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無声映画上映会 すまいる座~みんなで感じて笑いましょう~ 楽士のつぶやき

追記 マツダ映画社より以下のような情報が公開されました。

Xより転載


2024年1月21日(日)の福島県 須賀川市 無声映画上映会 すまいる座~みんなで感じて笑いましょう~にご来場予定の皆様、はじめまして!無声映画楽士の坂本真理です。

イベント概要

 無声映画上映会 すまいる座~みんなで感じて笑いましょう~
無声映画上映会 すまいる座~みんなで感じて笑いましょう~

弁士/澤登翠に代わり 代演 山内菜々子、尾田直彪

演奏/坂本真理

料金/ 1,000円(前売)

[問] 仁井田コミュニティセンター 0248‐88‐1005


2024年1月21日(日)の福島県 須賀川市 無声映画上映会 すまいる座~みんなで感じて笑いましょう~にご来場予定の皆様、はじめまして!無声映画楽士の坂本真理です。

活動写真弁士

活動写真弁士については、プロの方は数名、希少!など、こちらの会場に足を運ばれる皆様もいろいろ予習をされていることと思います。澤登翠先生と言えば、トップ・ザ・トップ!そして七色の声は、本当に実際におひとりで演じられているとは思えないほど、スクリーンから自然に湧いてでているように思えます。私がこれまで客席で拝見させていただいた作品の中でも、女性主人公の少女時代〜成人〜老齢と変化をされるのに声がちゃんと変わっていかれていたり、例えば「キートン」が主演作品はたくさんあるのですが、どの作品のキートンも「澤登先生の標準のキートン」の声質というのが、しっかりと確立されていて、その物語ごとにバリエーションで役所でアレンジされています。

言わずもがなですが、もちろん、女性である澤登先生が、男性の声も、女性の声も、ぜんぶ担当をされます。老いも若いも幼いも自由自在!まさに神業です。声色(こわいろ)の技の匠、調べ抜いた秀悦な台本、メロディのような昔懐かしい名調子、美しい日本語など、とても魅力は書ききれません。

詳しくは、#カツベン #活動写真弁士 #弁士  などでチェックをしてくださいませ。

追記 今回、代演されるご両者は、ともに澤登翠門下の弟子にあたります。私とも何回も共演経験もあり、仲間としての意識もみんなで持ち合わせています。澤登先生の回復を祈りつつ、力をあわせていく所存です。

楽士

さて、では、「弁士」に対して、音楽を担当するのは「楽士」と呼ばれています。「楽士」の代表といえば、楽団「カラード・モノトーン」。1994年に結成されて、澤登先生とも長い間コンビネーションを組まれていて、私も毎年暮れの新宿紀伊國屋ホールでの「澤登翠リサイタル」での大編成の楽団伴奏による活弁上映を楽しみに通わせていただいています。

カラード・モノトーンさんの他にも、年間に何本もの作品上映に関われている「楽士」さん、「無声映画伴奏家」「無声映画ピアニスト」もいらっしゃいますし、企画イベント時にバンドが演奏をされることもあるようです。活弁がつかずに、欧米流に音楽のみの上映も多数行われています。

私の日本語の感覚なので、専門の方からすると間違えがあるのかもしれませんが、「楽士」という言葉は、「弁士」と対のような気がします。

わたしについて

無声映画の伴奏のお仕事では、はじめて福島県で演奏させていただきます。西郷市で文化庁派遣芸術家として主宰する民族楽器の「楽団ぺとら」の学校公演演奏、南会津で「でんでらキャラバン」にて、リトミック&楽器製作の「リズムクエスト」で、ご縁が繋がったことがあります。

さて、ここで自己紹介をさせていただくと、私はかつて東京・国分寺で私立「むらさき幼稚園」の園長を長年勤めつつ、主にこどもむけのレクチャーコンサートの活動の二足の草鞋をしていたのですが、2016年幼稚園閉園退職後に「むらさきmusicラボ」を設立し、現在は「音楽を教える活動」「打楽器をつくる活動」「打楽器演奏」「無声映画伴奏」などの活動をしています。音楽一家に育ち、音大での専攻は「リトミック」です。
私が無声映画楽士になったのは?Spotifyインタビュー

