2023年の活動領域

2022年末から2023年にかけて弊社のミッションを具体化しました。（こちらのnoteにまとめています）そのミッションに基づく2023年の重要な活動をまとめたいと思います。

1. Pre-seed investment

• 3号ファンド組成：2号ファンドのフォロー投資分を除く組み入れ完了が見えてきたので3号ファンドを組成します。海外投資家を含む海外籍のファンドになる見込みで新たなチャレンジとなります。

• ベンチャーキャピタリスト採用強化：1月から2名新たなスタッフがペルーで参画します。メキシコでの採用を開始し、コロンビア、ブラジルでも引き続き採用活動を行います。

• メキシコ拠点の強化：これまでベンチャーパートナーと連携してみてきたメキシコ市場ですが本格的に拠点を作ります。

• Kauffman Fellowsへの応募：ベンチャーキャピタルの教育プログラムで世界最高峰と言えるKaffman Fellowsへ応募します。競争率も高い狭き門ですし、費用も高いですが、まずは受けてみてどうなるか試す予定です。

2. Programs for entrepreneurs

• Startup Boost Lab：昨年ブラッシュアップを続けてきたスタートアップの資金調達力を高めるプログラム、Startup Boost Labの頻度を上げてより多くのスタートアップの支援に努めます。

• Meetups：コロンビア、ペルーで起業家と投資家をつなぐリアルイベントを今年も開催します。

3. Nurture underrated segments

• Startup Boost Lab Female Edition：女性起業家にフォーカスしたStartup Boost Labも開催頻度を高めます。

• エクアドルでのMeet Up：1月にエクアドルのエコシステムを訪問し、現地起業家と対話をして貢献余地を確認します。

• Wondertechの継続開催：22年10月にコロンビアで開催した女性起業家向けのプログラムWondertechを今年もより一層大きな規模で開催します。コロンビア以外での展開も行います。

4. Cross boarder ecosystem networking

• Tsubasa2023：JICA-IDB Labが主催する中南米カリブ地域の社会課題を日本のテクノロジーで解決するプログラムの実行部隊として中南米カリブと日本のスタートアップエコシステムをつなげる活動を継続します。

• コロンビアミッション：2023年6月22日のコロンビア　ボゴタでのミートアップイベントを軸に日本から起業家、投資家を招いてコロンビアのエコシステムをご案内します。

• LATAMスタートアップフォーラム in Tokyo（仮称）：ラテンアメリカの起業家を日本に招き、日本の投資家・起業家と対話する機会を提供します。

• 日本企業からのインターン受入：日本企業からインターンを受け入れ、ラテンアメリカ情報発信強化やエコシステムを繋ぐ活動を加速します。

• クーリエ・ジャポンでの連載：クーリエ・ジャポン編集部からお声がけ頂き「海外進出に興味はあるが、まず何をしたらいいかがわからないビジネスパーソン」向けに連載を開始します。

5. LATAM pre-seed startup database：

中南米6か国の30強のアクセラレーションプログラムの参加スタートアップのデータベースを現地スタートアップと連携したい企業や投資家向けに提供します。