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【ネタバレ有】アニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期第1話「新しいトキメキ」感想

 いや〜〜〜〜〜〜〜〜面白!!!!!!!
 楽しく情緒がめちゃくちゃにされる3ヶ月が過ごせそうです!!!!

 2022年4月2日、22時。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ2期第1話が放送されました。
 1期の放送が2020年10月3日からだったので、およそ1年半ぶりのアニガサキです。
 諸々で目まぐるしく過ごしていたので2期の事前情報はキービジュくらいしか持っておらず、ここまで来たらと思いPVも1話視聴後に観ようととっておいているので、起きてからずっとそわそわしっぱなしでした。

 いろんなところが本当に良くて2話も楽しみで仕方ないのですが、ランジュちゃんの掌の上で魂を踊り狂わせていたら気づいたときには金曜日(4月8日)。情緒以外にも曜日感覚までめちゃくちゃになってしまった。
 細かいことは下の方で書きますが、あまりにも強くて美しい子だったので精神が骨抜きになっている感じは否めません。

 では以下より、限界乱文をしたためます。
 なおこれは「感想」であって、考察や解説とは全く異なります

ランジュ!!!!

 ウワーーーーーかっこいい!!!!! 好き!!!!!!!

 作中時系列とかアニメ内の順番とか何も考えずにただ彼女について感じたことを書きたいと思います。なぜなら放送後数日にわたり延々と彼女に狂わされていたからです。
 端的に言うと良すぎ〜〜〜〜〜!!! でした。
 彼女の意志、姿勢、言葉の紡ぎ方。そのどれもが良良良の良で正直これ以上に何を言っても似たような結論になりそうな気がします。

 ただ2つだけ気になる点というか、今後どう描かれていくのか興味深いと思っていることがあるので、そこについては後ほど書きます。
 でもこれもランジュぐらい強ければなんとかなりそうだな……とも思っているので、魂がもうギリギリ戻れるか否かのところまで彼女に狂わされているのかもしれません。

 新曲も当然ドドドドカッコよくてこんなの感受性の強い中学生なんて時期に生で見たら色んなものがおかしくなるに決まっています。それに急にお風呂シーンなんて出したら刺激が強くてびっくりしちゃうでしょ!!!!! びっくりした!!! もう!!!
 凄かったです。鮮烈でした。もし初めて見るスクールアイドルが彼女だったとしたら、「”スクールアイドル”のパフォーマンスはこういうものなんだ!」と思ってしまうほどに。

「入部はやめるわ。あなたたちとは考え方が違うみたいだから」

 はっきりこう言えるスタンス、シンプルに見習いたいです
 考え方が違うので、別に動いてスクールアイドルをやる。極めて単純でクリティカルな解決法です。 
 虹ヶ咲アニメ1期では、ソロからユニット、その中でも多種多様なスクールアイドルのあり方が描かれました。

 スクールアイドルに唯一絶対の正解は無いということ。
 大勢のファンにではなく、誰かひとりのために歌うスクールアイドルがいてもいい。
 かわいいアイドルも、カッコいいアイドルも、素顔でなくてもいい。
 ラブライブという大会に出なくても、スクールアイドルがいて、ファンがいればいい
 学校も学年だって関係ない
 であるのなら、同じ学校だからって、同じ部活動でなくてもいい

 これは本当にその通りです。
 無理に合わせて違和感を押し殺し続けたり、とはいえ強く我を通して分裂を起こしたりしかねないのなら、最初から考えが違うので分かれてそれぞれに頑張りましょう、というのは順当な手段だと思います。

 ここで相手を直接的な言葉で否定せずにはっきりと自分の意見を述べるランジュ、素直に憧れてしまいました。
 いろんな人がこういうことをサッパリ言える世の中の方が、調整の手間はかかるけどストレスフリーで結果的に上手く回るんじゃないだろうか……とこれを書きながら何故かしんみりしてしまいました。ランジュちゃんがあまりに眩しい。


アイドルがみんなに夢を与えるのは、素晴らしいことよ
でも、与えるだけでいい。
「誰かに支えられなきゃパフォーマンスもできないアイドルなんて、情けないわ」

 これ聞くだけで彼女の掌の上で踊り続けたくなっちゃうし実際数日もの間そうなってしまいました。
 あまりにも強者のスタンスなのですが、実際「やりたい!!」という気持ちだけで来日する剛毅も、そのあと見せたパフォーマンスも超強強強だったので説得力がすごい
 与えられたトキメキを自分も与える側になりたい! と思うどころか「与えるだけでいい」。つえ〜〜〜!!! となりました。こういう自信に満ちて行動に移す実際に強い人間が好きなのでドキドキしてしまいます。