むらさき幼稚園、むらさきmusicラボと屋号「むらさき」を継承しています。地元では、「坂本さん」ではなく、「むらさき」さんと呼ばれることもあります。「むらさき」という屋号は、むらさき草:国分寺市には、「武蔵国分寺史跡跡」がある「万葉の里」に由来しています。〜あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る/額田王 巻1-20〜

万葉集

楽譜なし 即興演奏

無声映画の伴奏形態については、伴奏者によってそれぞれなのですが、楽団による演奏では、指揮者や楽譜もあり、現場ごとに、作曲者ごと、演奏メンバーによって異なると思います。

ピアノだけ、シンセだけ、三味線のみなど、演奏者がひとりの場合も、1時間くらいの映像時間の量の膨大な量の楽譜を自作や他作品のモチーフからアレンジしたもので書いて用意をされる方もいれば、まったくの即興演奏で挑まれる方もいるでしょう。

私の場合は、楽譜はなしでの即興演奏ですが、時代様式の研究と奏法の稽古期間ももちますし、それに寄り添った自作のモチーフを組み合わせた準備に時間を費やしています。
また、ショスタコーヴィッチなど、後に高名となる大作曲家たちが、若かりし頃に当時の映画館でピアニストとして演奏をしていた「交響曲」のような構成にする手法を真似ています。展開部、発展部などに値するように、主人公のモチーフを明るくしたり、暗くしたりという表情をもたせたり、属調に転調、テンポを変えたりすることで、なんとなく物語の構成を耳でも感じ取っていただけるように工夫しています。

弁士さんとは、リハなしで打ち合わせのみのことが多いので、その場で弁士さんがお客様にむかって説明をされている内容を私も必死で聞き取って、それにあわせて、感情をのせて弾いています。そんな部分は、全部即興演奏です。

こどもの頃、テレビから流れてくる歌謡曲、母の教えているピアノ教室から聴こえてくるソナチネなどのピアノ曲をなんでも耳コピして、ピアノで弾いて遊んでいる私の様子をみて、声楽家の祖母が、
「まりちゃんは、生まれる時代を間違えたね。無声映画の時代だったら、映画館付きのピアニストに慣れたのに。」
と、明治、大正とハイカラな時代の「リアル活動写真」を体験してきた祖母(大陸では、五部族楽団の歌手として遠征をしていたようです)に何度も言われながらピアノが遊び道具だった少女時代。まさか、本当に無声映画で演奏できる将来がくるとは思ってもいませんでした。

ありがたいことに、2016年の「月世界旅行」でのデビュー以来7年間で124本の作品、上映を担当させていただきました。
むらさきmusicラボ 無声映画作品アーカイブ

喜劇のドタバタ 音楽のお約束

チャップリン、キートン、ロイドといったアメリカの無声映画黄金時代の喜劇作品を集めたプログラムを「ニコニコ大会」と呼び、成田凌さん主演の映画「カツベン!」(周防 正行監督、澤登翠先生監修)の劇中でも「ニコニコ大会」というワードはたくさんのフィルムの切れ端のシーンで登場していました。現在でも毎年、都内では「ニコニコ大会」は開催されており、私も今年で5年連続出演させていただいています。

近々のニコニコ大会は、今月末。詳細はこちら🎵
第786回無声映画鑑賞会[ラリー・キートン・チャップリン 新春ニコニコ大会]

マツダ映画社HP

そのドタバタ喜劇(スラップスティックという言い方も)には、自分からずっこけたりする他、パンチ、蹴りなどもあり、現代のコンプライアンスからはちょっとかけ離れた暴力的、痛そうな表現がでてきます。また、CGや、スタントマンなしで崖や高いビルから落ちる〜などの危険なシーンもいっぱい!でも、なぜか観客たちは、ゲラゲラと大笑い。それは、ちゃんと「喜劇のルール」があって、主人公たちは、「ここでは死なない」という大前提を観客が皆、信じているからなのです。私が、音楽を担当する時は、国語力を駆使して一生懸命考えて、ここのシーンからここまでは、「ちょっと危険ですけど、ギャグですからね〜。死にませんよ〜」というような「いわゆる1920年代風の音楽(ラグタイムなど)」にありがちな「おとぼけ音楽」で、みなさんの理解のサポートをさせていただく気持ちでいます。


