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#041 子どもの頃にやっていた遊び【Vo.モチダ】

おつかれさまです、モチダです。

BuzzWorks今月のコラムテーマは、『子どもの頃にやっていた遊び。』bassの夢さんがバトル鉛筆のYouTube動画を見ていて思いついたらしいです。

(最近アコギのノドが、夢さんの楽器の表記を“ base”と間違えてました。オンザ基地、ゆめひと。)

ご存知ですかね?バトル鉛筆。
ドラクエのモンスターが色々書かれてて、鉛筆の6面それぞれに『◯◯にこうげき、40のダメージ』とか書いてあって、それで戦うやつ。『オモチャは学校に持ってきてはいけない』的なルールの、網の目を見事にくぐり抜けて、小学生男子の間で爆発的に流行ったヤツです。

バトル鉛筆だったり、ボンバーマンだったり、オーソドックスなところで言えばそれなりに色々話したいこともありますが、今回は少々局地的な遊びのお話をひとつ。

自分の家は2人兄弟で、4つ下に弟がいて、子どもの頃はよくその弟と遊んでいました。弟にわりと喜ばれた遊びが、ガチャガチャの塩ビ人形を使って、自分が物語を作って弟がプレイする、人形劇版RPGツクールみたいなもので。

まず大概の場合、物語は座布団一枚のスケールから始まって。そこは城だったり、街だったり、島だったり、設定はその都度変えるんですが、そこから外の世界に冒険に出るわけです。

外に出ると敵役の人形が襲ってきて、当時ドラクエ5が流行ってたのもあって、倒すと仲間になったりするんですが、自分達の家にある人形の数も限られてるもので、絶対に敵のまんまのキャラとかも出てきて。後付けでどんどんキャラも設定も増えていくので、そのうち世界観がメチャクチャに。

悟空がガンダム倒して仲間にしつつ、キングギドラに捕まったパンダを助けに行く。的な。

冒険の行き着く先も、敵のアジトとか、洞窟とか、色々言うんですが、結局辿り着くのはもう一枚置いた座布団で。あと色々準備するのも面倒なので、それ以外の世界は滅んだ事にしてました。ディストピア設定、わりと便利。

ただ、後々親に聞くと、『◯◯で滅んだ世界』とか、『こいつら以外はみんな死んだ』とか、毎日のように兄弟で話していたのは、若干不安だったそうです。子育て難しいですね。

まあそんな遊びを繰り返してたんですが、家に充分な数の人形が揃う頃には、僕が飽きてしまって。足りない物を空想で補うことが面白かったのか、または単に少し大人になって、人形遊びが嫌になったのか、そんなこんなで僕らの遊びは終わっていきました。

子どもの頃好きだったものって、今の自分に繋がるものも結構あって。この話で言えば、今でも適当に作り話をするのはわりと好きだったり。

妄想や空想で遊ぶことも今はだいぶ無くなりましたが、あそこにあった広がりは、何とか活かしていきたいものです。

それではまた。

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