【ネタバレ有】アニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期第5話「開幕!ドリームランド↑↑(*'▽')」感想
前話までの感想はこちら
2022年4月30日、22時。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ2期第5話が放送されました。
あらゆる意味ですごい回でした……………………………………。
やべーやつのターン制バトルみたいな話だしAパートのブレーキという概念は粉微塵だしですごい回でした。全てのインパクトがデカ過ぎて1周目のED中ずっと放心状態になってしまった(そしてCパートで「ウワーーーー!!!!!!」となる)。
前回明るくいくかな? と思ったDiverDiva回では想定外にシリアスな部分がピックアップされたのに対して、今回は何かとヤバすぎる回の中にたくさんの伏線や前進の描写が入っていた構成のように思います。
今回の3人、本当にどんな話になるかがさっぱりわからなかったのですが、まさか1期では(終盤から自分を出し始めたものの)比較的大人しかった印象の桜坂しずくがここまで大暴れしてくれるとは思いませんでした。楽し過ぎ。
前話では結構考えさせられるというか、うむむ……と潜り込むようにいろいろと思考して体力を使った感じなのですが、今話はAパートでウケすぎて体力をごっそり持っていかれてしまった。
こんなに楽しいのにランジュと侑の会話だったりミアが侑の曲に関心を持っているような描写だったり、なによりCパートであったり、バッチリ話が進んでいるのがすごいところです。ちょっと前半の刺激がすごくて1周目だと全然頭の中で整理できませんでしたが。
では以下より、限界乱文をしたためます。
なおこれは「感想」であって、考察や解説とは全く異なります。
桜坂しずくと桜坂劇場
もし1期みたいに2期もNHKで再放送するとなったらあの画が全国の夜ご飯どきのお茶の間にお届けされるということ……?
1期11話終盤のシーンも結構話題にはなりましたが、明確に登場人物同士の感情を「愛」と断言している上に明確に絵面も絵柄もセンシティブなんですが……もし流すなら時間帯をもう少し遅くしたほうが……良さそう!!
いや〜〜〜大大大満足です!!!
桜坂監督のクリエイティビティが大爆発していました。暴発と言っても良いかもしれません。1話のSIF告知PVで自身が愛さんに顎クイされているシーン(あれはにじよんのネタですが)は序の口だったんですね……と感動と感慨に浸ってしまいます。
ダンスのシーンはまだ耽美という言葉の範疇に入りそうなのですが、そのあとの「歩夢が野獣役もアリ」のときにお出しされた画像は、貴校が現実の姿だった場合に行われる夏冬の催しで頒布される類のやつでは?(婉曲表現)
ユニット案の構想という話でしたが、もし通ってなおかつ歩夢が野獣役だったらどんなことになっていたのでしょうか。ステージ上にベッドを置いてあのシーンを……? 彼方さんのライブで置かれるベッドとは状況が変わり過ぎてしまいますが……!?
あとしずくのノートの中身、サラッと流されているのですが、右下の野獣と町娘が至近距離で抱き合っているポーズの近くに書いてある(ちょっと部分部分誤りがあるかもしれませんが)
のところ、文章の盛り上がりといい、他のシーンのところは結構几帳面に箇条書きしたり罫線に対して平行だったりしていたのにここでめちゃめちゃに斜めになって、最後の「逆もアリなのでは!!」に引いた下線に至っては文末にかけてふにゃっと明からさまに曲がっているところといい、どんどん想像が止まらなくなってエキサイトしていたんだろうな〜と受け取れます。
前話のCパート、だらんとしたおっきなわんこのすぐ近くでこれを延々書いていたかと思うとかなり味わい深いものがあります。
ただ気持ちは正直……かなり分かる!!!