今回の作品の音楽聴きどころ、ラインナップ

▪️は、オリジナル楽曲、★はクラシカルモチーフ
私に使用している★クラシカルモチーフは、全てパブリックドメインです。参考リンク音楽の著作権は50年から70年に

無声映画に音楽をあてる作業は、まずそのシーン全体のBPM(はやさ)をイメージして割り出すことから始まります。テンポがきまると、4小節ごとのフレーズがおのずとでてくるので、それにぴったりあわせるように調整しながら引き続ける稽古を重ねて、弁士の語りを当日に聞きながら対応できる余力を養うイメージです。

のらくろ伍長


『のらくろ伍長』 10分  昭和9(1934)年 横浜シネマ商会作品  作画監督/村田安司 原作/田河水泡 

私のような楽譜を用いない即興演奏での「楽士」が、複数の作品を同時上映で受け持つ場合、一番気をつけなけれないけないのは、
著作権の問題はもちろん最初ですが、次に、
「あれっ?この曲のフレーズ、前にも出てきたかな?」
というような重複だと思っています。
そんなわけで、今回は3つの作品、『キートンの滑稽恋愛三代記』はその中で3分割の時代物語をもつので、合計5つの音楽群をそれぞれ「音階」「調性」といったおおまかな音楽ルールでわけてデザインを考えました。(後述のモチーフ表では、1/30公演分もあわせて6作品8群になっています)

『のらくろ伍長』は、「都節音階(みやこぶしおんかい)」をたくさん使っています。小学校で習う「ハ長調」などの短音程、長音程の組み合わせのルールとは、異なる昔っぽい、演歌っぽいイメージです。

むらさきmusicラボでは、プロのミュージシャンや、大人の趣味向けにこのような音楽理論の気軽なレッスンを「大人の音楽室」として展開しています。また、小学館図鑑NEO 音楽に、楽器所有者として写真撮影、録音、該当紹介文の監修にも協力させていただきました。詳しくは むらさきmusicラボホームページ

チャップリンの消防夫

『チャップリンの消防夫』 19分  1916年 米・ミューチュアル社作品  監督/チャールズ・チャップリン   出演/チャールズ・チャップリン、エドナ・パーヴィアンス

ご存知のように、チャップリンは、サイレント時代の後、トーキー、サウンド版では、自ら作曲も手がけるほどの音楽的な造詣の深い人物だったことを踏まえて、チャップリンだったら、このシーンにどのような音楽をつけたかったのか?を私なりに一生懸命考えて「西洋音楽の教養」的なわかりやすいクラシック音楽と、1910~20年代らしいコミカルで軽い音楽を中心にデザインしています。

無声映画時代のピアノについて

現在は、鍵盤数は88鍵で統一されていますが、チャップリンのこの頃だと、まだ少なめの鍵盤も多いはずです。それは、この時代には、船でピアノをアメリカに輸入をするので、ピアノは富の象徴!大人気商品だったため、輸送のために幅を狭くしたり、縦にしたり(ジラフピアノ)、いろいろ工夫をされていました。
演奏方法としては、軽やかなリズムを、左手はストライドピアノ手法で、飛ばし飛ばしで弾くことも多いので、現在の通常のピアノのタッチ(鍵盤の重さ)よりも、かなり軽めで弾く様式の音楽となります。私は、無声映画では、シンセで弾くことが多いのですが、今回は、大ホールのグランドピアノなので、ラボのグランドピアノを今回の公演のための「重めタッチ」に調律師さんに調整していただいて、「巨人の星 大リーグボール養成ギブス作戦」のような稽古の環境で臨んでいます。その効果がでて、うまくスライドピアノができますように!乞うご期待!

