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ネット銀行いいですよ


本格的に貯金をはじめたいと思う方にお薦めしたいのがネット銀行です。

私が家族貯金をはじめるにあたって考えたのは、会社でいう経理の仕事を担うイメージを持ちました。
経理といえば、会社の中でお金の流れを把握してお金に関する処理を行う部署です。ということで、お金を管理し適切に処理するための軸となる銀行を決めました。家庭における毎月の会計処理は、家賃の支払いや、夫と自分への小遣いの振り込み、などがあります。これらの会計処理を担うのが家庭における経理役の仕事です。

そこで私が選んだメインバンクは、住信SBIネット銀行です。
サブ的に、三菱UFJ銀行も使ってます。では、なぜメインがネット銀行なのかというと大きな理由は、手数料が断然お得だからです。引き出し手数料や、他行への振り込み手数料のことですね。 大手メガバンクと比較して、ネット銀行は優位性があります。比較サイトなどで簡単にチェックできます。家庭における経理処理において無駄な支出を減らすことも、優秀な経理の仕事と考えました。

私は、本格的に貯金はじめるまで、引出し手数料って全然気にしたことなかったですが、これ本当に支払うの勿体ないです。
「とはいえ、大した金額じゃないしねぇ」と思ったあなた!
その思考こそが、銀行の思うつぼです!数百円という小銭なら、まぁいいかと思ってしまう人間の心理を利用して銀行は利益を得ています。そもそも、我々がお金を引き出すだけで110円って高いと思いませんか。
でも仕組みとして、手数料って預金から差っ引かれているので、感覚が鈍るのかもしれません。もし、ATMで現金を引き出す際に、手数料として110円入金して下さい、っていう仕組みだったら抵抗出てくる人も多い気がします。

UFJ銀行の時間外引出し手数料は、110円。コンビニATMの時間外手数料はもっと高くて220円とられます。
もし、月に一度コンビニATMで時間外利用したとしたと仮定すると、10年すると

26,400円を銀行の手数料に支払うことになります。

一方で、UFJ銀行に普通預金でアナタが100万円を10年預けると利息でいくら増えると思いますか? 
 
約550円です。 ※スーパー普通預金の年利率0.01%で計算してます。

利息と、引出し手数料の差がエグいです。

預金として預けていても、利息より10倍以上高い金額を「手数料」として失っている事実をスルーしてしまっては、貯金のスタートラインには立てません。そんなわけで、日常で現金を引き出す銀行は、ネット銀行がおすすめです。昨今はメガバンクでも、預金額に応じてATM引出し手数料無料の回数を増やすサービスが始まっていますが、他行への振り込み手数料については、ネット銀行が圧倒的にお得です。

ここまで読んでも、ネット銀行について「でもネット銀行って、なんか怖くて。使いこなせる自信がない。」と思われる方いませんか。そうか、そうでしたね。ネット銀行をはじめる前は、私もそんなこと考えていたようなもします!自分の預金が、ハッカーとか特殊詐欺団に盗まれたりしないか、的な心配ですよね。もちろん、そういった事件も実際にあるのでしょうけど、正しく対処し使えば良いだけの話です。

多くの人がネット銀行に感じる不安というのは、まだ経験していなことへの漠然としたものに過ぎません。考えてもみてください。インターネットを使えば、ネット犯罪に巻き込まる可能性はゼロじゃないですし、
外出して道を歩いていれば、通り魔に襲われる可能性はゼロじゃないのです。

それでも、みなインターネットを使い、外出はするでしょう?

何が言いたいかといえば、アナタが思う「なんか怖い」には根拠などなく、その実態は知らないものへの恐怖です。
まずは実際に触れて、使い方を知れば、あなたの強い味方となってくれます。

もちろん、自分の大切な財産を預ける銀行なので、セキュリティ対策はしっかりとるべきですが、どう対策したら良いかについても、ネット銀行のサイト内でしつこく紹介されています。しつこく、ですよ。

「不安だからやらない」ではなくて、「不安だから、誰かに相談しながらやってみよう」というマインドが大切です。


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