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原点に立ち返ってみると視座が上がるのかも。(140 X 875の4/4初回放送分を見て)

バラバラ大作戦の140 X 875の初回放送を見た。
ホリケンの番組の予約が残っててたまたま残ってたので見てみたら興味深い感じだった。
140字の制限で「コント」を作るという番組のようである。ツイッターの文字数制限(今は変わってたように思うが)とハナコのコントの掛け合わせである。
まあタイトルそのままだが、わかりやすいっちゃわかりやすいか。

いわゆるお笑いのコントというわけではなく、本来の「コント」の意味の「短い物語・童話・寸劇」というところになってるものもあるのはちょっと面白いところだったかなと。
ハナコだからお笑い作るんだろうなー、と思ってたというところの意外性があるからではあるが。

本自体は特におかしな点はないのだが、映像が加わったり、読み方を面白おかしい感じになることで見え方が変化するもんだなと。
岡部のとんかつ屋なんかは後者の例であったな。
訛りが入って単なる店紹介から抜け出すみたいなところで。
コント師とか役者の本質ってのは脚本の可視化をする職能の人たちっていうところはあるんだなと、改めて感じた次第である。
この辺はデザイナーとの共通項が感じられるなと。
可視化がデザイナーの役割の一つと考えると。

そう考えるとあらゆる人たちは「デザイナー」ともいえるんだよなあ。
別に絵がうまけりゃデザイナーとかってわけじゃなく。
自分の部屋を理想通りに組み上げるのも一種のデザインともいえるし。
「コント」しかり、「デザイン」しかり、言葉の本質というか、元の意味に立ち返ると、視座が広がっていく部分はあるのかなあとも感じる次第である。
これは一種の抽象化なのかもな。

しばらくはこの番組見ていこうかなー。
願わくばネタ作りの過程をもう少し長尺で見たいところもあるが。
いかんせん15分でコント4つやるとなると厳しいか。

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