 ただランジュは、自身が感動した彼女たちのパフォーマンスについて、メンバー同士やファンたちとそれぞれに与え合い、支え合い、だからこそ放った輝きだということについて考えが及んでいないのかもしれません。
 不可抗力です。当時海の向こうにいて、パフォーマンスの動画だけを見ている彼女には知りようもない話。
 なので本来はもう少し実態を見てから色々と方針を定めていった方が安心な気もします。みなぎる自信とそれに見合う実力がある故に、理想を定めることについてややせっかちだったかもしれません。

 でもそれらですらも飲み込んでしまいたくなるほどに堂々としていて、鮮やかで、同好会とは違うあり方を宣言しても清々しかった。
 ライバルの登場としてとても理想的だったと感じています。
 以下の気になるポイントなどと言っていろいろと書くのですが、結局行き着く先は「ランジュちゃんカッコいい〜〜〜!!!!!!」という感情です。あんなの好きになっちゃうじゃん!!!!

気になりポイント① 「”正しさ”」という言葉

 ファンースクールアイドル間のあり方について自分の意見を主張し、そして同好会メンバーの言葉を聞いた後。

アタシはアタシの”正しさ”を、スクールアイドルフェスティバルまでに証明してみせるわ
「スクールアイドルフェスティバルで一番注目を集めるのは、このアタシよ」

 ギョエ〜〜〜〜〜〜カッコよ!!!!
 
この場で相手を否定するのではなくて、自分の成果で証明してみせる、と宣言するのがライバル的最&高ポイントです。

 とはいえ気になる部分は「正しさ」という表現。
 この「正しさ」というのが排他的・絶対的なものを指しているのだとしたら、同好会のスクールアイドルは「誤り」ということになります。
 そうでないにせよ、彼女と同好会のスクールアイドルの「正しさ」が同時に成立するものでないと考えているのなら、そこに優劣が存在することになります。

 そしてどうやら彼女の中ではその「正しさ」を証明する方法は「一番注目を集められるかどうか」。
 正しさや証明の方法、定義が語義の細かい部分はどうあれ、ここには危うさのようなものを感じています。

 ランジュの宣言に同好会メンバーもきちんと自分たちの意見を表明して(最高)いましたが、このライバル関係のあり方によってつい「絶対的に正しいスクールアイドルのあり方というものが存在する」という思い込みや「スクールアイドルとしての優劣は注目の多寡で決まる」といった基準が生まれてしまいませんように、と思います。大丈夫そうではありますが。
 
 ただ、この「正しさ」が
「『誰よりもみんなを夢中にさせるスクールアイドル』は『与えるだけ』であるべきで、同好会にいたらそうはなれない
 という主張の正誤にかかっているんだとしたら、「まあ試行してないから分からないけどそれはそうかもしれないね」という感じです。上記のやつは全部杞憂となります。
 その場合、同好会がスクールアイドルとして間違っているとかいう話ではなく、単にランジュの仮説が合っているかどうかというシンプルな話に落ち着きます。仮に第2回SIFでランジュが全てをかっさらっていったとしても、それはスクールアイドルに対する価値判断に何も影響は及ぼしません。

 この「正しさ」については、2期を観るにつれて意味をゆっくり見極めていくほうがいいのかもしれません。今の段階で色々考えるとただでさえ最高アニメでしっちゃかめっちゃかな頭が爆発してしまいそうです。


気になりポイント② ランジュが自分の周囲をどう解釈しているか

 ついさっき書いた彼女の言葉。
「誰かに支えられなきゃパフォーマンスもできないアイドルなんて、情けないわ」

 ランジュちゃんのスクールアイドルに対するスタンスが伝わってくるカッコいい言葉です。
 ただ気になるのは、ランジュが歌って踊った曲って一緒に来日してくれたなんだかハンバーガーが好きそうなミア・テイラーちゃんが作ってくれたやつだよね? ということ。

 そう考えると、ランジュはもう既に無自覚に他者に支えられていることになります。
 このあたり、彼女はどう捉えているのかが個人的な気になりポイント。
 ただこれはランジュの中の「支える」や「ファン」といった言葉の定義が分からないとなんともいえない部分でもあります。

