【ネタバレ有】アニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第2話「Cutest♡ガール」感想
前回(1話)の感想はこちらから
2020年10月10日、22時30分。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ第2話が放送されました。
構成メチャ良だった…………!!
1話が物語の起と世界観の提示、そして歩夢という個人と、彼女と侑という1対1の関係を深く掘り下げるもの。
対して2話は物語の承と具体的な問題の進行(新同好会と旧同好会の話が同線で進む)、かすみとせつ菜をはじめとした1対1に加え、1対多や多対多の関係も描かれる話でした。
コメディ中心回かと思ってたら情報量がエグかった。
1話の感想同様、視聴後の感情と思考をしたためようと思い書きました。
中須かすみのクルクル移り変わる表情が可愛いとか、翻弄されまくるあゆぴょん is so cuteとか、1話から延々一緒にいるピンク髪の子と金髪の子が和やかですきとか、かすみのMVもめちゃめちゃ可愛いし旗立てるところが勇ましくてカッコ良くて最高みたいな話は語彙が死ぬので今言いました。
では以下より、限界乱文をしたためます。
なおこれは「感想」であって、考察や解説とは全く異なります。
「やりたい」の内実──中須かすみと優木せつ菜
開幕から長尺幼馴染デートを見せつけられた1話(ただし伏線はきっちり張る)から打って変わって、超ドシリアス旧同好会ギクシャクシーンから2話が始まりました。
同好会廃部のきっかけとなった、かすみとせつ菜の衝突のシーン。
かすみのダンスについて、せつ菜が「こんなパフォーマンスではファンに『大好き』を届けられない」と檄を飛ばします。
これに対して返される、汗まみれで息の上がったかすみの叫び。
「こんなの全然、可愛くないです!」
2話冒頭のシーンだけではともすれば「汗まみれになってハードな練習をするなんて可愛くない」という類のものとも読めるセリフ。
ですが中盤、この言葉の続きが明らかになり、その真意が分かります。
せつ菜はどうやら情熱的な──それこそ1話で侑に爆炎を魅せたような──グループパフォーマンスをしようとして、恐らくダンスもそういった方向性を求めていた模様。
それに対して、かすみは
「こんなの全然、可愛くないです!」
「熱いとかじゃなくって、かすみんはかわいい感じでやりたいんです!」
と叫びます。
中盤の侑との会話でも分かるように、「スクールアイドルが大好きで、ファンのみんなが一番大切」なのはせつ菜もかすみも同じ。
ただその先、「どんな風になりたいか」「なにをファンに届けたいか」だけが異なっていまました。
せつ菜は「大好き」、かすみは「かわいい」。
他の旧同好会メンバー3人も同じように、違う理想があったのかもしれません。
「やりたい」という熱意は同じでも、内実まで同じとは限らない。
せつ菜がかすみの言葉でハッとした顔をしていたのは、他のメンバーの「やりたいこと」を直接ちゃんと耳にしたのがこのとき初めてだったからかもしれません。
(言い返したり否定したりしなかったのは、彼女自身が誰よりも自身と他人の『大好き』を尊重する人間だからだと考えています)
部活は発足したて、目標を定めたのも初めて。
であれば中心になって方向性を決めたりレッスンの舵をとるのがスクールアイドル経験者のせつ菜になる、というのは自然な流れです。
ですが、経験が多いということと、その導き方が個人にとって正しいかは別の問題。
それぞれにやりたいことが明確に違うのに、知らずただひとりの理想を押し付けてしまえば、どこかにひずみが出てしまう。その結果が現状の分裂状態です。
ではこれは優木せつ菜だから起きた問題で、だからこそかすみの言うように「せつ菜先輩がいけない」のか。
そうではないし、せつ菜もかすみもただ悪かった訳ではない、ということが次のやりとりで分かります。
公園でのあゆぴょんハラスメントの後、夕暮れのジョイポリス前での会話です。
「そんなんじゃあファンのみんなに、かわいいは届きませんよ〜?」
かわいいノイローゼになってしまった歩夢へふとかけたかすみ自身の言葉が、せつ菜の言葉と重なります。
