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【関西ハイキング】松江城 🌾動画あり

島根県松江市のシンボルとして愛されている松江城‼️
全国で現存する12天守の中の一つで、2015年7月に国宝に指定されました。

松江城の概要

外観は4重、内部は5階地下1階付きの構造。
高さは、石垣を含め約30m、天守のみが約22m。現存する12天守の中で、姫路城、松本城に次ぐ高さ、天守の総床面積は姫路城に次いで2番目の大きさです。

なぜ「千鳥城」と呼ばれる?

千鳥が羽を広げたような曲線の屋根を「入母屋破風」と言い、それが東西南北の四方に乗っていることから別名「千鳥城」と呼ばれるにようになったと言われています。

松江城入口に立つ堀尾吉晴の銅像

息子・忠氏(ただうじ)が、関ケ原の合戦で功績を挙げ、堀尾家は出雲国を治めることになります。その後、城下町を見晴らすことができる亀田山に、5年の歳月をかけ1611年(慶長16年)松江城を完成させます。

侵入者を待ち構える馬溜

城内に入ると広い「馬溜(うまだまり)」があり、高さ13メートルの石垣が目の前にそびえ立ちます。隠れる場所がない馬溜では、石垣の上にある狭間から鉄砲や弓矢で攻撃ができ、敵の侵入を防ぐことができます。

天守内の井戸

この井戸は、籠城戦を想定し、飲み水確保のための井戸を地階に設けたものです。天守内の井戸で現存しているのは松江城のみと貴重です。

日本一の木製鯱(しゃちほこ)

木彫り銅板張りの鯱が2頭、天守の頂上に鎮座。
天守に向かって左側はうろこが荒い雄、右側が雌で、高さは2.08m(雄)もあります。日本現存の木造の鯱の中では日本一の大きさ。
古い鯱が地階にて展示されており、その大きさを実感できました。

階段の仕掛け

天守内の階段は狭くて急なため、敵を攻撃するのに非常に有効です。
引き戸も付けられ、敵の侵入を防ぐ策が施されています。
また、階段の素材は防火や防腐の効果ある「桐の木」を使用しています。

戦いのための仕掛け

[その壱]石垣に近づく敵を鉄砲や石などで攻撃する「石落とし」
[その弐]鉄砲や矢を放つために設けた「狭間(さま / はざま)」
[その参]石垣を切り抜いている隠し部屋「石打棚」

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