 「支える」が先ほど歩夢から聞いたような「応援をはじめとする精神的なサポート」を指しているのだとしたら、「楽曲の提供」というパフォーマンスに必須の部分については該当しないのかもしれません。
 語弊が生まれそうなのですが、楽曲はいわゆる備品というか。
 サッカーで言えば「ミアからの楽曲提供」が「サッカーボールを用意する」レベルのことで、「精神的なサポート」は「サポーターの声援」といった感じ。
 前者は必須、無ければ競技そのものができません。後者は無くても競技はできるし成立します。それをどう捉え、どうパフォーマンスに影響させるかは人それぞれです。
 いわば前者は前提条件なので、支えるとかいう次元の話ではない、という解釈。

 上記のサッカーの例えが適切かどうかは脇に置いておくとして、ランジュの中でそのような建て分けが行われているのだとしたら、例えミアからの楽曲提供に自覚的であっても「誰かの支えなしでパフォーマンスできないなんて情けない」という意見は矛盾なく発せられるでしょう。
 とはいえ、ボールを他者に用意してもらっているというのは外観的には立派に「支えてもらっている」という状態ではあると思うので、ランジュの内面的な自覚はどうあれ、「客観的にそう見える」ことについてのアンサーは気になるところです。

 特にスクールアイドルフェスティバルは「みんなの夢を叶える場所」なので、もしランジュが「与えるだけでいい」というスタンスを崩さず本番まで突き通したとき、そこでどんなことが起こるのだろう、とぼんやり考えています。

 でもなんか1話で見せつけられた彼女の強さだと1人でもなんやかんやでどうにかできちゃうんじゃないかとか思っちゃうので、この段階でもうこっちの脳は「ただ与えられるだけ」のファンにされている気もします。
 同好会メンバーや改めてミアや栞子とと触れ合う中で彼女にも何かが起きたり起こらなかったりすると思うのですが、それはそれとしてマジでこの孤高の強者スタイルのまま突き通す姿も見てみたくなってしまってもいます。
 だってあまりにカッコいいから……今のところいけそうな気がするし……どうなんだろう……。

 あと繰り返しのようにカッコいいと言ってきたランジュちゃんですが、気になったことを素直に聞いたり、お目当ての歩夢を見たら即抱きつきに行ったり、幼なじみにも平等に規則違反を指摘されて「えぇ〜っ!」ってなってる姿、おっきいわんこみたいで可愛かったです。

「大丈夫」なわけがない高咲侑

 1期1話目と何も変わらず呼吸がヤバそうな寝相で安心しました。

 1期で「音楽をやりたい」という夢を見つけ、最終話で転科試験を受けた侑。音楽科に所属していることからすると、転科試験には無事合格できたようです。すごっ。
 ともあれ、ではその先が順風満帆かといえばそうではなさそうでした。
 睡眠時間もあまり取れず、小テストでは赤点。1学期は普通科に所属していたため、その分の補講も受けなければいけません。
 なにせ高校2年の2学期からの急激な進路変更。進学なり就職なり、ともかく大きな変化まで1年半ほど進路を選択する時期はさらに前でしょう。とてつもないプレッシャーがかかっているはずです。
 その上に第2回SIFとかいう大規模イベントの開催まで。やることがあまりにも多い……!!

 社会人でいえば「未経験での異業種転職1年目の上にプライベートでも巨大な企画を進行している」という状態に近いかもしれません。胃袋がいくつあっても足りない。高校生という若さで押し切るにしてもどギツい話です。
 Aパート中頃の歩夢と侑の会話、

歩夢「音楽科も忙しいんだよね? 本当に両立できてるの?」
侑「あぁ〜……この前の小テストは、赤点取っちゃったけど」
歩夢「えぇ!?」
侑「大丈夫! ……大丈夫だって!
歩夢「でも……!」

 だ、大丈夫じゃなさそ〜〜〜〜!!
 
こういう作品において大丈夫を溜めて2回言うような人間が大丈夫だった試しがほぼありません。自身に言い聞かせるように言うんじゃない。自己暗示が始まったらいよいよ終わりなので一刻も早く他者を頼るべき。

 とはいえヤバさだけでなく、侑は夢のことをポジティブに捉えていることも伝わってきます。
 ランジュに「他に夢があるのなら、同好会から離れてその夢を真剣に追うべき」と言われた際の返答(ところでこのランジュの言葉も「夢を追うもの」への真摯な助言ですごく好き。スクールアイドルから「与えられた」夢を大切にすべき、ということなら彼女の信念にもよく合致しています)。

