青春18切符で関門海峡まで行ってみた 2019年12月(その1)
記念すべき,初投稿!昨年の12月末に2泊3日で,青春18切符を使い一人旅で関門海峡に行ってきたことについて書きます.今回は1日目と2日目について書きます.
青春18切符について
みなさん,青春18切符はご存知ですか?青春18切符は毎年春,夏,冬(主に学生の長期休暇中)に発売されるものです.全国のJR線の普通列車,快速列車(特別料金が不要な列車)に乗り放題の切符です.1日乗り放題を5回分楽しめる切符で¥12050で発売されています.1日あたりでなんと¥2410で利用できるのです. 安い! 学生の長期休暇中に発売しているものですが,購入に年齢制限はありませんので,どなたでも格安でJR線普通列車の旅を楽しむことができます.
12月29日 (1日目)
朝9時 最寄りの駅(埼玉県)からのスタートです.上野東京ライン東海道線直通列車に乗り,ひたすら西に向かいます.熱海で静岡方面の普通列車に乗り換えます.JR東日本はここまでで,熱海から西はJR東海管内となります.ここから浜松までロングシートの旅!「魔の静岡区間」と呼ばれているそうですが,これも普通列車の旅の楽しみ方の1つだと思います.
途中静岡で降りて昼食をとりました.静岡駅の駅ビルは飲食店が多いので途中休憩にはお勧めです.
昼食休憩後,東海道線でひたすら西に向かいます.途中,浜松で普通列車 豊橋行きに乗り換え,豊橋から特別快速 米原行きに乗り換えました.浜松からは転換クロスシートなので快適!
米原からはJR西日本管内となります.米原で新快速 播州赤穂行きに乗り換えました.播州赤穂は兵庫県でも岡山県境に近いところです.滋賀県の岐阜寄りのところから岡山県の近くまで行くとはすごい長距離運転ですね.
21時ころ,相生駅到着.この日はここで宿泊しました.ほぼ移動のみの1日でした.
12月30日(2日目)
本日は相生駅(兵庫県)からのスタートです.山陽本線でひたすら西に向かいます.
7時26分発 普通列車 三原行きに乗りました.乗車した列車は,首都圏ではもう見られなくなった115系!
平成生まれでありながら国鉄車両好きの僕にとってはたまらないです!(首都圏では国鉄車両はだいぶ少なくなりましたが,武蔵野線で205系が来たらおっ!当たり!って思うくらい国鉄車両が好きですね笑)
停車中のブロワー音と重低音の爆音モーターを唸らせながら走行するのは"The 国鉄車両"という感じがして,旅をより一層楽しませてくれます.このような列車が近年減少しつつあるのは寂しいものですね.
115系の旅をしばらく楽しんでいると,糸崎に到着しました.ここで10時23分発 普通列車 岩国行きに乗り換えました.岩国行きの列車は227系という4年前くらいに登場した新型車両でした.227系と115系が並んでいるのを見るとなんだか孫とおじいちゃんという感じですね.
12時38分岩国に到着.次の列車まで時間があるので昼食をとることにしました.13時32分発 普通列車 下関行きに乗りました.下関行きは115系でした.山口県,岡山県はまだまだ115系が大活躍しているんですね.
16時49分 下関到着!ここから関門トンネルに向かいます.関門トンネルは人が歩いて通れるトンネルが整備されています.このトンネルを通ることで本州から九州に歩いていくことができます.
下関駅からはバスに乗り,「御裳川(みもすそがわ)」で下車しました.このバス停が関門トンネル人道の本州側入り口の最寄りのバス停となります.バス停の近くに壇ノ浦古戦場跡がありました.壇ノ浦の戦いは源氏と平家の最後の戦いです.ここには,平知盛と源義経の像があります.
壇ノ浦古戦場跡を見た後,関門トンネル人道に行きました.エレベーターに乗り,地下の人道に行きます.関門トンネル人道は全長780mとなっています.しばらく歩いていると,本州と九州の境界(山口県と福岡県の県境)の印がでてきます.
九州上陸!
関門トンネル人道を歩ききり,地上にでました.九州側から関門海峡を撮影するとこんな感じです.
地上に出てちょうどいいところに門司港駅行きのバスが来たのでそれに乗ることにしました.
門司港駅に到着後,門司港名物焼きカレーを食べました.写真を撮っておけばよかった...
焼きカレーを食べた後,お土産を買い,宿に向かうことにしました.この日は新山口駅の近くに宿泊することにしました.
門司港→(鹿児島本線)→門司(乗り換え)→(山陽本線)→下関(乗り換え)→(山陽本線)→新山口)という流れで宿舎に向かいました.
3日目は次回紹介します!
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