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GEMS COMPANYの楽器を観察してみる

アイドルグループ・GEMS COMPANYのメンバー、水科葵と音羽雫は弾き語りによって歌声を聴かせてくれる機会が多くあります。

水科葵さんはキーボード、音羽雫さんはアコースティックギターを巧みに演奏しながら、様々なジャンルの楽曲を歌ってくれています。

しかしこうした弾き語り配信を見ているとどうしても気になるのが

「どういう楽器を使っているのか?」

というところですよね。

情報の質は個人の知見に留まりますが、いくらか調べてみましたので解説を交えながら書いていきます。

水科葵のキーボード

いきなりで申し訳ないのですが、結論から言うと特定できませんでした。

「オレンジ色の液晶といえばKORGだろ」という個人的なイメージがあるのですが、筐体の構造はYAMAHAっぽいし、コントロール系はRolandに見える…

ステージピアノっぽいといえばそう見えるし、ワークステーション型と言われればそんな感じもする…

しかし鍵盤に対応するように配置されたLEDライトは練習用キーボードっぽいよなあ…

キーボードについては全くの専門外なのでこれ以上のことは分かりません…

石を投げないでください…

これ以上はもっと詳しい方に託します…

(余談ですがこのキーボードは置いてあるだけ、普段の配信ではまた別のモノを画面手前側になるように置いて使用しているようです。)


さらに余談ですが、部屋に置いてあるヘッドホンはaudio-technica風に見えます。

ロゴは明らかに違いますが、ハウジングはそれらしい感じがします。

ただ本人はSHUREがお気に入りだそうです。


音羽雫のギター


音羽雫さんは最初からギターを使っていたわけではなく、デビュー当初はアカペラ主体で歌声を披露していました。

デビューしてから約半年後、2018年12月の配信で初めてギターが登場しています。


アコースティックギターの分類としては、ボディ表面が平らでくびれの少ない「ドレッドノート型」であると思われます。

アコギとしては最も大型でボディも分厚いため、大きな音量と豊かな中低域による力強く迫力あるサウンドが特徴です。

青いアコースティックギターはナチュラルカラーや黒系に比べれば少ないのですが、メジャーなカラーリングではあるので探せばそれなりに見つかるはずです。

(↓はHeadwayのもの)

本人曰く「1万円くらい」とのこと、中古だとしてもギターとしては驚安と言える価格です。

しかし音羽雫さんはサブギターを持っているようで、そのブランドは「K.Yairi」とである語っていました。

ヤイリは岐阜県に工房を置くハンドメイド系ブランド。

職人の手によって丁寧に作り上げられたギターは、音色はもちろんのこと、絶妙なフィット感に定評があります。

音羽雫さんお気に入りのヤイリ、なんと青いギターを制作しています。

細かい部分までピッタリ同じというわけではありませんが、ファンの方にはこれ以上ない一品だと思いますよ。

秋葉原の楽器屋さんに見に行ってはいかがでしょうか?


長谷みことのベース

黒髪ロングのゴスロリ少女・長谷みことさんは前者2名と違い弾き語り配信はしないのですが、配信を行っている自室にはベースが置いてあります。


普段のひとり配信ではちょうど本人と重なって死角になるため滅多に見えません。

中学時代に所属していた軽音部ではベースを担当していたそうで、その当時のものを置いているのではないかと思われます。

これは非常に分かりやすく、4弦のプレシジョンベースであることが一目瞭然です。

黒いボディに黒いPJピックアップ、白のピックガード、ローズウッド指板のメイプルネックでナチュラルカラーのヘッド、パーツもクローム統一ですね。

非常にポピュラーなモデルのひとつで、ハムキャンセルによるローノイズかつパワフルな低音を出せる大ヒット商品です。

構造も非常にシンプルで、初心者からプロまで幅広く支持されています。

ベースの代表格であるため価格帯も様々、新品1万円そこそこのものから数百万円クラスのヴィンテージまで揃っています。

今のところその腕前を披露した様子はありませんが、今後の動向に期待したいです。

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