あと出会いのシーンの野獣について書いているところ、「大きな耳!」「大きな尻尾!」の横にそれぞれわざわざ耳と尻尾のイラストが小さく描いてあるの、犬も飼ってるし別世界線では断然犬派と豪語もするしずくのこだわりが見えてほっこりしました。
これを(車内にあまり人がいないとはいえ)電車内で話すというのもなかなかすごい行動です。
ただ、この構想を話した直後、侑がすぐに反応を返さなかったことに不安げにしていて、そこはやはり彼女が幼い頃から持っていた「変だと思われてしまうことが怖い」という原体験じみた恐れの残影のようなものが見えます。
そもそも最初から本人たちには話さず侑を経由したところからも、受け入れてもらえるか分からない相手に対して本当の自分を見せるということについては、まだ慎重になっているのかなと思いました。
1期で大きな葛藤を乗り越えたとはいえそれはそうだし、中身が中身というところもあるかもしれません。
そういった彼女の精神的に柔らかい部分を知っていると、
のところで心底「よかったね〜〜〜〜!!!」という感情になれます。
初見時このしずくの様子に既視感を覚えたのですが、「信頼しているオタクに自分の好きなものを語ったところ、好感触な反応が返ってきたときのオタク」でした。SIF宣伝PVこだわりすぎ三銃士のうちの2人ですし。
なんかこんな重ね方していいのかは甚だ疑問ではあるのですが、そう思うと「よかったね〜〜〜!!!」という感情が増します。
「すっごくいいよ!」の直後に「やっぱりっ?」と返事したの、自分の中でもすごくいいものができた!という手応えがあったんでしょうし、それを丸ごと褒められたらとても嬉しいと思います。本当に良かった……!
確かにQU4RTZとDiverDivaという先行2ユニットを見た上で出してくる新しいユニット案が自分不在の野獣と町娘のラブストーリーなのは型破りすぎるし驚くほど面白くはあります。というのはおいておいて。
ちょっとヤバさと濃さがすごかったのですが、今話はしずくを中心として、歩夢やせつ菜たち3人が「スクールアイドルの自由さ」を起点に新しい可能性を見つける話だったのかなと思います。
特にしずくにとって、エチュードという台本のない即興劇への飛び入り参加は大きな気づきのきっかけになったのかもしれません。
1期でありのままの自分をさらけ出せるようになり、今話で型にはまらない自由な表現へと、より積極的に「生み出す」方へと一歩踏み出したイメージです。
筆者はアプリ版の彼女の「物語に生き、物語と生きる」という常在戦場じみた世界観がめちゃめちゃ好きなので、アニメでも生き生きと想像と創造を楽しむ姿を見られてとても嬉しかったです。
1期8話の葛藤と苦悩からの解放の話だと「救いとしての手段だけじゃなくて、演劇をちゃんと好きでいるのかな?」という部分の疑問が少しだけ残っていたような気がするので、「こりゃあ絶対好きだわ」と確信できる今話。非常に心がスッキリとしました。
物語を作ること、物語の中で生きることが桜坂しずくにとってポジティブなものをもたらす不可欠なものだと明確に描かれたこと、シンプルに嬉し過ぎる。
ただ、この創造爆裂ガールだけが彼女の本質かというとそうではなく。
侑に向けたはずのランジュの言葉の中身が自分に当てはまると思ったら途端に落ち込んでしまったり、最初から自分自身がユニットへ参加するという選択肢を見ていなかったりと、「良い子」な部分や俯瞰した立場を取りがちな部分もちゃんと出ていて、1期で積み重ねた部分や2期の新たな面の絡み方が丁寧だな〜と感じます。
結構歩きそうだったり場所がドームシティなら遊園地で遊ぶことも視野に入りそうなお出かけにヒールで来ちゃうところも、なんだか良家の箱入りお嬢様感がいっぱい出ててとても「良」です。
上原歩夢
幼なじみに休日のおでかけを提案するも先約があると断られ、ふとその幼なじみが後輩と合流する姿を見かけたときにとる行動が「尾行」。
そもそもこの提案のやり取りでも
と言っているんですが、わざわざ「ふたりで」って言う意味……ある? となってしまいました。多人数だと侑がマネージャーっぽい動きをしてしまうといった配慮もあるのかもしれませんが。
2期の歩夢は精神的に(転科した侑への心配はあるものの)かなり安定しているので、ちょっと引っかかりはしつつも安心して「面白いな〜」と思っていられます。
ただやっぱり尾行はおかしいし、バレたときにせつ菜寄りの「ヒーローショー」って単語を出すのはちょっとずるくない!?
