蛍光表示管はじめました!
はじめに
電子部品に関する投稿です!
先日、日本橋に電気屋巡りに行ってきました。
シリコンハウスで、面白いモノ(お買い得なモノ)を見つけました。
蛍光表示管(VFD)です。なんと、1000円でした(笑)
蛍光表示管について
蛍光表示管とは、レジのカスタマーディスプレイ(値段が表示されるところ)やオーディオの表示器、給湯機のリモコンなどに使用されている、表示器です。
最近までは表示器として主流でしたが、徐々にLEDや有機ELに置き換わりつつあります。
購入したものはFutaba社のものですが、Futaba社もVFDからは撤退してしまったそうです。
しかしながら、結構明るく、はっきりと表示されるので、なかなか便利なのではないでしょうか?650mAと電流は結構食いますが。。。
5V駆動なので、電源はスマホ用のモバイルバッテリーやUSBタイプのACアダプタを使用しています。
プログラムについて
購入した製品は、マイコンからSerial通信で文字列を送るだけで表示できるタイプで、非常に扱いやすい物です。
私はマイコンはarduinoというオープンソースの物を使っていますが、とても簡単に書き込むことができました。
しかしながら、20文字が2行の製品ですが、普通に文字列を書き込むと写真一枚目のように改行されて全文表示されてしまいます。
そのため、二行別々の文字列を表示させる場合は、1行目の文字列は20文字に切り取って表示させる必要があります。
2行目の文字列もカーソルを移動させて表示させる必要がありました。簡単に言うと、原点に移動した後、カーソルを20個ずらすという処理になります。
さて、単純に表示させるだけでは使いにくいので、スクロールプログラムを組んでみました。
方法としては、文字列が20字より長い場合(行からはみ出る場合)に文字列を切り取り、順番に1文字目から20文字、2文字目から20文字、3文字目から20文字・・・と表示させる方法です。
具体例として、「There Will Never Be Another You」で考えましょう。
①「There Will Never Be 」
②「here Will Never Be A」
③「ere Will Never Be An」
④「re Will Never Be Ano」
と一定間隔で表示させると、文字が流れていっているように見えますよね。
①の文字列のみ、長く表示させたり、文字列が全て表示された後、消灯する期間を設けると、より、身の回りの表示っぽくなる気がします。
おわりに
今後の制作物への組み込みを検討しています。
3Dプリンタも使えば、固定具の部品なども作れそうです!
もういくつか欲しいな(笑)
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