「確かに、ランジュちゃんはすごいよ。ライブでも言葉でも、あんなに堂々と自分を表現できて。
 でも、やりたいことをやりたいって気持ちだったら、私だって負けてないつもり!
 ……今はまだ、全然だけどね。
 私だって私のやり方で、この同好会で、夢を叶えたいって思ってる!」

 なんだこの高校生は。意志を杖にして立ち続けるメンタルの化身かなにかでしょうか。実際短期間で転科までやってる人間なのでこっちはこっちで説得力がすごい。
 あれだけ凄いものを見せられて、堂々と主張され、決して間違いではない言葉を突きつけられたら、萎縮してしまってもおかしくはありません。筆者だったらたぶんなんかもう謝ってると思います。絶対にランジュの覇気にビビってしまう。

 でも彼女は、ランジュのように堂々と自分の夢を自分のやり方で追うと宣言しました。
 1期で築いた積み重ねと、同好会メンバーとの信頼が侑の夢を形作り、支えている。その強さが見えてグッときました。

 ただこれって「やりたい!」という意志を頼りに、そこに全体重をかけて踏ん張っているような状態にも見えるので、それが折れる前に誰でもなんでもいいからどうにかなってくれ!!! 折れたら治るまですごく長くなりがちなんだからこういうのは!!!!!

 あと細かいところなんですが、夜勉強するときはスタンドライトだけじゃなくて部屋の電気もつけたほうが良くない!?!?
 1期でも12話Cパートでようやく電気ついたと思ったらまた消えてる!!! 大丈夫か!!! あんまり大丈夫じゃなさそう!!!
 端々だったり端々じゃないシーンからも大丈夫じゃない感が出ているため、恐らく今後の話で彼女の大丈夫じゃなさにまつわるエピソードが描かれるのではないかと思います。

 ED直前、同好会メンバーからたくさんの応援の言葉を向けられ、笑顔で「ありがとう!」と感謝していた高咲侑。
 感謝だけでなく本当の意味でこれらの言葉を受け止められているかどうかで、これからの道のりの困難さが変わりゆくように思います。
 座して待つことしかできませんが、彼女が見つけた夢を手の中に収めることができるようになる日を願ってやみません。

ほか、ここすきポイントなど雑記

・桜坂監督&天王寺P
 好きすぎ。
 
いよいよ2期が始まる! とドキドキワクワクして待機、いつものサンライズロゴが出た直後に突如能力バトルものが始まり何もかも置き去りにされるというクレイジーさが最高でした。
 しずくは1期9話で「変わり者と思われたくない、嫌われたくない」「自分の好きなものを主張することが怖い」といった悩みを吐露していましたが、それを超えた先の2期1話目からこうもド派手にやってくれるとは。

 そもそもこの映像は「スクールアイドルフェスティバル」という、「学校同士の違い」や「ファンと演者」といった垣根を超えた大きな祭典をもう1回やるよ! という広報映像のはずで、そこで急に能力バトルを流し始めるのはちょっと狂っている感じがします。これは褒め言葉です。
 イベント名出るまで一体なにがなんだか分からないの面白すぎる。実際は動画の投稿タイトルとかで分かるのだとは思いますが。
 しかも璃奈も侑も周りの人間も誰ひとり軌道修正を図らないので全員どこかおかしいです(褒め言葉)。璃奈と侑に至っては監督とともに際限なくクオリティを上げようとしているので加速していくばかりです。
 想定以上の開幕フルスロットルだったので、今後の彼女たちからも目が離せません。好き放題やらせた凝り性の作品、面白いにもほどがある。

・中須かすみ
 冒頭のどこかで見たような色とりどりコッペパンにテンションが上がってしまいました。何度見ても虹色のやつがぶっちぎりで見た目ヤバくてウケてしまいます。かすみん作なので絶対おいしいんだろうけどすごい色だ……!

 冒頭の能力バトルPVでも黒スーツなのに可愛い棒キャンディーで殴打するという攻撃方法なのも最高でした。
 彼女にとって磨き抜かれたかわいさは最強の武器なので、服装がいかにカッコよかろうと根底は揺るがないという感じがしてすごく良かったです。 

 上述したランジュの「誰かに支えられなきゃパフォーマンスもできないアイドルなんて、情けないわ」という言葉に対して真っ先に「ちょっとぉ!!」と食ってかかったのが彼女というのも最高にらしくて好きです。