今話というかユニット自体のコンセプトもおそらくは「自由」かそれに近しい概念になってくるのだと思いますし、しずくがその自由さをありありと体現してもいましたが、フリーダムさでは今話の歩夢も相当なものです。
そしてエチュードの場面、中頃。
と続けざまに悪しき野獣を大量発生させるのですが、ちょっとこれだけだと台詞のつながりが不自然なようにも思えました(発生させるだけさせておいて「次どうする?」と投げっぱなしにするのも面白過ぎ)。
ふと頭に浮かんだのは「『気になること』はしずくがエチュードに参加していない=ユニットにしずくが参加しないことについてでは?」という可能性です。
もしそうなのだとしたら、これを直接口にはせず、しずくの自由意志に委ねるところがとても「らしい」。
今までの2ユニットはエマさんからの提案や愛のお願いから結成されましたが、最後のこのユニットは誰も自発的には組もうとしていませんでした。
最初のふたりはしずくが「ふたりで」組んでほしいと願って、しずくはふたりから一緒にやりたいと望まれた。
なんだか不思議な成り立ちのユニットです。こういうところでもユニットの個性が出るんだな〜と感じます。
終盤、観覧車のシーン。
せつ菜やしずくという同好会メンバーを通じて新しい自分を見つけ、楽しいと感じ、「ファンのみんなに見てもらいたい」という発言がごく自然に出てきたの、1期からの明確な成長というのももちろん、なによりスクールアイドル・上原歩夢だな〜〜!! となりました。
彼女は完璧に磨き抜いた自分をステージへ送り出すとか、観客を巻き込むというタイプでもなくて、一歩一歩前へと進み、種が芽吹き、花が綻ぶような成長と変化をファンに見せていきたいと考えているアイドルです。
もちろんやるからには全力だし練習も頑張るよ! という人ではあるのですが、そもそも始めるきっかけが「自分の気持ちを素直に表現する姿に憧れた」という素朴なもの。
だからこそ、「楽しいと感じている私をファンのみんなに見てもらえたらいいな」という、ユニットへの気負い過ぎない素朴なスタンスがすごく歩夢っぽくて「良!!」となりました。
ところで序盤、駅で出会った直後に尾行バレしそうになりせつ菜の口を塞ぐところ、1期6話で侑がかすみの口を無言で後ろから塞いだシーンをふと思い出しました。
相手の言葉を止めたいときに物理で口を塞ぐってあんまり無い気もしますがどうなんでしょう、実は高校生の中では物理口塞ぎは常態化している……?
そうでなかったとしたらこの幼なじみ、割と近しい関係に対しては雑めなコミュニケーションを取りがちなのかもしれません。
優木せつ菜
Bパートのエチュード途中の場面。
完全にAパートの絵面で頭が煮えていたので一瞬「まさかキスしてしまうなんてことは……!?」とか思ってしまいましたが当然そんなことはありませんでした。それはそう。
それは置いておいて、このエチュードがそもそも「自分が勝手にやりたいことを先輩方に重ねるだけで、何も生み出さずに自己満足している」と落ち込む後輩への「やってみなければ分からない」という励ましの気持ちから始まったもので、こういうところに彼女が本来持っている人を引っ張る魅力が出ているな〜と感じました。
せつ菜の持つ元来の性質がこの能天気とすら言えるくらいの朗らかさなのだとしたら、旧同好会のときにピリつき始めた彼女を見た周りはさぞ怖かったろうというか、「えっ」となってはいただろうなぁと思います。
かすみも1期2話で「最初は結構良い感じだった」と言っていましたし、同好会が発足した直後はこういう「前向きで朗らかな部長」だったのかもしれません。あのまま目標にがんじがらめにならなくてよかった……と改めてしみじみと感じます。
そんな彼女が今話で歩夢に振り回されまくってるの、味わい深すぎる。
桜坂劇場ですが、せつ菜は王子と野獣という2つの顔を持つ配役
をあてがわれていて、なんだか次回予告も含めて示唆的だなぁと思いました。
王子=学園の生徒のトップである生徒会長中川菜々や、グループを率いようとしていた旧同好会部長の優木せつ菜
野獣=自由に「大好き」を叫ぶ現在のスクールアイドル優木せつ菜
と考えると、なんだか劇中設定と色々と重なるところがあるように感じます。(野獣の力でこの世の悪を倒したいとか、実質コーレスのせつ菜スカーレットストームでは?)
