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#036 映像作品(音楽関連)について【Vo.モチダ】

お疲れさまです、モチダです。

今月のテーマは『映像作品(音楽関連)』ということで、我々のバンドで先日はじめてMVを作ったもので、全体的に意識が映像方向に引っ張られている次第でございます。

実際に作ってみて思ったのは、『数分の曲の映像を撮る』ということにかかる時間や労力が、想像していたよりもずっと大きいなあということ。
ただその分、音楽単体よりも『作品』が出来た実感があるなあと、個人的には感じています。

映像の編集はアコギのノドがやっていたんですが、特に彼は負担が大きかった分、諸々の感情もデカいのではないかなあと思っています。
制作中の彼のテンションの上がり下がりは明らかにおかしかったので、どこかで彼を見かけたらお菓子でも食べさせてあげてください。

作った映像は現在YouTubeで公開しているわけですが、よく言われる話ではありますが、一度外に出したものについては、どのように使っていただいても構わないんじゃないかなと思ってます。見流し上等です。
自分の普段の生活の中でも、何となく読んでいるマンガだとか、見るともなく流している映画なんかも、結構ありますしね。どう使うかは自由だと思ってます。
個人的にはそういう、自分の生活にうっすらと関わったエンターテイメントにも、作り手の思いだとか、良いものも悪いものも色々とぶち込まれているものなんだろうなと思うと、今更かもしれませんがなんだか面白いなと改めて思っています。

あとは今回のテーマの映像作品の話だと、自分が思い入れのあるものは、THE YELLOW MONKEY のSpring tourというDVDがありまして。20年くらい前の活動休止になる少し前くらいの作品だと思うのですが、まだ10代のころのモチダ少年が、人生を間違えるきっかけのひとつになった作品です。
『ロックとは?』とか、『バンドとは?』みたいなものを、憧れとおっかなさと、なんだかよく分からないワクワク感とともにぶち込まれた覚えがあります。

この文章を書くにあたって、久しぶりに見返してみたんですが、映像が粗いわ、お客さんの服の感じが明らかに古いわで、2021年の自分から見てツッコミどころがないわけではないのですが、熱量といいますか、当時の僕が心を揺さぶられたものが、そこには今でもあったような気がします。結構嬉しかったです。

まあ実際、作り手側がどんな思いであの作品を作っていたのかはわかりませんが、我々も何某かの作品を作っていくにあたって、感情に何かを残すに値するものを、尚且つコンスタントに、作っていきたいものです。

よろしければ応援していただけましたら、幸いです。

それではまた。

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