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”君の10年を力を尽くして生きなさい”

今日、勉強の合間にとある会社のホームページをみた。

僕がこれから大学院に行って光学を修めた後に順当に就職すると考えたら、選択肢に上がる企業である。
その企業を例として、多くの企業は工場や研究所を地方に持っているので、就職したら、地方での生活を余儀なくされる。

僕自身地方出身なので抵抗はないが、逆に都会に出てみたい気持ちが強くなってしまった。よく聞くのが、都会には都会の楽しさがある。でも僕はその楽しさを知らない。それが自分に合うかどうかを抜きにして、その楽しさを知ってみたいのが本音である。

僕は外部入学で東京の大学の大学院に行くので、来年度から2年間は東京。
大学院卒業後は、工場、研究所勤務だとすると、僕の人生で東京で過ごすのは大学院の2年間。

そう考えていると何かしらの焦りがこみ上げてくる。

このとき僕の好きな映画のワンシーンが思い浮かんだ。

それは、ジブリ映画の「風立ちぬ」で著名な設計家カプローニ伯爵の言葉。

「創造的人生の持ち時間は10年だ。(略) 君の10年を力を尽くして生きなさい。」

今日のことのみ考えながら生きていた自分にとてもこの言葉がとても刺さった。僕には時間がない。大学院での2年間なんて一瞬である。

2年後、自分に「君の2年はどうだったか?力を尽くしたか?」と問うたとき、自信を持って答えられる自分になりたい。

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