失恋後、親戚に会った。


連休は父と祖母の家へ行きました。
別れる前から決まっていた予定で、目的は祖父のお墓参りと親戚の家へ行くことでした。

本当は行きたくなかったけど、祖母にあと何回会えるか分からないし…と思うとキャンセルすることはできませんでした。

父が職場から真っ直ぐ私の最寄り駅まで車で迎えに来てくれました。
失恋後、実家に泊まりに行った以来に会った父。
きっと心配だったのでしょう。たくさん話しかけてくれるけど、何も話したくない気持ちが強くてうまく返事ができませんでした。
「うん。」「そうだよ。」と反抗期のような態度しかできず、父は何も悪くないのに…と自己嫌悪でいっぱいになりました。

祖母の家に着くと、ひと回り小さくなった祖母が出迎えてくれました。
久しぶりに会う祖母は耳が遠くなってはいたけど、変わらず私の大好きな、おばあちゃん でした。
別れたことは伝えていませんでしたが特に何も聞かれることなく、夕飯を食べて寝床につきました。(父は別室)
その時に「内地に行くの?」と聞かれて初めて、「実は行かなくなったんだ。わたし振られたんだ。」と伝えました。
暗闇の中で、涙が止まりませんでした。

おばあちゃんは最初はびっくりしていましたが、
「あなたなら大丈夫だよ。」と優しく笑ってくれました。
それからは何か聞いてくることはなく、ただただいろんな話をして、眠りにつきました。

翌日、3人でお墓参りをしてから叔母の家へ行きました。
いとこや叔父夫婦も来ていました。
会って早々に「いつ行くの?」と聞かれて、説明せざるおえませんでした。
みんな最初は「嘘でしょ?!」と信じられないようでしたが、事実だと知って、私の代わりに憤慨していました。
きっとなんて言ったらいいか分からなかったはず。
でも変に励ましてくることもなく、ただただ寄り添ってくれました。

昼食後、いとこ2人と犬の散歩に出かけました。
「おじいちゃんが生きていた頃はこうだったよね〜」と懐かしんでみたり、
「○○お姉ちゃん31歳なの?全然見えない!」とハタチそこそこの男の子にお世辞を言ってもらったり。笑


ふたりとも私を励まそうとする気が全くないのを感じられて、逆に楽に話すことができました。
失恋後は会う人会う人に彼との話をしていました。その話題が今の私の全てだったから。
それがもしかして逆に自分を苦しめていたのかもしれない、とふと思いました。

別れ際、「○○お姉ちゃんはやく彼氏見つけなよ〜!」と言われて、「うるさいよ!」と言葉にしていました。
彼にとってはこれくらいの事。
私は重く受け止めすぎていたのかなぁ、と少し肩の荷がおりたのを感じました。


ずっと会っていなくても、血が繋がっているからか見えない安心感があり、友人と会っている時よりも楽な気持ちでいることができました。



帰り道、父と2人になるとやはり素っ気ない態度をとってしまいました。今週また実家に帰る予定があるので、その時はちゃんと素直になろうと思います。
自分が傷ついているからって人に押し付けるのは違う。反省…。


帰宅して1人になると、なんとも言えない安心感と寂しさが押し寄せてきました。
1人になりたくないのに、人といるとどっと疲れてしまう。
友人といても彼氏の話をされるとつい落ち込んでしまう自分がいるし、1人で居れば誰にも傷つけられることはないと思ってしまいます。

でも、勇気を出して親戚と会ってみんなのいろんな話を聞いて、いつまでも殻に閉じこもっていても何の意味も無いんだろうな…と思うことができました。


少しずつですが、閉じていた心を開いていけたらいいなと思います。



※全く関係ないですが、

先日、人生初の全頭ブリーチをしました!

どんどん色が抜けて明るくなったら私の気持ちも少しは明るくなるかな、という期待を込めて。笑

もちろん加工あり。


また書きます✍🏻

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