの流れカッコよすぎでは?


「それだけで良いんだ──誰かに楽しんでもらうことが好き。自分が楽しむことが好き!
 そんな『楽しい』を、みんなで分かちあえるスクールアイドル!」

 ずーっと笑顔で、練習のアドバイスをしたりメンバーとたくさんコミュニケーションをとったり。同好会の中にもたくさんの笑顔を増やした彼女の結論には説得力があります。

 この答えは上述したかすみの「ファンの皆さんに喜んでもらえること」という条件も満たしているので、そういった意味でも「正解」のひとつと言えると思います。


 自分の道や目指したいものについて、同好会メンバーたちとの会話と自問自答を経て気づくのも愛さんらしい感じがしました。

 団体競技の助っ人しかり、曲を披露したあの状況しかり。彼女は人に囲まれ、人から刺激を受け、どんどん新しい世界を広げていく人です。
 だからこそ、人から得たたくさんの情報や感情、言葉から自分の悩み(あるいは疑問)に自分で答えを出すというのが非常にしっくりきます。

 あと個人的に、頭の良い人が頭の良さで問題を美しく解決するのを見るのが大好きなのでめちゃめちゃ興奮しました。


ソロにすれば全部解決……本当に?──ひとりで舞台に立つということ

 中盤、同好会のメンバーが外のベンチで話をする中、せつ菜とかすみは部室に残って話します。

 ソロという選択肢は頭にはある。今までの衝突のようなことも、きっとソロでやれば起こらないはず。
 色んなかわいいもカッコいいも、一緒にいられる場所それぞれの大好きをそれぞれに叫ぶことのできる場所

 それに近いのは──少なくとも今の彼女たちにとっては──きっとグループではなくソロという方向性なのでしょう。

「でもそれって、簡単には決められないですよね」

 せつ菜が提示した選択肢に、かすみは同意しながらもすぐ賛同することはありません。

 その理由を、校舎の外でメンバーたちが話しています。

彼方「でも、ちょっと考えちゃうよね。グループはみんなで協力しあえるけど、ソロアイドルは誰にも助けてはもらえないだろうし
愛「!」
しずく「正直、不安です。皆さんに喜んでもらえるだけのものが、私ひとりに、あるのでしょうか

 理想の方法はわかるけれど、実現できるのかはまた別の話です。

 無理にまとまろうとした末の分裂を経験してもなお、彼方やしずくからは不安の言葉が出てきます。

 こういった懸念がある以上、たとえもしラブライブ出場という目標がなくともグループとして進めていたかもしれません。それだけ舞台にひとりで立つということへのプレッシャーは大きい

 ソロにしよう! →やった! 解決! とすぐにはならないところに、ソロ活動の持つ複雑な側面を見ました。
 ソロという選択肢は万能ではない。だからこそ色んな人数でのアイドルのあり方や選択肢があるのでしょうし。


 ちなみにここ以外でもちょくちょくせつ菜とかすみのシーンがあるのですが、どれも2ー3話でのお互いの成長や変化を踏まえていてどれもすごく良いです。

 下で書いているやりたいことの話し合いのところのアイコンタクトとか本当に……衝突を経ての相互理解と成長が……とても……。
 そもそも部の方向を話そうというときに、せつ菜が迷わずかすみを選んでいるというだけで非常に胸にくるものがあります。


ひとりだからこそ出来ること、ひとりでも出来ること──見えてきた方向性

 舞台ではひとりで誰も助けてくれない、ひとりでファンのみんなを喜ばせることができるか分からない
 ソロの不安に対して、ひとつの答えを示したのは愛さんのステージでした。

 新曲「サイコーハート」。

 この固有結界のシチュエーション、今までの3人と違って、愛さんは最初から観てくれる周りの人と同じ高さ、地続きの位置で歌っているのも彼女の個性が出てて好きです。

 いろんな人と近い目線に立って、歌う愛さん自身も一緒にみんなと盛り上がる
 楽しい! が前面に出まくるMVは彼女の人格や可愛さが詰まりまくってて最の高でした。

 歌い終えた愛さんが見たのは、周りにいた人たちの笑顔や歓声。

「みんなと一緒……ステージは、ひとりじゃない!

