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気象庁の災害情報と連動した安否確認システム

安否確認・集計作業を完全自動化


 トヨクモ㈱(東京都)は、気象庁の災害情報と連動した安否確認システム「安否確認サービス2」を開発し、提供している。これは、緊急時の連絡・集計業務を軽減し、BCP(事業継続)・復旧を支えるシステム。
地震・津波・特別警報など、気象庁の災害情報に連動して安否確認メールを自動送信する。従業員は、自動送信されたメールのURLをクリックし、回答する。
 集計作業自動化のメリットは、災害時のパニック状態に人員を取られることなく、迅速かつ正確な集計結果を表示できること。対象エリアや災害規模を事前に設定することも可能だ。
 運送会社や物流企業がこのシステムを導入するメリットとして、まず自社のBCP対策があるが、荷主や協力会社もユーザー登録に加えることで、より強固な関係作りの提案材料としても使える。
 どんな危機的状況になっても事業を停止させない、あるいは停止しても早急に復旧させて事業への影響を最小限に抑えるための対策が、地震大国日本の企業に求められている。
同システムは導入社数3000社以上。30日間の無料トライアルも可能。

トラック運送業界の専門紙「物流新時代」には、
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