自分に対する肌感

わたしは別の世界線から
現在地点に半身ほどワープし
いつまでたっても
世界と自身が遊離していて
なじめないでいる
というような感覚が
押しては引いていく
というのがここ最近のサバイバル趣向で

たまに陥る

宇宙のなかの地球の中の私という存在の
なんと不可思議であるか
などということを考え
一人背筋を凍らす

という暇人極まりない思考遊戯を
パラレルワールドという素材を使って
味変的に楽しんでいる

実際こういう時の私の精神状態は
いいんだろうか?
悪いんだろうか?

精神科医は
心理士は
私のことをみて
どう判断するんだろう

若い頃のわたくしは
将来のわたし像を

バリキャリ
ウーマンリブで
お金じゃぶじゃぶ
何でもできて
森羅万象を掌握し
友だち100人と
倉庫の上でパーティーし
派手に生活し
有名人で
誰からも愛されている

という謎の構成で形成していた

また

すべての人が
下等
だと思っていたフシがあり
態度もろもろ目も当てられぬ
相当なものだった

(フラッシュバック)

現実を受け入れられない私は 
とうとう
家のソファーに根をはやし
日光を浴びると具合が悪くなる
引きこもりがち人間に
なってしまった

理想と現実の乖離が
マリアナ海溝ほどに
なってしまうと

様々なものが
灰色になる

そんなことを感じた
今日このごろです


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