coffeeとshort story

「朝の街へ旅に出る」

夜の街はネガティブ思考になる気がする。
それでも仕事は片付けなきゃいけない。
私は昨夜のことを思う。眠れなかった。夜のせい。
夜の街に長くいすぎた。
仕事も片付いたし、朝の街へ旅へ出よう。

朝の街の公園の中にそのカフェはあった。
木の温もり、コーヒーマシンの音、パンの焼ける香り、ラウンジミュージック。
スマホを切って、PCから離れて、メールも放置。ゆっくりと小説を読む。
窓から外を見る。朝の街の人たちは朗らかだ。
散歩する犬とそっくりなヘアースタイルをした男の人。
ランニングをしているカップル。

やっぱり、朝の街に引っ越そうかな。