だとしたら、歩夢の劇中での
は今後のせつ菜・菜々に対しても救いの言葉になりうるのかなと考えています。
(しずくノートの町娘の設定のところに「芯がある少女!」とも書いてありましたし、しずくはかなり周りをよく観察しているのだろうと感じます。
それは同好会の仲間というのもあるし、創作する人間であるが故のサガでもありそうですし、演技のために磨いた観察眼でもあるのでしょう。)
今話のせつ菜、ヒーローショーではしゃいだりノリノリでエチュードを始めたりと元気で明るい部分も多々ありましたが、なんだか平熱くらいの温度でのほほんとしたセリフが印象的で、ものすごく可愛かったです。
友人が友人の尾行をしている状況に巻き込まれながら「探偵みたいで面白そうですね!」しかり。
歩いていく尾行対象ではなく「スクールアイドル展」の方に対して「面白そうな展示会ですね!」しかり。
そしてCパート〜〜〜!!!! 1周目ですら放心状態から目が覚めて心がヒュンッとなってしまいました。ほぼ100でバレてそう……!!!
次回予告ではしずくとエマさんに挟まれてカツアゲされてるみたいな顔をしていましたが、あれで済むならまぁ大丈夫……なんでしょうか。
暗くならないでほしすぎ〜〜〜!!!
生徒会業務にもたぶん問題は出てないだろうし生徒会長は任期満了での円満交代であってほしすぎます。結構秋交代って多いし……文化祭&SIF前に正体バレからの終了後に選挙で普通に交代してくれ〜〜〜!!!
優木せつ菜と中川菜々の笑顔を願いまくらずにはいられません。ペカペカ満点の笑みで幸せでい続けてくれ……!
ランジュ
初見でここを聞いたとき最初に頭に浮かんだ言葉は「ぱ、パパ……?」でした。何周聞いてもこのセリフの保護者みがすごい。特に「成績、どうなのよ」の口調。リビングのテーブルを幻視してしまう。
彼女のバックボーンが明かされていないのでなんとも言えないのですが、少し思ったのが、これはランジュ自身が周りや親から言われたか、あるいはランジュが周りから勝手に夢を重ねられているか、どっちかがあるのかなぁということです。
それと「同好会の活動から離れて夢へ集中しなさい」という一連の話を聞いていると、彼女は目的に対して最短距離の選択肢を選び続けるタイプの人なのかな、と感じています。
だからこそ「音楽をやりたいはずなのにそれ以外の活動に時間を割いている」ことはイコールで「夢を叶える上で無駄なこと」となっているような。
最短の直線で目的にたどり着くこと以外を誤りだと断じてしまっているように思います。
遠回りや余剰から得られるものを考量していないか、実感を今まで得てきていないために軽く見積もってしまっているか。
下記に書いた侑の反応への表情を見ると、苛立ちよりももはや「不可解」まで行っているかもしれません。
彼女は前半でのミアちゃんとのやりとりを通して、侑のやりたいことを知り、夢の途中で生み出した曲を「いいじゃない」と認めてもいます。