「もしかして、かすみん、同じことしてる……?」
かすみも歩夢も「かわいい」というスクールアイドル像は共通しています。けれど「かわいい」にだって、人それぞれに思うものや理想は違うはず。
けれどかすみは自分の「かわいい」を歩夢にスパルタ式で施してしまいました。
序盤、彼女自身の言葉にこういうものがあります。
「スクールアイドルとしては、かすみんが『先輩』ですからね!」
つまり「『先輩(経験者)』が『後輩』へ理想を押し付けてしまう」という構図を、無意識に再現してしまっていたことになります。
もちろんかすみに悪気はありません。彼女なりの熱意で、歩夢へ「かわいい」の表現を伝えていました。
せつ菜が「大好き」の表現を伝えていたように。
人はそれぞれに違って、押し付けられるのも押し付けるのもしたくないのに、自身も気づかずに同じことをしてしまった。
まだ明言はされていませんが、ここでかすみはただせつ菜が悪い訳ではなかったこと、きっと自分と同じ熱意によるものだったことに思い至ったのだと思います。
自覚と動機と素直な気持ち──上原歩夢と中須かすみ
1話でスクールアイドルに憧れ、1歩目を踏み出した歩夢。けれど彼女にはまだ明らかに足りない視点がありました。
自分の気持ちをまっすぐ表現する先、「ファン」という存在の視点です。
かすみん部長の新同好会発足(?)の翌日、歩夢はひとり、昨日撮り損ねた自己紹介の練習をします。
あれだけ精神をメタメタにされたらどうにか自己紹介PV以外の代替案を捻り出すとかしてしまいそうですが、真っ向からコツコツ向き合うのが歩夢の長所です。
うさぎ系スクールアイドルとしてなら結構使えそうな口上が出来上がっていましたね。
そして口上もクライマックスというところ、いつからか練習をクールな角度で見つめていた朝香果林さんに気づきます。
焦る歩夢へ先輩はからかうことなく、
「ごめんなさいね、とっておきの可愛いところを見ちゃって」
「でも、それはあなたの言葉?」
と問いかけます。
「自分の気持ちを素直に表現できるスクールアイドルに憧れた」歩夢のぎこちない口上に対して「あなたの言葉?」と問いかけるのがもうクリティカルですね。
そして何より、前回エマさんがサラッと言った通り彼女はモデル(スクスタだと読者モデル。アニメでも多分読モな気はする)です。
そんな彼女からの
「もっと伝える相手のことを意識したほうが良いわよ」
というアドバイスには(歩夢にそれを知る術は今のところありませんが)説得力があります。
写真という言葉や動きに頼れない舞台で、服やブランドのイメージを顧客層に伝えなければいけない仕事ですもんね。
果林さんとのやりとりを通じて、歩夢は「伝える相手→ファン→応援してくれる人」の存在に改めて気づきます。
どこかふわふわとした実感のない「ファン」に対する言葉より──少なくとも踏み出したばかりの今の段階では──すぐ隣で支えてくれる人へのもの方が、歩夢自身の言葉として編み上げることができるはずです。
終盤、ふたりで話すかすみと侑の元へ駆け寄ってきた歩夢。
自分の理想を押し付けてしまい後ろめたさのあるかすみの言葉を押し切って、自己紹介を撮って欲しいと頼みます。
「自分の好きなこと、やりたいことを表現したくて、スクールアイドル同好会に入りました!」
このワンフレーズを聞いて、かすみは何かに気づいたように目を開きます。
全体としてもとてもシンプルで短い自己紹介。最初から最後まで、歩夢自身の心をそのまま表したような言葉で構成されています。
「好きなこと、やりたいことを表現したい」という歩夢の素直な動機。
直前のかすみと侑との会話にあった、
「かすみんには、いちばん大切にしたいものがあって。だから、スクールアイドルがやりたくて」
というシンプルな理由と、どこか重なるものがあります。
中須かすみの「ワンダーランド」
冒頭に出てくる「ワンダーランド」という言葉。これはかすみの2曲目のソロの名前にもなっています(そちらは正確には『☆ワンダーランド☆』)。
スクスタでは自身のファンクラブについて「ここ(=ファンクラブ)はかすみんとみんなで楽しめる素敵な場所だよ!」というPRソングでした。
ですが当然ながらアニメ時空では彼女のファンクラブはまだ存在しません。ではここで彼女の言う「ワンダーランド」とはなにか?