 舞台に立っているのは一人だけれど、それは「独り」を意味しない

 声援や笑顔、拍手、見ている人やファンがアイドルを助けてくれる。ただ楽しませる、喜ばせるのではなくて、一緒に楽しんで喜んでくれる


 ふと前話の

スクールアイドルがいて、ファンがいる。それで良いんじゃない?」

 というセリフを思い出しました。
 歌うアイドルと応援するファンの間には、ただ演じる、見るという以外にも、色んな要素を踏まえた感情のやりとりがあります。

 自分の歌で笑顔にした人たちを前に、愛さんは「サイッコー!!」とそちらこそ最高な笑顔を浮かべました。
 その姿を見て、侑が発した言葉。

「ひとりだけど、一人ひとりだからこそ、いろんなことできるかも!
「そんなみんながライブをやったら、なんかすっごいことになりそうな気がしてきちゃった!

 グループだと出来ないことがあるからソロを選ぶのではなく、ソロだからこそできることがあるから、その方が今の自分たちにとって魅力的な道に思えるから、それを選ぶ。


 同好会メンバーも愛さんのステージやその言葉をきっかけにして、意気を高めます。下でも少し触れる言葉ですが、エマさんの言を借りるなら「一歩を踏み出す勇気」が湧いてきたような表情です。

 ちなみに自分はここの2行目、「なりそうな気がしてきちゃった」という言い方がだいぶ好きです。

 すっごいことになるよ、でもなく、なりそう、でもなく。めちゃめちゃクッション置く言葉の使い方です。

 同好会メンバーの総意はまだ取っていないし(そもそも侑には部長や副部長といった肩書もない)、自分が舞台に立つ人間ではないという侑の位置から考えると、この表現から出てくる留保みたいなもののバランス取りがとても良い感じに思えます。

 スクールアイドル同好会発足後、部の方針が具体性を帯びる瞬間のように感じました。


無表情と無感情の大きな違い──天王寺璃奈

 今までも可愛かったですが、今話の璃奈ちゃんはさらに輪をかけて可愛かったです。

 常々目をバチッと開いて、あまり表情の動かない彼女。ですが表情がぎこちないことと、感情が乏しいことは全く別です。



 これはアニメ版のキャラ紹介です。
 この文言の通り。彼女は心豊かで人懐っこい女の子。1話や3話でもその感じが端々に出ていましたが、今回はそれが特に顕著でした。
 いくつか箇条書きで挙げてみます。


・序盤、同好会メンバーに愛さんがせつ菜のライブの話をしている間めちゃくちゃ横で頷きまくっている
・かすみの講義開始時、両手をきゅっと握って上半身が少し前のめり
・せつ菜のアニメの早口語りに対して「激アツだった
・エマ「同好会、どう?」璃奈「楽しい
・LINEのスタンプ連打、「ラジャー」の声色(かわいい)
・愛さんの曲披露後、侑の発言を受けて「燃えてきた


 目に見える部分がぎこちないだけで、むしろ内面はノリもよく、他者にも興味津々で、新しい挑戦にウキウキしているのが伝わってきます。

 それと柔軟でプルップルになってるところとか、愛さんに顔をぷにぷに(無抵抗)されてるところとか目に見える部分でも超絶キュートでした。


 あとスクールアイドル概論のところ、璃奈ちゃんはアイドルに必要なものとして「ファンの人と気持ちを繋げること」と答えていましたね。

 気持ちや心を「繋げる」、というのはスクスタや既存ソロ曲においても彼女のキーフレーズで、まだ同好会に入りたてホヤホヤの状態でもこれが真っ先に出てくるのがすごく良かったです。

