弱いから強くなれると教えてくれた。
強いと弱い。
強くなくていいよと誰かに言って欲しくて
ずっと生きてきたようなところがあった。
弱いと強いなら、わたしの担当は断然「弱い」にあると
思っていた。
だから、『強さの磨き方』という格闘技ドクターで
いらっしゃる二重作拓也先生のご著書のタイトルに
出会った時に、すこし遠くから眺めていた。
じぶんにとって対岸にある書だと思っていた。
そもそもわたしは「弱い」のだから「強さ」にたどり
つくまで百万年かかってもむりだって。
でもそれなりに生きてきて薄々感じてい