Bパート最後のモノローグで明言されています。
「色んなかわいいもカッコいいも、一緒にいられる。そんな場所が本当に作れるなら」
「そこは絶対、世界で1番のワンダーランドです!」
衝突するのでも、押し付け合うのでも、押し込めるのでもなくて。
例えば熱くカッコいいせつ菜、自分とは違うかわいさを持つ歩夢、そして自分の「大切にしたいもの」のためにスクールアイドルをしているかすみ、他にも個性が違うそれぞれのメンバーが、やりたいことをそのままやっていられる場所。
歩夢の自己紹介や侑との会話を通してかすみが気づいた、自分が作りたい、自分が居たい「ワンダーランド」。
もう少し範囲や時系列を拡張して踏み込んでみれば、それは個性に溢れたメンバーが集まり、助け合いながらも競い合って高め合う、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会そのものです。
超絶有能お姉さん朝香果林
上述した歩夢との会話でもイケてるお姉さんムーブをしていた果林さん。そのスタイリッシュな振る舞いはここだけに限りません。
冒頭の衝突シーンから明けると、朝香果林が横幅の広すぎる生徒会室で生徒会長・中川菜々と対面していました。
「何のご用ですか? ライフデザイン学科3年、朝香果林さん」
となぜか学科名と学年とフルネームを呼びながら牽制してくる菜々に対し、
「生徒全員の名前を覚えてるって本当なのね。じゃあ、優木せつ菜さんのことも知ってる?」
と「生徒会長は全員の生徒の名前を記憶している」「菜々がせつ菜を『生徒として知っている』」ことを改めて確認し、その上で優木せつ菜について探りを入れます。心理戦の手練れとお見受けする。
このやりとりの間にさりげなく棚へ目をやっていて──その先には、棚に収められた生徒名簿の分厚いファイル。
あとの流れから見るに、突如現れた猫を追いかけて生徒会長が退出し、かすみが同好会部室に侵入するまでのタイミングで拝借したのでしょう。
かすみが楽しい動きで侵入から窃取をしているのに対し、果林さんは入室から退室まで涼しい顔で颯爽と歩いていました。さすがです。
このクールな問答からのクレバーな行動が、おそらくはただ1話で落ち込んでいた親友のためという動機で行われているのがまたすごい。
そして最大の衝撃Cパート。
夕暮れの生徒会室で、果林さんとかすみ以外の旧同好会メンバーが生徒会長と対峙します。
差し出されるのは勝手に借りた生徒名簿。全部に目を通したけれど「優木せつ菜」の名前は見つけられなかったと言います。
「いないはずのせつ菜と、どうやって廃部のやりとりができたのかしらね?」
終始探偵ものの吹き替えみたいなテンションで、果林さんは菜々に言葉を投げかけます。
「教えてくれる? ──優木せつ菜さん?」
朝香果林の事件簿・X人目の生徒 解答編①へ繋がる引きじゃん……。
もし自分が菜々と同じ立場に立たされたら胃への激痛で失神していますが、次回予告を見る感じ菜々は大丈夫そうで安心しました。
歩夢へ「ファン/自分を応援してくれる人」の存在を気づかせる、せつ菜の正体に迫り、真正面から暴きにいくなど、中須かすみ回かと思いきやとんでもなく仕事をしていった果林さん。
1話のエマとの短いやりとりでもカッコよかったのですが、今回はさらにすっごかったですね……凄かった……。
チラ見えする高咲侑の「視点」のようなもの
「つまり、それぞれやりたいことが違ってたってことでしょ? それで喧嘩しちゃうのは仕方ないと思うけどな」
前回の自分は夢の当事者にはならなそうな言葉遣いといい、ところどころ物事を妙に俯瞰した目線で見ているような感じがします。
スクールアイドルのサポートという立場ゆえに、ある意味「スクールアイドル活動を通じてやりたいことが違う」問題の土俵上にも立っていないからかもしれませんが、それにしても。
かすみんの色々と全開な自己紹介を見て素直にときめいたり(歩夢の塩対応との温度差がすごい)と、感受性は変わらず豊かなようですが、どことなくサバサバしている以上のものを感じさせます。
歩夢がトラウマを刻み付けられている最中、侑は完全にファン目線でエンジョイしててめちゃめちゃ面白かったです。「うさぴょん!」ではない。
「かわいいって大変なんだね」
散々に幼なじみがやられてしまった状況で、微笑みながら足を組んであっけらかんと言い放つの、あまりに他人事すぎる。
まあ関係が長い分、本当にヤバい訳ではないということが分かっているからかもしれません。
繰り出される数多のあゆぴょんを全部本気でかわいいと感じていたが故に全然止めもしなかった可能性もあります。ちょっと怖いな。
あとこれは推測ですが、もし侑がかすみに侑ぴょんを要求されていたら恥じらいなく初手十割でやってのけそう感がありますね。
1話冒頭による信頼がすごい。いや、逆に「可愛くやれ」と言われたらできなくなるのかもしれませんが。
その他、ここすきポイントなど雑感
・かすみのコッペパンやけ食いシーン(1回目)
コロコロ移り変わる表情が可愛いとか、スクスタでも見られるしずくがかすみの頭をナデナデしてるのが良いとか色々あります。
が、一番は座り方。
なぜ4人がけのテーブル席なのに片側に2人で並んで座ってるんですか……? ど、どういう距離感……!?
