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【F1海外記事翻訳】アルファタウリ:マイアミのアップデート【formulapassion_2023/5/9】

アルファタウリ:マイアミのアップデート【formulapassion_2023/5/9】
formulapassion.itにF1角田裕毅選手関連の記事が公開されておりましたので、翻訳し紹介します。
翻訳は筆者の意訳も含まれており、原文の意図を逸脱した文章である可能性もあり、十分にご留意のうえあくまでもご参照程度にご覧ください。
本件は特に、原本がイタリア語であり、訳者のイタリア語への理解不足から誤った翻訳がある可能性があることをお詫びするとともに、もし決定的な誤りなどがありましたらご指摘などをコメントなどでいただけますと幸いです。

参照元

ファエンツァを拠点とするチームが3戦連続でアップデートを実施、フロントウイングとリアビューミラーを新調した。 by CARLO PLATELLA

Pubblicato il 09 Maggio 2023 ore 08:30

コンストラクターズランキングの面ではイタリアチームに軍配が上がらないが、アップグレードでアルファタウリは、ジョディ・エギントンが2022年よりも一貫したアップデートの計画を発表したシーズン開始時の約束を果たしている。実際、メルボルンとバクーでは、AT04のボトムエンドと低負荷空力の再設計という、最も重要な新機能がデビューしていた。一方、マイアミでは細かいアクセサリーのディテールが登場し、マシンの開発における最初の大きなステップを洗練させることに成功している。

新型リアビューミラー

マシンの中央には、ビスターのエアロダイナミクス部門がウイングミラー用の新しいフェアリング(空気抵抗を減らすための機構)をデザインした。下部に2枚目のフラップが登場し、2018年にフェラーリがミラーに初めて導入した低ドラッグの形状を再現している。ダブルスクリーンは、ミラーから発生する航跡を小さくし、全体の空気抵抗の増加への寄与を低減する。したがってアルファタウリは、初期設計の主な欠点の1つである空力効率に目を向け続けているということになる。

リアビューミラー 引用元:https://www.formulapassion.it

フロントウイング

フロントウイングでは、ハース、レッドブル、メルセデスといった競合他社からインスピレーションを得ている。垂直エンドプレートの隔壁の内側には、小さなフラップが追加され、ストリームの発生器として機能し、空気の流れを活性化させる。その目的は、特にウィングの中央部分における流れの損失を減らし、より高いエネルギーの気流をボトムに落とす部分とカウルに流す部分に送り込み、空力的な負荷の発生を改善することにある。

フロントウイング 引用元:https://www.formulapassion.it

アゼルバイジャンGPで期待された成果を上げたアルファタウリは、一転してマイアミの舞台で苦戦を強いられた。今回のイタリアチームは、ファクトリーで用意されたセットアップがサーキットでのテストでは間違っていることが判明したため、その代償を払うことになってしまった。チームは、解釈の難しいマイアミのコースとアスファルトの上で、週末の成果に向けてゼロから組み立てなおさなければならなかったのである。2週間後のイモラでは、地元の応援を受けながら挽回を目指すことになる。

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