XmasSALE！&拡張版！？ ｢箸より重いものを持ったことがねえ！｣ Yeah！
ぺりやボードゲーム店からのお知らせ
このたび、かねてよりずっとお声掛けしてくださってて、大変お世話になっていますボドゲーマ様が「クリスマスセール」を開催するとのことです。
ぺりめにも、箸より重いものを持ったことがねえ！をセールしたいと思います。
ちょっとだけお求めやすくなりますので、この機会にぜひご検討くださいますと幸いです。
年末年始前にみなさんのお宅で楽しんでくださいませ～！
「箸重」ですが、なかなか広報できずに歯がゆい想いをしているゲームでもあります。
というのもこのゲーム、コロナが蔓延し始めたばかりのゲームマーケットでロールアウトの予定でした。
そこからなんとかWEBを使ってプロモーションしては見ましたが、魅力を十二分に伝えることはできておりません。実際にプレイしてみてください、と言うのは簡単ですが、プレイするまでのハードルは高く険しい。
動画などを活用して、プレイするまでのハードルってやつを低くしたくとも、コロナで友人と集まることができず。こういう個人制作のゲームは制作者みずからがプレイした姿を見せねばならないのに。
ボードゲーム会と呼ばれるものに顔を出すこともニガテで、そういうコミュニティに属せていないため、身内を集めて動画撮りますと言っても、やっぱり「難しいなあ」で終わってしまうんですよね。
だからいつか、ひとりで4人分に分身してプレイしている姿を「お見せする勇気が湧けば」動画にしてみたいと思いますので、生温かくご覧ください。
もうちょっと話しますとこの「箸重」、難易度が高いんじゃないか？
クリアできるバランスなのか？というお声もいただくことがあります。
（少流通ですが、プレイしてくださった方がいらっしゃるということです。ほんとうにありがたい話です。うれしすぎて涙が出ます。）
その声にお応えしますと、難易度は「高い」です。
ここは「協力ゲーム」としている点で、はじめのゲームデザインから何度も挑戦していただきたい、高い壁だからこそ何度かのぼっていただきたい、と願ってのものです。
4人で協力してプレイすることができるゲームで、難易度が「易しい」だと、一度遊ぶとなんだこんなもんかと飽きられやすくなってしまいます。
針の穴を通す「読み」と「運」を手中に入れたプレイヤーが「クリア」の快感を得られるようにしました。
ただこれはストレスを感じやすくなってしまいます。
「やり込み系ゲームプレイヤー」ならトライアンドエラーという行為自体を楽しめる。という感覚は何となく共感していただけるかなと思います。ファミコンなどレトロゲーと呼ばれるＴＶゲームには「これ、ほんまにクリアできるんか！？」という理不尽ゲーが多数存在しました。ああいうゲームは、クリアしたときの快感って中毒性高いと思いませんか？
「箸重」はそんな「クリアの喜び」を味わってほしくて、制作されました。
自分だけじゃない⇒仲間とゴールを目指さねばならない⇒乱数も絡んでくる⇒詰み手を何度も見ることになる
こんなにストレスのかかるゲームは少ないのかもしれません。
昨今のＴＶゲームやスマホゲームでもそうですよね。
チュートリアルが豊富で、時間をかけずにレベルが上がる方法も充実。
随所で詰まらないように、ヒントや導線が明確にしてある。
そういうデザインのものが多く、そういうゲームを好む層も幅広いです。
ゲームの中でまでストレスを感じたくない。
そう思うプレイヤーが増えてきている事実は否めません。
けれど、ストレスのないゲームはゲームにあらず。とも思うのです。
思うのです、が、あまりにクリアできないという辛酸もなめ続けたくはないものですよね。わかります。
バランスが悪かったかもしれません。
制作しながら反省する部分も多々ありました。
けれど協力ゲームとしてのこのゲームは、難易度的にも完成しています。
「完成版」だと自信を持って言えます。
しかし逆に、手の入れようがないとも言えます。
制作面でこのゲームにしてあげられることが、ぺりさんにはもうありません。
なので、発想をひっくり返すことにしました。
たぶん、おそらく。
きっと、十中八九。
箸より重いものを持ったことがねえ！
拡張キット制作開始します！！
まだなんも決まってないので、詳細はまた後日。
というのは味気ないので、ちょっと考えていることなどを備忘録。
・拡張という表現が間違っているかもしれないくらいの、システム変更となります。
・協力ゲームではなく、対戦ゲームになります。
・クリアする喜びではなく、クリアさせない喜びに転換されます。
・拡張版は追加キットでの販売となる予定です。遊ぶには拡張版と従来版の両方が必要です。
・従来品との同梱版も販売の予定です。
ですので、現流通品が売り切れたら、拡張キットが出るまで従来版の販売はストップします。
販売時期は本当に見通しが立たないので、首を長くしていてくださると幸いです。
そもそも、拡張版というのは好評を受けたゲームが制作されるものだとは思います。
正直、流通に苦しんだこのタイトルが、何をもって拡張なのか。
と言われても然りです。
ですがこのゲームもまた、日の目を見れなかった切ないゲームなのです。
あの日、守ってやれなかった。救ってやれなかった子なんです。
なんとか救ってやりたい。
陽のもとに出してやりたい。
その一心で、制作に取り掛かろうと思います。
苦難の道になるかもしれませんが、とりあえず走ってみます。
ちょっとでも気にしてやってくださいますと、泣いて喜びます。
制作状況はここか、ぺりグか、Twitterでお知らせます！
コツコツ書いてます。ボドゲ、ブログ、ノベル書きます。気にしてくださると励みになります🤗