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#091 マルチエンディング【Vo.モチダ】

『女神転生』というゲームのシリーズがありまして、
自分はこのゲームをほとんどプレイしたことはないんですが
最近非常にお話のファンになってきています。

ざっくり内容説明すると、天使と悪魔がモメていて、
そこに人間が絡んでくようなお話なんですが、
だいたいその流れで、とりあえずほぼ毎回東京は滅びます。

そんなディストピアな状態で自身が何を選んでいくのか、
といったところが重要なゲームなのですが、
大概エンディングの分岐が選択次第で大きく分けて4つあります。

ひとつは天使の側につくルート。
これはロウルートと呼ばれていて
秩序とかルールを重視するルートで
そこさえ守ってれば救われるけど、
それを破るような奴は全員ぶっ殺しますよってスタンス。

ひとつは悪魔の側につくルート。
こちらはカオスルートと呼ばれていて
逆に自由を重視するルートで
自己の責任の中で選択は自由だけれど
その分弱者は全力で虐げられるし搾取されます。

もうひとつはニュートラルルート。
その中間をいくルートで天使にも悪魔にもつかず、
自身の判断で新たな道を模索する感じ。
だいたいここが正規のエンディングになることが多いです。

最後は中間を行くことの派生というか、
そのシリーズによって名前もまちまちでもあるのですが、
そのどれも選ばないというか、
天使も悪魔も人間も皆殺しにしてみたり
今まで一緒に戦ってきた仲間を裏切ったりするルート。

個人的に自分は他人に判断をゆだねるのがあんまり好きじゃなくって
大事なことは自分だけで決めたいなあと思うたちではありまして。

ゲームの中で、途中まで一緒に戦っていた仲間の中からも
諸々の選択で離脱したり、敵になったり、あるいは死んだりと
最後まで一緒に戦ってくれる仲間は少なかったりするんですが、
彼らもそれぞれ自分の選択に準じて道を選んでいくわけです。

その辺りのドラスティックさというか
そういった手触りが僕は非常に好ましいなと思っています。

信じるものが何であれ、
それが善でも悪でも、
まあ選んだ道で歩くしかないのではと。
そんなことを思います。

とかくウチのバンドで言えば
全体的にカオス寄りの思想の持ち主が多いような気はしますが
※若干ノドがロウ寄りではあるけど、彼の法律も少々独特なのであまり考慮しない事にします。
パーティーを組んで戦えているうちは
がっちり手を組んでやっていきたいと思う所存です。

物語はどこへ進むのか。選択の行方はどこにゴールするのか。
そういったことを想像するのもまた一興かなと。

ま、誰か死んだらまたちょっと考えます。

それではまた。

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