見出し画像

#066 運動会の思い出【Vo.モチダ】

お疲れ様です、モチダです。

今月のコラムテーマが『運動会の思い出』ということで、いつも通り残量の乏しい思い出を掘り返してみようかと思います。

現時点で立ち返ってみると、自分の覚えている運動会の時期の自分の両親の年齢というのは、今の自分とそれほど変わらないなと思いまして。

例えば小学校の時の思い出。
僕が10歳前後だとすると両親は35歳ぐらい。我が家では暗黙のルールのようになっていたんですが、運動会のお弁当=からあげとエビフライと決まっていましたが、ただそれを当日の朝に準備すると考えると、まあ面倒くさい。どっちも揚げ物だし。ガキどもは馬鹿みたいに量食うし。それをわざわざ作ると考えると、正直自分はやってられないなと思います。

次、中学の運動会。というか体育祭ですね。僕が13~15歳と考えると両親が40手前くらいでしょうか。保護者の観覧があったかどうかは定かではないんですが、その時に父親の言っていたセリフで妙に印象に残っているものがありました。当時自分はバスケ部に入っていたんですが、自分が一年生の時の三年生にそれなりにやんちゃな人たちが多くて。特に体育会系特有の縦社会に接し始めということもあってか、結構おっかながっていた覚えがあります。その中で体育祭があって、自分の部活の先輩たちが、まあいい具合に暴力的な棒倒しだのなんだのの競技に出ていて。やっぱおっかねえなーと思っていたんですが、その時に父親が「あいつらかわいいな。」と言っていたのが妙に印象的で。

その当時は「何言ってるんだ。」と思いもしましたが、たしかに今の目線で見てみると、つっぱった感じの中学三年生が殴ったり蹴ったりしながらの棒倒しをしていると考えると、まあかなりのほっこりイベントだよなと思います。

まあそんなこんなで、最近は子供の時の記憶をたどってその時期の親の目線でものを考えてみるという遊びをたまにやってみています。選択としては似通ったものを選ぶ時もあり、自分ならそうはしないだろうなと思うこともあり。それなりに楽しい遊びなのではないかなと思っています。ただまあ人として比較するのであれば、とりあえずまっすぐ育ったかは別として、一応自分と弟は成人まで死なずに育てきったわけですから、正しい人たちでは決してないけれど、俺よかだいぶマシだなという結論にはたどり着きます。

今後巻き返しの好機が来るのかは定かではありませんが、秋の夜長の思考遊びとしてはまあそれなりにおススメです。いろいろと娯楽は多いですが、たまには想像力を駆使してみるのもいいんじゃないかなと。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?