B'z 54thシングルSTARSを聞いての雑感

久々にシングル発売ということで、フラゲ日に到着。
一曲ごとにジャケットの曲名のフォント変えてるのが不思議。
背景知りたいもんだ。

軽く2、3回聞いて思ったことのメモ。

STARS

出だしはMR. ROLLING THUNDERみたいな感じの入り。
90年代前半の雰囲気の始まりがなかなか興味深い。
シャッフルの跳ねたメロディーで、B'zの1st beatっぽくはないなーという感じはした。
どっちかというとDARK RAINBOWのほうが1st beatっぽさはあったかなとも。
ライブの客出しとかだとこういう感じだからそう感じたのもあるかなとも。
ギターソロもTAKソロっぽいブルージーな感じだから、いまいちピンとこなかったところもあるかもなあ。
大サビを入れるのは割と最近の傾向か。
どっちかっていうとライブ向けの曲のようには感じた。
サビのラストのFly High Highなんてあたりは特に。
音だけだといまいちピンと来なかったけど、Tokyo FMスタジオのライブ映像見ると結構スケールがでかい曲なのかもという印象があった。
ライブで観るとまた印象大きく変わりそうな予感あり。楽しみではある。

DARK RAINBOW

カウベルのカウントからスタート。
ファンクな感じで来るのかと思ったけど、ダークな雰囲気のバースで歌が始まって、サビのところでメタル調に変わるところはなかなかおもしろい。
サビまでの緊迫感が一気に開放される感じがして、こういう楽曲はやっぱり好きだな。
ハードロックの雰囲気とメタルのスピード感があいまった一昔前のバンドサウンド感はB’zっぽさがよく表れているなーと。

ペインキラー

ドラムにシェーン・ガラース、ベースにバリー・スパークスという一昔前のサポートメンバーでの曲。
さらにはアレンジが寺地秀行ということも考えると、結構前のデッドストック掘り出してきたのかもなあ。
なんだかんだで、このリズム隊の二人はB’zにハマるのかもなあというのは感じた。
グルーブもそうなんだろうけど、音の迫力も起因しているような気はするかなとも。
ピアノとストリングの上にバンドサウンドが乗っかる、繊細さとハードさが折り重なっている構成はドラマチックな感じで、4曲の中では一番好みかも。

君の中で踊りたい2023

2枚目をこのタイミングでリアレンジしたのは驚きがあった。
だからその手を離してのときもそうだったけど、初期のデジロック系のやつをバンドサウンドでやり直すとなかなかかっこいいもんだわ。
生音によってダイナミクスがでてノリやすくなる面もあるか。
ラストのサビの前のラップ調のところが日本語詞に変わってた。意味はぜんぜん違うけど。
今だとここまでビシビシ音を切るようなメロディーはつくらないだろうから、なかなか新鮮でもある。

しかしながら、最近最初っからピンとくる曲あんまなくなってきたなあ。
だんだん良さがわかっては来るんだが、10代のときとは違うわ。
当たり前だけど、なんか悲しさもちょっとあるなあ。

今日の駄文はここまで。
ここまで来たらLADY GO ROUNDも新録してほしいな。

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