 1期2話にて、分裂してしまった旧同好会をひとりで守り続けようとしていたのも、6話で愛や侑とともに「ダメなところも武器にするのがスクールアイドル」と璃奈を励ましたのも、8話でしずくのありのままをまっすぐ肯定してみせたのも彼女でした。(もちろん、他のメンバーも同様に同好会を大切にし、仲間たちと支え合っている姿が描かれていました)
 誰かに支えられること、誰かを支えること、その両方の意義を強く実感しているのは彼女かもしれません。
 言葉にするのが難しいのですが、ランジュの一方向的な理想型の主張に対して強く反論をするという姿が、どちらが正しいとか良いとかを全て置いておいて、とてもかすみらしい感じがします。

 ごちゃごちゃと言いましたがつまるところ、かすみんは超絶キュートで最高ということです。
 ただデータをどこかに持ち込むときは目を皿にするつもりで確認しないとダメ。いつどこでどんな事故が起こるか分からないから………本当に………。

・三船栞子

「普通科1年の、三船栞子です。質問があるのですが」

 この学園の生徒会長は人を呼ぶときに所属学科とフルネームで呼びかけがちなのですが、彼女は質問する際みずからどちらも名乗っていました。
 それが何故だか滲み出る育ちの良さのためなのか、既に何回かやられた/やられている人を見たからかは分かりませんが、賢さが見えていて大変よいです。
 幼なじみの規則破りパフォーマンスに対して冷静に反省文提出を促していたのもよかった。ランジュのおかげで同好会は助かりましたが、それはそれ、これはこれ。適切なルールであれば遵守するのは大切なので……。

・彼方ちゃん
 オーキャンの部活動発表場所の抽選にて。
愛「よ〜し! それじゃあ愛さんたちが、運をう〜んと分けてあげる!」
彼方「うんうん。運だけにね
 愛ちゃんも大概だけど彼方の返しは輪をかけて適当すぎです。好き。雑過ぎなのが好きすぎてやたら印象に残りました。
 でもこんなにゆる〜い感じではありつつも、ランジュからのライバル宣言に対しては真っ先に「望むところだよ〜!」と返しているの、ちゃんと血の気が多くて素晴らしい。

・エマさん

「きっと、日本に来る前に、たくさん練習を積んできたんだよ〜!」

 ランジュに対してこういった発言が出るのはあのパフォーマンスからして納得ですが、彼女からだとより説得力があります。
 なによりエマさん自身が「スクールアイドルになりたい」と強く願い、スイスから遠路はるばる日本までやってきた剛毅の人だからです。
 エマさんもきっと、日本に来る前にたくさん練習を積んできたはずです。スクールアイドルはもちろん、日本語や文化についてもそうかもしれません。
 なんだか彼女がやってきた頃のことを想像して心がエモエモになってしまいました。

・ラクシャータちゃんとジェニファーちゃん
 Cパートで出てきた黒髪の女の子がラクシャータちゃん、金髪の女の子がジェニファーちゃんです。
 ともにアプリ「スクールアイドルフェスティバル」に出てくる転入生で、おそらくこのアニメでは「Y.G.国際学園」在校ということになるのではないかと思います。
 1期でも何人かこのように転入生組から声付きで登場しかなりの存在感を放っていました。しかも今期では1話目からとかフルスロットルです。
 あわよくばもっといっぱい出て虹ヶ咲以外の子達でも歌出してくれないかな……。
 最後にジェニファーちゃんが「今度声かけてみるよ!」と言っていた子、何故とは言いませんがエマさんな気がしてなりません。
 
何が起こるんだ……どうなっちゃうんだ……怖いけど楽しみすぎる……。


 以上、1話を観た後のオタクの感想です。

 あと上で書きそびれましたが1期ですっかりスクールアイドルのファンになり、終始ウキウキだった生徒会副会長も超可愛かったです。メインも脇を固める子たちにも隙がねぇ〜〜〜〜!!!!

 1期では9人の少女がスクールアイドルに「なる」物語と、1人の少女が夢を見つけるまでの物語が描かれました。
 2期では9人の少女が「夢にたどり着いた先」の物語と、1人の少女が「夢を見つけたあと」の物語、そして新しい3人の未知の物語が描かれていくのかもしれません。
 どうなっていくのかまだ13分の1話では見当もつきませんが、とにかく楽しみであるということだけは確かです。

 いや〜〜〜〜〜〜〜今回もきっちり23分でドキドキワクワクと期待と不安と全てを上回る面白さで頭も心もはちゃめちゃになってしまいました。
 1期13話でもとてつもなく素晴らしい3ヶ月を過ごさせていただいたので、これからも楽しみで仕方ありません。

 色々と書きましたが今回も超〜〜〜〜〜〜絶良かった!!! これに尽きます!!!!


1期の感想はこちら↓

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