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記事一覧

ふたりになれない、ひとりとひとり。

ふたり。 ふたりは世界でいちばん最強だと 思っていた頃知ったフレーズがあった。 二人のた…

瞬間の幸せを、つかの間の永遠にして。#創作大賞感想

幸せという言葉をどこか敬遠しながら暮らしてきた ところがあった。 偽善じゃなくて、好きな…

創作大賞、ベストレビュアー賞受賞いたしました。

いま、ちゃんみなを聞きながらこれを書かせて いただいております。 この歌詞がメロディに乗…

母の呼吸をつないでくれる人たち。

書いている時って、すこしだけ 息を止めてしまっている時がある。 昔からの癖だ。 あ、今息を…

ガラスペンに恋をした夏。

書きたいことがあるから書くとかじゃなくて。 それが道具から始まるのって面白いなって 近頃…

ジェット風船、さみしさと愛しさとすがすがしさと。#創作大賞感想

若い頃からずっと家族という血のつながりが 上手くのみこめないまま、うやむやにした まま大人…

終わった恋の詩が教えてくれた、イタリア。

古いファイルを整理していたら、飛行機の チケットとかにまぎれていろいろな場所に 折り目のついた1000リラ紙幣が でてきたことがあった。 昔むかし、ほんとうに恥ずかしいけれど。 あるチョコレート会社が 「愛の詩を書きませんか」という募集を していた。 うっかりそれに応募してみたら、 イタリア旅行のご褒美をもらったことが あった。 今さっきその詩を読み返したら、びっくり するぐらい赤面モノだったので、そっと 収納ケースの奥にしまっておいた。 10名の

ChatGPTに『舞いあがれ!』の恋歌を頼んでおいた。

新しいものに対して、ちょっと距離を 置きたいと思う性質なのです。 だから、あのチャットGP…

物語は誰のものになってゆくんだろう。

一日を終える時、まだ何か大事なことを し忘れていた気がする。 それはとても大事なことなの…

Twitterのタイムラインに、逃げていたあの頃がよみがえる。

Twitterのタイムラインに映画の プロモーション 「そして僕は途方に暮れる」が 流れてきた…

ひとりぼっちじゃない短歌の言葉たち。#舞いあがれ!

SNSに触れているといくつもの言葉が 過ぎ去ってゆく。 それがあたりまえだし、Twitterでは …

ここにいない誰かを想う、もうひとつの時間。#『旅をする木』星野道夫。

たったひとつの風景を思い出す時、 そこに流れているのは、 ゆるぎない風景への信頼だと思う。…

やんわり悲しみに満ちている、『カニカマ人生論』に出会えてよかった。#読書の秋2022

わたしはお笑いについてそれほど 明るくない。 ないのだけれど、時々とても欲している 自分…

生まれつきってだめですか?そんな気持ちをずっとがまんしていた。

決まりごとになかなかなじまない。 そういうものですというあれが 嫌で。 そうしなきゃいけない理由が 知りたくて。 抗えるところはささやかに抗ってきた ようなそんな気がする。 学校時代ってことばはわるいけれど 学校という建物の枠はちょっと檻の様で。 檻のなかも日々そのなかにいると 泳げるようになってくるもの だけれど。 その中にいるとそういうものだからと 飼いならされて行ってゆく。 わたしもかなり飼いならされたんだと 思う。 校則ってなんだろう?