待ち合わせでもしていて、先にひとりで待っていたしずくのところにお怒りかすみんが合流、コッペパンを取り出しながら感情に任せてドカッと座ったとかでしょうか。それにしてもこうはなる……なるんですかね?
現実世界だとなかなか難しい情勢ですが、こういうアニメでの密はいくらあっても困りませんね。
あるいは1話で印象的、かつ度々出ていた歩夢と侑が心身ともに「向き合う」構図に対して、しずくはこの直後の演劇部部長のくだりがあり、まだかすみと「向き合えていない」ということを表している、という考えもできなくはなさそうです。
ここまでくると考えすぎな気しかしませんが、それを抜きにしてもしずくは何やら言葉をたくさん自身の中で飲み込んで押さえてしまっているような描写、間などが見受けられます。
後述するEDの傘の順番を考えると、結構ヘビーめな話がくるような予感も若干してくるような。
・演劇部の部長がなんか怖い
前回、兼部先が廃部になった後輩(しずく)に対して、
「掛け持ちじゃなくなったんだし、これからは演劇に専念できるってことでしょ?」
という「いや社交辞令でも一言くらい気の毒だったねとかは言おうよ」と言いたくなる発言をした顔が良くて背の高い演劇部部長。
今回はクソデカ食堂で話し中のかすみとしずくの前に現れ、
「しずく、行こ?」
と部活へ行くことを促します。
めちゃくちゃ怖かったです。
1話のカットで見えたようにそこそこ部員がいるはずなのに、後輩、それも入部して間もないだろう1年生ひとりに対してわざわざ部活に迎えに来るでしょうか。しかも部長という立場の人間が。
そもそも意味不明にデカいこの校舎でしずくの居場所を特定してヌルッと現れるのも超怖いです。
事前に待ち合わせをしていた可能性もありますが、だとしたらその意図が怖い。絶対演劇部から逃さないガールです。
しかもしずく、紅茶をほぼ飲まずに即立ち上がって部長に着いていっています。このひと笑顔だけど発する圧がやばいのでは?
しずくは将来の夢が女優ということもあり、演劇に対して並々ならない情熱があります。
1話で声かけをわざわざするということからして、先輩から見てもその才能は輝いているのかもしれません。
だからこそ迎えに行ってでも囲いたいのかもしれない。
一応、同好会廃部で傷心のしずくをフォローするためにコミュニケーションをとるようにしていた、という解釈もできなくはありません。
しかしこの項の冒頭の通り、部長は廃部に対してめちゃめちゃデリカシーのない発言をかましているのでそうかと言われると結構微妙な気はします。
性格にクセがありそうで、1話2話と続けて出ていて、声と顔が良くて背が高い。
こんなん絶対しずく回のときに絡んでくるやつ……出なかったら逆にこわい……。
・EDの傘の順と担当回順
最高のイントロに合わせてメンバーカラーの傘が開いていきます。
色をキャラ名に置き換えると↓の通りです。
歩夢(1話メイン)→かすみ(2話メイン)→せつ菜→愛→エマ→璃奈→彼方→しずく→果林
1話の段階から「この順は入部順、または担当回順なのでは?」と言われていて、現段階の進行だとどうにもそれっぽい。
そう考えると後半のしずくが演劇部絡みで色々ヘビーなことになりそうな気が……8話ともなると同好会メンバーとそれなりの関わりはできてそうだし……。
今回ひたすらカッコよかった果林さんもどうなるか気になりますね。
入部までめちゃめちゃ手強くかわしてくるのか、加入後に思わぬギャップが明らかになるのか、あるいはどちらでもないか。
なんにせよめちゃめちゃ楽しみです。
・かすみんめっちゃコッペパン持ってるね
初対面の歩夢と侑へ、具入りのコッペパンをふたつ差し出します。
その前に2回コッペパンをやけ食いしているので、最低でも4つは持ち歩いていることになります。
彼女はコッペパン作りが趣味ですが、それにしたって学校に自分用として4つもパンを持っていくでしょうか。
育ち盛りなのでお腹が空きやすいということもありそうですが、もうひとつ。誰かにあげることを前提とした数、という可能性もあります。
中盤で、
「いつでもみんなが戻ってこられるように頑張ってたのに」
という独白がありました。
これはもちろん部室の奪還(ネームプレートを盗み出す)だったり、新生同好会の立ち上げ(?)という行動にも現れています。
