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【角田裕毅関連記事翻訳】リカルドとシューマッハはアルファタウリの問題に含まれていない【f1-insider_2023/5/12】

リカルドとシューマッハはアルファタウリの問題に含まれていない【f1-insider_2023/5/12】
f1-insider.comにF1角田裕毅選手関連の記事が公開されておりましたので、翻訳し紹介します。
翻訳は筆者の意訳も含まれており、原文の意図を逸脱した文章である可能性もあり、十分にご留意のうえあくまでもご参照程度にご覧ください。
本件は特に、原本がドイツ語であり、訳者のドイツ語への理解不足から誤った翻訳がある可能性があることをお詫びするとともに、もし決定的な誤りなどがありましたらご指摘などをコメントなどでいただけますと幸いです。

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プレッシャーを受けるニック・デ・フリース:だが、ミック・シューマッハとダニエル・リカルドは恩恵を受けられないだろう

Ralf Bach | 12. Mai 2023 , 12:44 Uhr

ここ数日、人気の高いオーストラリア人ドライバー、ダニエル・リカルド(33)のF1復帰の可能性について、さまざまな憶測が飛び交っている。マクラーレンから解雇され、現在はレッドブルのリザーブドライバーを務めるリカルドが、オランダ人のニック・デ・フリース(28)の後任として、レッドブルの姉妹チーム「アルファタウリ」に移籍するかもしれないと報道されたからだ。このような噂が立つのも、最初の5レースが終わった時点で、デ・フリースが満足のいくパフォーマンスを発揮していないからである。

レッドブルのチーフアドバイザーであるヘルムート・マルコ(80)は、『F1 Insider』に次のように語っている。「次の3レースでは何も起こりません。デ・フリースと話しましたが、彼も我々と同じ意見でした―― 彼は改善しなければなりません。チームメイトで素晴らしい仕事をしている角田裕毅との差が大きすぎます。サッカー選手の言葉を借りれば、"ニックはイエローカードをもらったが、まだレッドカードはもらっていない"というところでしょう。彼が改善すれば、ドライバーの交代は問題ありません」

しかし仮にそうなったとしても、リカルドのこととは関係ないようだ。「最悪の事態に陥った場合、私たちは若い才能のプールに頼ることになるでしょう。具体的には、リアム・ローソンと岩佐歩夢のことです。リカルドはその対象ではありません」とマルコは言った。

背景:ニュージーランド人のローソンと日本人の岩佐(ともに21歳)が、下位カテゴリーで好成績を収め、センセーションを巻き起こしている。ローソンは日本のスーパーフォーミュラに、岩佐はフォーミュラ2に参戦している。

ミック・シューマッハもここでは問題視されていない。
マルコ:「彼はメルセデスのドライバーであり、我々の計画に名前が上がることはありません。したがって、彼の責任を負うのはトト・ウォルフの側にあります」

背景:ドイツのレース界のレジェンド、ミハエル・シューマッハの息子は、ハースチームを離れたあと、メルセデスの代役ドライバーとして活動している。Sport1の情報によると、チームのボスであり株主でもあるトト・ウォルフは、彼のF1へのカムバックについて、サポートを十分に行うと約束したとのことだ。

ウィリアムズにチャンスが訪れるかもしれない。伝統あるイギリスのチームであり、メルセデスのエンジン顧客でもあるこのチームは、新人のローガン・サージェント(22)のパフォーマンスに満足していないようだ。このアメリカ人選手は、候補者としては不安定な位置に立たされている。ウォルフは現在、ウィリアムズのチームボスであるジェームズ・ヴォウルズに、ミック・シューマッハにカムバックのチャンスを与えるよう説得しているところである。

関連情報: トト・ウォルフのもとで9年間メルセデスの戦略責任者を務めたヴォウルズは、オーストリア人のメルセデスF1ボスの最側近の一人とみなされている。

ただひとつ確かなことは、デ・フリースもサージェントも、イモラ、モンテカルロ、バルセロナと続く3つのレースで、自分の良さをチームに納得させなければならないことだ。そうして初めて、2人のパフォーマンスについて見直されることになる。それができなければ、ウィリアムズのミック・シューマッハやアルファタウリのローソンにとって、最初のレースは6月18日のカナダGPとなるだろう。

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