認めているからこそ、そんな相手が中途半端なことをして、遠回りをしているということについて、口を出さずにはいられなかったのかもしれません。
最短距離こそが最善なのだとしたら、侑はただ夢から遠ざかっているだけ。だから忠言をする。であればそれは下記で侑が言っていたように、本当に「優しい人」のする行動です。
Aパートラストの物販爆買い即開封フル装備ガール・ランジュちゃんも相当なインパクトだったのですが、その後のスクールアイドル展に対する感想が「とても刺激を受けたわ」なの、どうしようもなく彼女の生き方が滲んでいるように思えます。
どれだけ楽しんでいても、その先には必ずスクールアイドル活動の糧となるかどうかという価値判断が必要となっていそうです。
彼女、「ただ楽しむ」がすごく苦手なんじゃないでしょうか。それ以外に目的に対する意味を見出せなければ無駄だと切り捨ててしまいそうです。
なんか……考えるほどにあれですね。
目的も意義もなにも考えずにやりたいと思ったことをそのままやって、でっけえ肉をいっぱい焼いてニコニコしながら食べてほし〜〜!!!!! となってしまいます。ランジュ……絶対に幸せになってくれ…………。
高咲侑
そこそこ強めの語気で立ち上がりつつかけられた言葉に対して、開口一番お礼から始められるの強過ぎ(ところでここも「もし気にしてくれてるなら」と言っていて、言葉の留保が丁寧ですき)。
ランジュの言葉、確かに視聴者という第三者で見れば「言い方は厳しいけど侑の夢を案じてくれている」「自分のやり方だけが正しいと思っていることは危ういけど内容自体は正論のひとつ」というのはわかるのですが、いざ正面からこう言われてこうも冷静に意味を見定められるの、メンタルが合金でできている?
他者の善性を恐ろしいくらいピュアに信じていればスッと出てくる解釈ではあるのですが、にしてもよくこんな返しできるな……と驚きました。
直接否定や反論をせず、受け止めるべきところは受け止めて、与えてもらったことはちゃんと伝え、もう少しだけ見守っていてほしいと答える。
3話で自分自身を見定めた彼女だからこそできるパーフェクトコミュニケーションでした。
そして終盤、観覧車のシーン。
今のところランジュー侑の間で与えられているものって「ランジュの侑へ対するアドバイス」くらいだと思うのですが、「私の番」ということは、侑なりにランジュへなにかを与えられるか模索しているということでしょうか。
ランジュとの対話のところで「前向きに頑張れている」とも言っていたので大丈夫な雰囲気はあるのですが、その後の歩夢の「何かできることがあったら何でも言って」に対して「もうたくさんもらっているから」という理由で受け流すの、危うくない……? とは思います。
その考え方、喫緊の課題に対してだけならいいんだけど、長期化すると心の金属疲労が溜まりかねないから……! まだ環境変わったばっかりなんだから! 成績はちょっと上がってきたとは言えども!
