言葉が掌からこぼれ落ちる

動画や音声メディアばかりに触れていたせいだろうか。
それとも疲れているからなのか。

本を読むのに
とても時間を費やしてしまう。

言葉の森の外で立ち尽くしているみたいで
言葉の海にもぐれずに、海面を仰向けに浮かんでいるようで
こんなに本を読むのが大変だったかと
この調子では名作と呼ばれるものに触れずに
死んでしまう…と勝手に焦りをかんじている。
読書にノルマなどないのに
読まぬなら ころしてしまへ
に匹敵する焦燥感。

いざ本屋へ!図書館へ!
駆けていって、棚という棚を見回して
頭にぎゅうぎゅう詰め込んで
家に帰って悩んで
また本を見に行って…

いつになったら読むんじゃい!

言葉偏差値がだだ下がりな私に
本の壁が高く遠い

まず一行目を指でなぞるところから
はじめてみよう

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