無声映画時代のピッチは440Hz

調律(ピッチ)について、無声映画時代は、現在のユニバーサル基準の440Hzだった記録が数多く残っています。現在では、同時に英語圏以外では、コンサートピッチ442Hzを選択される場合もあります。詳しくは、noteの別記事を参照ください。

ラグタイム

本作で、一番多く使用されているリズムは「ラグタイム」です。時々、ブギウギの前身となる「ブギ」の要素もありますが、1916年だと、まだクラシカルな雰囲気が濃いように想像しています。ちょっと痛そうな、危険な場面に見えるシーンもコミカルなラグタイムのリズムが流れているシーンでは安心して笑っていただきたいと思っています。ラグタイムには、終わり方にも特徴があります。ジャン!といきなり終わるというよりも、最後に「なんたらかんたら」という終わりますよ〜という前振りフレーズがつきものです。楽士としては、終わりたいシリーズのかなり前から、「終わり支度」をはじめなければいけないところが苦しくも楽しい作業です。

使用クラシカルモチーフ曲名


★Roller Coaster   (1910年くらいの作品らしいです。)
★ワルキューレの騎行(ワーグナー)
★歌劇『カルメン』第4幕間奏曲『アラゴネーズ』(ビゼー)
★愛の挨拶(エルガー)

▪️チャップリンのテーマ など、その他はオリジナルです。

キートンの滑稽恋愛三代記

『キートンの滑稽恋愛三代記』 64分  1923年 米・メトロ=キートンプロ作品  監督/バスター・キートン、エドワード・クライン  出演/バスター・キートン、ウォーレス・ビアリー

3つの時代をオムニバスではなく、順番に重ねていく手法で描かれています。それぞれ、時代の移り変わりが音楽でも象徴されるような音的なアイコンを設けました。

原始時代  プリミティブ(原始的)なリズム
古代ローマ時代  旋法(モード) 
1923年アメリカ 現在の調性、音階(スケール)、1920年代のアメリカのリズム

『キートンの滑稽恋愛三代記』 (以下 本作)は、私は3度めの上映です。3度目とはいっても、1回目は、2020年のコロナ禍、緊急事態宣言期間とその後の余波で、延期が繰り返されたために、この作品をかなり長期間、ずっと稽古を続けていたので、自分自身としては、もう身体の一部にも感じられている思い入れのある作品となっています。


コロナ禍で、延期のたびにチラシも刷り直していただきました。「春爛漫」というタイトルで7月に上映。考え深い〜〜。

前の2回は、シンセ演奏だったので、ローマ時代には、太鼓、トランペット、ハープなどで時代的な特徴を分けやすかったのですが、今回は、大ホールのグランドピアノで一本でどのような作戦でいくのか?考えて、「旋法(モード)」と「音階(スケール)」の違いで時代のスイッチを表現できたらなぁと思いました。(
古代ローマの時代の音楽については、資料が現存していないので、想像です。旋法はあくまで、音楽ルールが生まれる前という象徴というマイ設定です)

時代を跨ぐメインモチーフ

2024年1月は、21日の須賀川公演のあと、30日に無声映画鑑賞会でのニコニコ大会があるので、6作品を同時進行で稽古をしています。

サウンドデザイン2024 1月

▪️キートンのテーマ(オリジナル) 「荒武者キートン」「キートンの鍛冶屋」など主演作品は、統一しています。同様に、チャップリン、ロイドも固定テーマをオリジナルでつくっています。

▪️リズムアラビック(オリジナル)カメ占い、遺書作成(原始)サイコロ(ローマ)花占い,葬儀屋(1923)など

愛❤️シリーズモチーフ 愛をテーマにしたクラシカルモチーフを集めてみました。時代を跨いて、同じ様なシチュエーションで登場し続けます。
★Piacer d'amor 『愛の喜びは』(G.P.Martini) /→全体の真理のテーマ