 ただ、なぜそもそも彼女の表情が出づらいのかなどについては触れられていないので、彼女の回ではその辺りが中心になるのかもしれないです。
 OPやEDで着けている可愛い記号化された顔マークのボードもまだ出てきていません。
 その辺りがどのように描かれていくか、今から楽しみです。


ほか、ここすきポイントなど雑記


・我の強すぎる集団虹ヶ咲

 前話で「ラブライブ」に出ることは必須ではない、となりましたが、次に出てくる問題は「同好会として何をするのか」。

 まずはそれぞれライブでなにをやりたいか、意見を出すことにしました。
 出てくるものは全国ツアー、曲間にお芝居、みんなと輪になって踊る、お昼寝タイム、みんなの大好きごとド派手に火薬をドーン! etc.

 バラバラすぎです。そりゃまとめようとしたら衝突も起きる。
 遠慮や妥協でなんとかなる範囲を逸脱しています

 最初に衝突が顕在化したのはかすみとせつ菜でしたが、他の旧同好会のメンバーも言わなかっただけでそれぞれの頭にあったり無意識に抑え込んでいたりしていたのかもしれないなーと思います。


 じゃあライブの方向はさておいて、どうするにせよ必須になる特訓(練習)は……これもしたいことがバラッバラ!

 ライブについてのものほどではありませんが、ダンスや歌やスクールアイドル概論など、やりたいこと(と、やりたくないこと)も散らばっていました。

 その後、エマさんの提案でやりたいこと別にグループで特訓することに。
 ここでどれかに決めて全員でするとかじゃなくそれぞれ分かれるの、今までの積み重ねで得た知見としても合ってるし、全員譲る気のない我の強い個の集まりって感じで最高なのでどんどんみんな自己主張しまくって欲しい。


・クール以外の面もややにじみ出てきた朝香果林

 突如練習着で現れたのでサイレント入部かとビビったのですが、エマさんのエマージェンシーコールで柔軟の助っ人として来てくれていたようです。
 このひと親友のためならめちゃくちゃ色んなことやってくれるな。

 今のところとてもクールな大人っぽい子という感じですが、そんな彼女が

「エマの悲しむ顔が見たくなかっただけ」

 って言うの、良いですね。関係性が見えてくる気がします。 回を重ねるごとに彼女の入部回が楽しみになっていく。

 そしてアニメが始まって初めて見せた赤面がたいへんキュートでした。好きだけど好きになってしまいます(?)
 直前の愛さんと彼方ちゃんのニヤニヤ顔も可愛くて大好きです。良い顔をしている。 


・やっぱりいちいちデカい虹学の施設

 歌の特訓組のいる部屋、スクリーンもデカすぎるし天井も高すぎるしでただの背景のはずなのに面白くてずるい。

 ここで愛さんが

「せっつーの話してたアニメ、チェックするね!」
「熱い語り聞いてたら、楽しそうだなーって思ったからさ!」

 と言ったとき、せつ菜が「楽しいですよ!」って言ったのとても好き。

 直前の発言もそうですし、ライブでやりたいことを聞かれたとき「楽しいのが良いな!」と答えていた愛さんにこういう表現で相槌を打つの、相手の大事にしたいものを尊重する(時にしすぎるが故に悩む)せつ菜っぽくて良かったです。


・Cパートの塩梅

 とんでもない情報量で駆け抜けたABパートに対して、Cパートはたいへんゆるーい感じで進行しました(それでも今回の総括と次回のフックがちゃんと入ってるのがすごい)。最後にホッとできてたいへんありがたい。

 スクスタの話を少しすると、「あなた」も笑いのレベルが赤ちゃんで(歩夢談)、愛さんのダジャレで爆笑する姿がメインストーリーの序盤でも描かれていました。どうやら侑も同レベルなようです。

