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#001 自己紹介【Vo.モチダ】

お疲れ様です、ボーカルのモチダです。

月に一度、
同じテーマでメンバー全員がコラム的な文章を書くことになりまして、
初回テーマは「自己紹介」だそうです。

そもそも「自己紹介」というものはあんまり得意ではないのですが
まあ良い機会なので少し進めてみようかと思います。

バンドマン。三十代。未婚。独り暮らし。猫三匹。
ざっと列挙してみても中々のラインナップですが
まあくじけずに続けていってみましょう。

このバンドを始める前は一人で弾き語りをしていました。
音楽を始めた当初は楽器も弾けないし、
バンドボーカル志望ではあったのだけど、
継続的なバンド活動は出来てなかった覚えがあります。

仕方なしに弾き語りでいろいろなところに顔を出してみましたが、
結果的に種種雑多、色々な人とお会いする機会がありまして。
現在のメンバーはその中でも、
技術的にはそれなり確かな人たちだと思ってます。
人間性は若干アレですが。

もう少し振り返ってみると、
歌を始めてみようと思ったのは父の影響が大きかったように思えます。
自分が子供のころ、両親は少々夫婦仲がアレで、
父はあまり家にいたくない様子でした。
ただ息子との時間は別途作りたかった様子で、
自分はよく近所のスナックに連れていかれてまして、
そこはいわゆる場末のスナックで、
おそらく父と似たり寄ったりな結構アレな大人たちがたくさんいて、
自分のような子供は珍しく、
大人たちのリクエストでカラオケを歌ったりすると
非常に受けが良かったのを覚えています。

もの凄くちっぽけなことではありましたが
普段自分が接している「子供だけの世界」とは隔絶した感覚があって
何か「大人の世界」のしっぽを踏んづけているような、
奇妙な感覚があった覚えがあります。
たぶん楽しかったんでしょうね、子供なりに。

まあそこから文化祭でバンドやったり、
割ときっちりボイトレをやってみたり
もろもろあって現在に至ります。

まあ「歌う」って事自体は誰にでも出来ることで、
「楽器を弾く」ことと比べるとだいぶ敷居が低いことだと思ってます。
その点で言えば、揃いも揃ってちょっとアレな
我らがバンドメンバーと比較しても、
数段敷居が低いことをやっているなあとは
まあまあ思っているんですが、
ただ、ボーカルというものの特性として、
「楽器を変更できない」ことが面白みの大きな部分だと考えてまして、
そのあたりがもう少し面白い感じになると
非常にアレだなあと思ってたりしています。

てなところでひとまず自己紹介に代えさせていただきます。
アレそうな奴らに囲まれた我らBuzzWorksではございますが、
どうぞよろしくお願いします。

ではまた。

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