★Star vicino『側にいることは』イタリア歌曲集(マンチャ)→愛のパワーによる勇気のテーマ

★Liebesleid『愛のかなしみ』(Fritz Kreisler)→嫉妬

原始時代  プリミティブ(原始的)なリズム

シンセ演奏時には、石や骨などを打ったような音をつくってプリセットをしていたのですが、今回は、ピアノ1本なので、洞窟の場面ではペダルを使って残響感をだしたり、吹きっさらしの平原では、スコーンとぬける音のイメージでテンションコードを使わずにという醸し出す作戦で挑みます。どうか、一人でも気づいてくださいますように!そして、リズムを入れるべきところでは、後の作曲家たちが、「プリミティブ」だと、想像をしたリズムや、複合拍子、変拍子をあえて多用しています。三拍子、四拍子といった音楽が生まれたのは、わりと最近。楽譜が生まれたのはちょっと前。音楽の約束後は、歴史とともに複雑になってきました。原始時代に寄り添うような音楽があるとすれば、もっと「快、不快」に忠実なんだろうな〜と思いつつ、私も自分の中で野生で演奏できる好きな曲を選びました。

Carmina Burana - 06. Tanz『ダンス』(Carl Orff)(変拍子の代名詞のような有名な曲です)原始時代の投石器による戦闘シーン

古代ローマ時代  旋法(モード)

最近のJ-POPは、転調しまくりが流行りですが、転調というのも、もともとの「クラシック音楽理論」の中の調性のルール上にあるものなのですが、音楽の歴史の中では、調がない時代、拍子がない時代、楽譜がない時代などを経て変化をしてきました。その「調」がない時代にあったルールには、また様々な旋法(モード)があるのです。

旋法 wiki
現在でもJAZZの即興演奏の「〜しばり」などで活用されている生きているルールです。

wiki

古代ローマ時代の音源が保存されているわけではないので、原始時代と同じく想像で音楽をつくっているのですが、「調性」ではない音像を使って曲を構成させているので、昔感がでているように感じていただけたら幸いです。

そんな中、「劇中劇」のようなポイントの場面では、耳なじみのあるクラシカルモチーフも登場しています。
★Tritsch Tratsch Polka(Johann Strauss II. )/ →レスリング
Je te veux『お前が欲しい』(Éric  Satie)ライオンのグルーミング

1923年アメリカ

 現在の調性、音階(スケール)、1920年代のアメリカのリズム

無声映画時代のアメリカ音楽といえば、ラグタイムが象徴だと思われるのですが、今作では、キートンの心理的な成長(愛の力)にあわせて、シーンを重ねるごとに、リズムの時代が進んでいき、最後の方では、いささか1930年よりのスウィングが濃いめだったり、ジャイブ、ブギウギといった時代を先取った「歌舞いた感」を出させていただきました。また、キートンの感情が落ち込むと、ブルースコードがでてきます。

無声映画時代のチューニングは、440Hzだったそうなので、和音の役割、機能がとても重鎮で意味深いものだったと思うのです。映画の伴奏は、映画が主役なので、自らの技巧をジャジャンと誇示するような演奏よりも、画面に寄り添う立場だったと思うので、そんな意味でも和音で表現することはとても重要だと考えています。
セブンスコード、ナインスコードなど「テンションコード」と言われる新しい時代の和音は、時代的にありえない場合もあるので私は留意しています。また、スウィングの度合いについても、時代によって異なるため、先輩のミュージシャンから、いろんな解釈を教えていただいています。スウィング、グルーヴ、シャッフルの話をすると、「イマジン」の隠れたスウィングの話まで尽きないので、ご興味のある方は、お声がけくださいね。

▪️摩天楼(1923年現代のテーマ)オリジナル
▪️犬ぞりレース(オリジナル)
La dame de Monte-Carlo 『モンテカルロの女』(Poulenc) →彼女母お金の説得力
TAKE ME OUT TO THE BALLGAME(Albert Von Tilzer)ラグビー試合中
★Radetzky March 『ラデツキー行進曲』(Johann Strauss I)ラグビー試合佳境
Por una cabeza(Carlos Gardel)蟹と奮闘
La Cumparsita (Gerardo Matos Rodríguez)クラブからヘロヘロ退場



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