 たぶんこのくだりをABパートに入れると、あのペースで話を進めるときに急ブレーキみたく流れを止めてしまう可能性があります。それを最後に持ってきつつ、

「スクールアイドルの特訓だよ!」

 の台詞とともに、最後に気づきのきっかけになったエマさんとにっこり笑うのめちゃ良でした。

 その光景を眺めるエマ彼方しずくの笑顔もなんともいえぬ良い味を出しています。


・めちゃめちゃ周りの人のことを見てるエマさん

 入部間もない璃奈ちゃんにまっさきに声をかけたり、終盤の愛さんとの会話で励ましたり、言葉の一つひとつからメンバーの表情や雰囲気をきちんと見ている感じが出ていました。

 特に終盤の会話で喋ってたこと全部好きすぎるので抜粋に悩みます。とりあえず書きます。

「私たち、いろいろあって。ようやくスタートラインに立ったばかりなんだ」
きっと、みんなが不安で。でも本当は、それと同じくらい、これからに期待してると思うんだ。そうじゃなきゃ、悩まないもの
まだ、一歩を踏み出す勇気が出ないだけ

 心優しい彼女は、他者の機微にも敏感です。

 しかもここまでの会話やシーンでエマさん自身の不安については言及されていないのも良い。強さが伝わってきます。

 エマさん自身がどう思っているかは分からないけど、少なくとも彼女が周りの不安や踏み出せない気持ちを理解してあげているところに、旧同好会メンバーたちへの理解と包み込むような優しさを感じます。


 あとこのくだりの声色が終始優しくてめちゃくちゃ癒されました。エマさんのヒーリングボイスは現代社会に必要です。

 繰り返しになってしまいますがここの会話ほんと良かった……エマさんの澄んだ言葉聡明な愛さんの心に響いて美しく収束していく流れが気持ち良すぎる……。


 以上、4話を見た直後と一晩経た後のオタクの感想です。

 愛さんにとっても、同好会にとっても未知なるミチが見えた回でした。
 上でも書きましたが、愛さんが終始ちゃんと頭の良い人の言動してて最&高といった感じで、おばあちゃんっ子や実家のもんじゃ焼き屋さんといった個人としての情報も盛り盛りですごかった……。


 虹ヶ咲だと(自分の見える範囲では)せつ菜とかが属性めちゃ多メンバーとして挙がっているイメージなのですが、こうして見ると愛さんも相当でした超好きです


 次回は「今しかできないことを」。
 旧同好会からのメンバーであり、あのクールな部外者のお姉さん朝香果林を動かし、愛さんの背を押した癒しの擬人化、エマさんの回のようです。


 今までの話だと彼女は周りをよく見る包容力たっぷりの優しい女の子、という印象。事実それもそうなのですが、彼女はものすごい行動力の塊でもあります。


 そもそもスイス人である彼女がいま日本の虹ヶ咲学園にいるのは「スクールアイドルに憧れたから」というシンプルな理由
 最高学年の3年でありながら、これだけではるばる海を渡ってくる超熱いハートの持ち主です。
 そう考えた上で次回のタイトルを見るともう熱さを感じます。予告を見るに果林さんも結構絡んできそうでとても楽しみです。

 Cパートの最後、海の向こうまで続いている青い空を見上げながら、エマさんは一体何を思っていたのでしょうか。



 情報がすごく、でも重たさを感じず爆速で進む爽快感に満ちた回でした。何度見ても半分も分かった気がしませんでも見ていて楽しいので万事OK!!

 力尽きて感想で触れきれなかったメンバーもみんな可愛いカットやシーンがあって満足感がすごいです。

 あと購買部に追加された愛さん手拭いのフォントの圧にめちゃくちゃ笑っています。来週の本編も購買部もその他もろもろも全部楽しみです!


(多分ここまでくると毎週書く気もするのですが、変わらず義務やノルマにはしません。また、眠かったり次の日早いときは一回寝てから書くので、厳密な『直後の感想』ではない場合も出てくると思います)

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