安心と不安の間を反復横飛びしつつ、彼女のこの先を見守っていきたいと思います。
それと遊園地パート、あまりの諸々の耐性のなさがつまびらかにもなっていましたね。
縦回転も横回転も高さも速さも怖さも(+1期6話を鑑みるにシューティングも)ダメとなると、ホントにメリーゴーランドと親子連れが安心して乗れるゆっくりしたやつくらいしか安心して乗れなさそう。
よく終盤観覧車に自分から乗ろうって言い出せたなと思います。結構怖かったんじゃないでしょうか。歩夢のために頑張ったのかな……。
あと内容自体とはあんまり関係ないんですが、今回の秋仕様の私服、またもシャツの裾が外に出てましたね。
衣替えした制服でですら頑なにシャツの裾を外に出し続けるの、お腹まわりが布でゴワゴワするのがイヤなんでしょうか。
ほか、ここすきポイントなど雑記
・ミアちゃん
なんだか想像以上にがっつりとなんというか、興味を持っている〜!? となってしまいます。
3話特殊EDで「音楽に対するスタンスが全然違う侑の作った曲に微笑んでくれてる〜〜!!」と筆者の限界をさらに限界にしてきたミアちゃんですが、思ったよりもしっかりめに何らかの感情がありそうな風に描かれていて驚きました。
次回予告で例の同好会メンバーと一緒に映ってもいましたし、なんだか彼女周りも情報がどんどん増えていきそうで非常に楽しみです。
ところであの映像、どういう経緯で撮られたんでしょうか。学校側が評価だったり学習だったりのために記録したものだとは思いますが。
・上原歩夢の尾行の比較(アニメとアプリ)
上記でも触れた追跡エピソード、放映後に話題にもなっていましたが、アプリ版のスクスタでも「上原歩夢が幼なじみを尾行する」というエピソードが存在します(それ以上に「ストーカー」をトレンド入りさせていた方が話題になっていた気もしますが)。
アニメ版では
「当日もちかけたお出かけを1度断られ」
「ダメだとは思いつつもついお台場から水道橋にわたって尾行をし、途中から真実を暴いてみせる!と息巻き出す」
「いざ尾行対象に見つかったときには慌てて誤魔化す」
という感じでした。
アプリ版では
「数週間にわたり休日のおでかけを断られ(しかも理由はフワッとはぐらかされる)」
「何をやっているか今日こそ突き止めるぞ! と気合を入れてお台場から秋葉原まで追跡し」
「尾行対象が誰かと合流したのを見るやその場に突貫していく」
という感じです。
こうして要素を書き出してみると、アニメ版はスピード特化、アプリ版はパワー極降り型の尾行という感じでしょうか。尾行のカテゴライズができるスクールアイドルってなに?
色々と書きましたが、どちらにせよヤバくも面白いという部分は共通している感じがします。
ただこれが1期12話前のどこかで挟まれていようものなら視聴している筆者の胃が爆発してしまっていたでしょう。心が安定してる歩夢、ハラハラする要素が減った代わりにどんどん面白くなっていくな〜と感じています。
表情も柔らかくより豊かになっている感じがしてとてもかわいい。
以上、4話を観たオタクの感想です。
Aパートでめちゃめちゃに笑い、Bパートで真面目な気持ちになりつつも勢いだけのエチュードでまた笑い、Cパートで「うわぁぁとうとうそれか!!!」と、23分間みっちり感情のジェットコースターでした。これがA・ZU・NAランドのアトラクション……?
みんな真面目そうだったり大人しそうな顔をしておきながら実はブレーキをかける人間が誰もいないユニットが爆誕しました。
てっきり終盤でそのままライブにいくかと思いきや、新曲お披露目は次回へと持ち越しとなりました。ここで曲を出されたら与えられた情報のジャンルが多過ぎて頭がおかしくなっていたかもしれないので助かります。
そういえば最初のナレーションもしずくひとりでしたもんね。
ただユニット回が2回分というより、ユニットを絡めつつ菜々の生徒会長職周りの話とか栞子ちゃんの話とかを結構進めていく感じになっていくような気がしています。
アニガサキの2期、情報の織り込み方がすごすぎるから…。
とりわけ菜々のご家庭の問題(1期3話のスクールアイドル活動を親へ打ち明けられていなさそうな描写。書籍のRainbow daysでは自宅へ同好会メンバーを招いて勉強をしている描写がありましたが、どういう繋がりだと説明したのかは明言されていませんでした)は気になっていたところで、なおかつ例のCパートもあったことで「ど、どうなっちゃうの〜〜!!?」という気持ちです。
毎週こんな気持ちになっている。
話の展開も気になりますが、新曲の方向性も相変わらず読めなくて面白いです。
ヒーローショーやお面、風船を離してしまった女の子の笑顔を歩夢とせつ菜が守るシーンもありましたし、その方向かな……? と当たるか分からない予想をしつつ、来週を座して待とうと思います。
次回予告に一瞬出ていためっちゃクマのある黒髪の女性、誰かわかんないけど体調大丈夫かな……?
1期の感想はこちら
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