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#140 俺の音楽遍歴【AG.Nodo】

先日。個人的なアコースティックイベントを開催したのだが、そこに自分の“音楽の師匠”が遊びに来てくれました。その人はミュージシャンという肩書きではないんだけれども、本当に色々な音楽を教えてもらいました。最近を活動を再開する“倉橋ヨエコ”さんも彼から教わったなぁ。

喉の音楽を作ったのは、間違いなく師匠のおかげである。もちろん他にも色々聴いて来たのだが、今日はちょっと自分の音楽遍歴でも書いてみようと思う。

幼少期:
最初に買ってもらったCDは覚えていないが、確かゲームのサントラだった気がする。“ロックマン”か“FF5”かな。音楽には全く興味がなく、ゲームばっかやっていた(それは今も変わらない)

ただ、両親から無理矢理“クラシックギター”を習わされていたので、楽器に触れる機会は早かったと思う。高校受験の時まで、習い事は続けていた。

学生時代:
高校二年の頃、周りでバンドブームが起きた。
“GLAY”、”L'Arc〜en〜Ciel“、”LUNA SEA“がオリコンを賑わせていた時代だ。周りの友達がギターを始めてバンドを組み始めていたので、俺も何かやるか〜と思い、“hide with spread beaver”のロケットダイブをアコギで練習していたりした。

ギターの人口がやたら多かったため、自分は足りないパートを埋めるため、ドラムやベースを担当することになり、そこで“BLANKEY JET CITY”や“THEE MICHELLE GUN ELEPHANT”に触れることになる。

20代:
卒業後は夜勤のバイトをしながら、学校以外の連中とつるむことが増えた。新しい人間関係、新しい恋人が増えるたびに、知る音楽も増えていった。
いわゆる“ヴィジュアル系”と呼ばれるバンドや、“アングラ”と称される表現に出会ったのも、この頃だ。

コピーバンドとしては“SIAM SHADE”や“DIR EN GREY”をやっていたかな。オリジナル曲を演奏するバンドを組んで活動も始めた。そうして師匠に出会った。

“The Beatles“を初めてちゃんと聴いた。
”遠藤ミチロウ“や”INU“の格好良さに痺れた。
”Queenadreena“のケイティが俺のアイドル。
他にも色々あるが、特に記憶に残っているのはこの辺りか。

30代:
この頃はもう”喉“という名前で活動をしているので、知っている人も多いだろう。この頃ハマっていたのは”ボーカロイド“だ。様々なPの音楽に触れたが、一番は間違いなく”ピノキオピー“だ。世界観のどハマり具合に圧倒された。これ、自分がやりたかったことなんじゃねぇか?と初めて思わされた。

そして40代、今に至るわけだ。
結論、ただのミーハーであると自分は思っている。
音楽活動も10年を越えて、共演のアーティストにどハマりしたり、最近流行ってる音楽に飛び付いたりと節操ない感じだが、もし自分が一本筋の通った「これが最強だ!」みたいなジャンルに固執していたら、今の活動は出来ていなかったと思う。

どれもエエ。
表現の価値に差異はない。
あるのは数字だけ。

しかし、こんなミーハーな自分が未だに飽きずに音楽を続けていることを思うと、やはり音楽は良い、表現は良い、ということだ。

まさに、”冥利に尽きる“な。
それではまた。

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