大人のオオカワヂシャ
駅に行く時に通る道の脇にある水路に、背の高い草が生えていて、薄紫色の小さな花を咲かせていました。
最近、そこを通りかかるたびに、何かなぁ?って思っていました。
一昨日散歩の時写真を撮り、帰ってから、撮った写真を拡大してみて、なんか見たことある花だなぁって思いました。
モヤモヤしたまま半日過ぎて、突然思い出しました。
この記事です。
2年前にこの記事を作っていて、この時この花を見ていたのでした。
この植物は、成長した大人のオオカワヂシャでした。
2年ぶりの再会でした。
いく本かの濃い紫の筋がある、薄い紫色の小さな花です。
1メートル近くに成長して大きさは全く違いますが、間違いなくあの時見たオオカワヂシャの大人でした。
前の記事が、3月半ばなので、2カ月足らずのうちにこんなに大きくなるみたいです。
小さな紫の花がたくさん集まって、初夏の柔らかな光の中に輝いて見えました。
同じ時期には、同じ花が咲く。
普段、あたり前だと思っていますが、本当はすごい自然の仕組みです。
このことに気づくと、人間もまた、自然の営みの中で行きている存在であることに思いが至ります。
久しぶりにオオカワヂシャに会って、何だか知り合いに会った気分でした。
「またお会いしましたね。大きくなられましたね」って、心のなかで声をかけました。