それに加えてもしかすると、いつみんなが戻ってきてもすぐ渡せるように、いつも複数のコッペパンを作って持ち歩いていたのかもしれません。
・中須かすみの身体能力
ローファーと制服であの段差をあの動きで登るってマジですか? 初見で「!?」ってなっちゃいました。
SASUKEとか筋肉番付でこんな感じの動きを見たことがあります。
さておき、かすみが軽々あの動きをしたということで、同好会のトレーニングや自主練で結構体力がついているのかもしれませんね。
そんな彼女がゼエゼエ言ってるダンス練習で全然息も切れず普通にしている他の4人って一体……あれはかすみのソロパートを徹底的に反復練習してた可能性もありますが。
・かすみがエマ・彼方と連絡が取れない理由
これは今のところ素直に謎です。
おそらく終盤では果林さんを中心にウン千人の紙の名簿から優木せつ菜の名前を探す、ということをやっていたのでしょうが、それはかすみが「連絡が取れない」と言っていた後の話です。
エマさんも1話で「せつ菜ちゃんと連絡が取れない」と言っていましたが、そのエマさんに対してかすみが連絡を取れていない。
どういうことでしょう。月末でどっちかのスマホの通信量が限度に達していたんでしょうか。
彼方もいくら眠り姫とはいえこの状況下で連絡をスルーするとは思えないんですが、話し合う気力もないほど諦め切ってしまっていたとかだったらしんどすぎるのでやめてほしい。
Cパートでみんなと一緒にいたからそれはないとは思うんですが。
名簿からせつ菜を捜索するくだりで、旧同好会メンバーのはずのかすみがなぜか呼ばれていない、という部分も気にかかります。
ただ、これについては超絶有能果林さんが歩夢との出会いを通じて「虹ヶ咲で新しくスクールアイドルを始めた生徒がいる」と知っているため、彼女たちとエマ達を繋ぐ役目を果たすだろうかすみを呼ばなかった(ほか3人に呼ばないように言った)、という可能性もあります。
かすみについてはエマから話を聞く機会もありそうですし、上記の音信不通から果林さんがなにかを察したかもしれません。
そうでなくとも歩夢の件からしてナイスタイミングな迷g ……神出鬼没なところがあるので、歩夢と侑と一緒に行動しているシーンをどこかで見たということもあり得ます。
・OPの気になりポイント
AメロとBメロに「同好会メンバー1〜2人+高咲侑」のカットが入るのですが、せつ菜・璃奈・エマとのものは無いように見えました。
書きながら延々リピートしているのですがもしかしたら見落としかもしれない。見落としでない場合、例えば6話とか7話あたりの折り返しでカット差し替えとかあるのでしょうか。
あとマジの余談ですが最後のメンバーカット畳み掛けのところ。
最初にパンのアイコンを食べようとしてて次にギュッとハグしてるエマさんが超絶にかわいくてヤバかったです。エマさんのにっこりスマイルは現代社会に必須。
追記:このかわいさに既視感があると思ったら1stライブのパンフの写真でした。ネタ拾うところが……細かくてすげぇ……!!
以上、2話を見た直後のオタクの感想です。
前回でも感想に手が追いつきませんでしたが、情報量と関係性が爆増したので書きながら置き去りにされてる気分です。
歩夢の夢と、それを支えたい侑から始まったスクールアイドル。
かすみを加えて、それはより具体的な形で実現に向かって進んでいきます。
次回はCパートで探偵ものみたいな追い詰められ方をしている生徒会長・中川菜々、またの名を「優木せつ菜」、と思われる女の子の話になりそうですね。
おめめがキラキラしていて超かわいいし気になるところもたくさんあるので一刻も早く観たいです。
いや〜〜〜1話から2話までの1週間がとんでもなく長く感じましたし、多分3話までもとてつもなく長く感じるのでしょうが、ラジオや生放送もグッと増えるので楽しみもひとしおです!!!
今回も良かった〜〜〜素敵なものをありがとうございました!!!
(今回は2週連続で書くことになりましたが、毎話感想を書くことは多分しません。自分で義務にして楽しさに制限をかけたくない、というのが理由です。
感情が昂って、書きたいと思って、書く時間が確保できたら、またそのときは感想を書くと思います。)
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