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天才が活躍する漫画5選

私が好きな漫画のジャンルの1つは、「天才が圧倒的に活躍する漫画」です。
※私が勝手に作ったジャンルです。

ピンとこない方も多いと思うので、作品をオススメしながら、このジャンルの魅力をお伝えできればと思います。

天才が活躍する漫画①:響~小説家になる方法~

映画にもなっているのでご存じの方も多いでしょう。

簡かなり大雑把にあらすじを紹介すると、「圧倒的に小説を書く才能がある主人公が、努力・苦悩している周囲の作家たちとの格納違いを見せつける活躍をする」という感じです。(主人公が努力していないわけではないです。)

「天才が圧倒的に活躍する漫画」によくあることとして、「主人公の性格・価値観が周囲の人に理解されにくい」ことが挙げられます。
「響~小説家になる方法~」の主人公もかなりぶっ飛んでいます。

そこがかっこいい。

自分は決してそんな域には達することができないだろうなと諦めがつきます。期待を裏切らずに、想像の斜め上を行くのがまさに「漫画の主人公」ではないでしょうか。

私が好きな主人公のエピソードは、ヤンキーの目を鉛筆でえぐろうとしたり(主人公は高校生の地味な見た目の女の子)、著名な作家の頭を蹴り飛ばしたり、週刊誌記者の家を特定して逆に脅したりなどなど...退屈しない漫画です!

天才が活躍する漫画②:左ききのエレン

こちらの漫画は「天才」というものについて考えさせられる漫画でもあります。
あらすじとしては、中堅広告代理店に勤めるデザイナーである「朝倉光一」と、世界的に活躍する画家「山岸エレン」の二人が主人公として、二人の人生が交錯しながら進んでいくようなストーリーです。一見すると天才と凡才の対比のようにも感じますが、お互いに影響を与え合っている描写もあり、一言では言い表せないストーリーですね...。

・天才と凡才の違い
・天才の種類(才能とはなにか)
・天才の苦悩
などなど、「天才」というものが1つの大きなテーマとして書かれていることがわかります。

仕事漫画としても非常に熱いものがあり、この漫画からはたくさんのことを学ばせてもらいました。

天才が活躍する漫画③:SUGAR(RIN)

新井英樹先生が書く、天才的なボクサー石川凛が活躍する漫画です。「SUGAR」から始まり、その続編として「RIN」というシリーズが出ています。

とにかく、主人公の石川凛が魅力的です。悪態ついたり、調子に乗ったり、人間として非常に未熟な部分が大きいにも関わらず、天才的なテクニックとセンスで蹂躙するシーンは笑ってしまいます。
主人公の「悪態の言葉選び」のセンスが面白く、つらつらと長いセリフなのについつい全部読んでしまいます。

伝説的なボクサーである「シュガー・レイ・ロビンソン」がタイトルのネタ元だと思いますが、ファイトスタイルはナジーム・ハメドのような面白さがあるように感じます。(私はそんなに格闘技に詳しいわけではありません。)

天才が活躍する漫画④:め組の大吾

ドラマ化もされて、珍しいジャンルでもある「消防士漫画」として有名なのではないでしょうか。
作者は「シャカリキ!」などで有名な曽田正人先生です。

幼少期に火事から助けてもらったことがきっかけで消防士になった主人公「朝比奈大吾」が活躍する漫画です。

主人公が天才過ぎて、だれも感知できなかった救助者をバンバン救助していくのが面白いですね。また、周りからは「暴走」だと思われて、その中で葛藤・苦悩する様も見ごたえがあります。まさに「天才の苦悩」を描写した漫画だと思います。

また、曽田正人先生は、「天才が圧倒的に活躍する漫画」をたくさん描かれています。それこそ「シャカリキ!」の主人公もクライミングの天才で、周りからは気味悪がられるようなシーンだったりも描写していて、曽田正人先生はこのジャンルを描く天才ではないでしょうか。

天才が活躍する漫画⑤:昴

これまた曽田正人先生の作品です。バレエの天才である主人公「宮本すばる」が活躍する漫画です。
(曽田先生はニッチなジャンルに挑戦され続けていらっしゃり、どの作品もめちゃくちゃ面白いのがすごいですね。)

この漫画のすごいところは、主人公のバックグラウンドがしっかり描写されていて、天才たる所以のような部分がわかるところですね。そのバックグラウンドとして、難病にかかった弟の元に毎日病院に通い、その日あったことをダンス(?)で表現して弟に伝えるという生活を続けているというイントロから入ります。結局、弟は死んでしまうのですが、その死が主人公への呪いのようにバレエに没頭させる材料になっていたり、主人公の苦悩・葛藤・孤独が濃密に描かれた作品です。

さいごに

みなさんのお気に入りの漫画はありましたでしょうか?
他にもいろいろ紹介したい漫画がたくさんありますが、今回の記事はこんなところで終わります。
鉄風、G線上ヘヴンズドア、医龍、孤高の人、世界はボクのもの、王様達のヴァイキング、少女ファイト、エアマスター、などなど...紹介しきれないですね...。

この記事を読んでくださった方が、紹介した漫画を手に取ってくだされば幸いです。



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