見出し画像

内閣府の3月3日の諮問会議の内容。

日本の所得の中央値は約25年前と比べ、再分配前でみると約170万円の減少。

また、単身世帯の増加から、お金が原因で結婚ができていない可能性がありそうである。

なぜ日本はこうなってしまっているのか?

一つは実力主義ではなく、まだ、年齢による給料がベースになっている点である。

無能な課長の給料が、有能な若手の倍の給料なんていうのは、大企業ではまだ良くある話(自分も耳が痛い💧)

昭和の時代はそれて良かった。なぜならば、人口も増え、消費が増えたからだ。つまり、勝手に会社の業績は上がったわけである。

しかし、時代は変わった。
Amazonが基本給を約4000万円にするという報道があったことが、記憶に新しいが、これはアマゾンが強い実力主義であることを示している。強い実力主義にすると給料はあがる。なぜならば、有能な人材は、給料が上がらないなら他に転職をしてしまうから。

また、会社の実力主義の問題だけでなく、国の対応にも原因がある。

日本では、日本銀行や、年金機構などが、多くの日本の会社の株を買え支えている。
従って、実力不足の会社の株価が下がりにくく、新陳代謝が進まない。

それだけではなく、例えば、日本をリードするような会社が、有望な特許を持つ会社を買収しにくい状況のため、有望な特許などか広がりにくいという構造もありそうである。

日本はこれから人口が更に減少し、税負担などは増加していくことが容易に想像できる。
つまり、諸外国との差はより広がる可能性が高い。

やはり、日本以外の経済成長を受け取れる仕組み作り(海外で働く、海外に投資するなど)が必要だと強く感じる。

20~30年後に

『日本は昔はアメリカのような先進国だったんだね』

と若い人が言う時代になるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?