#136 夏の始まり【Gt.Fu-ki】
さて、6月です。雨の日が多く、飲食店としては中々に厳しい季節ですが、梅雨が明ければ夏が来ると、期待が膨らむ時期でもあります。
特に今年は全てのイベント事がコロナ以前と同じように行われ、街に活気が戻ってきている。来月に向けての熱量が溜まっているのだなと。
ざっくりとした肌感覚を言語化するのであれば、服装であったり、呑むお酒の種類であったり、深夜に町を徘徊する人間の多さだとか、パトカーの出動回数だとか。そんな所から感じ取っている。
そしてそんな感覚を信用するのであれば、実はもう夏が始まっています。
2022年の夏の陣は大変でした。コロナになったり痛風になったりしましたが、それ以上にゴタゴタが多かった。面倒事が片付いたのは9月の後半になってからだったと記憶してます。
イベントがあればそれに伴い後始末もしなければならないので、夏はどうしたってバタつくしゴタつく。逆説的にバタバタしだしたら夏の訪れだとも言えるわけでして。
こちらは言語化が難しい肌感覚ですが、面倒事や厄介事の気配がもうしている。まだ6月が始まったばかりですが、バタバタしてるし、不安要素や不穏な気配がそこかしこに見え隠れしている。
お酒や食品の値上げに伴い、対策を考えたりしてお店関係でバタバタしてます。バタバタしっぱなしです。3ヵ月毎に値上げされちゃあ、やってられんのです。
バンドとしては8月の主催に向けてなにかとバタバタしている。演者は固まっているので問題ないけれど、作曲したりスタジオの予定をすり合わせたり、バタバタです。
何かとバタバタしてるのは事実で、それは夏のイベントだとか値上げだとか、業界がウォームアップを始めているだけの事で、当たり前なのです。
しかし、そこだけではない。なにかとトラブルが起きたり、あちらこちらで小さなボヤ騒ぎがあって、ちょいちょい火消しに走っている。
少し気が早いようにも思えますが、面倒事に類する夏の気配がチラチラしているので、僕の夏が始まってしまったようです。
2023年、きっと長い夏になるでしょう。
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