マガジンのカバー画像

映画から考える。

12
映画から現代の問題を考えます。いや、そんな難しくするつもりはないんですが、年間映画100本以上観るのに、何もアウトプットしてないのはもったいないと思い、簡単な感想を書いていこうと…
運営しているクリエイター

#コラム

バカバカしいよね。

 17本目、『検察側の罪人』。劇場公開から半年ほどでWOWOWがやってくれるありがたいパターン。ジャニーズのトップスターが初めて共演することでもだいぶ話題になった作品。ちょっと楽しみにしました。 ストーリーとしては、ベテラン検事と若手検事。研修時の先生でもあったこのベテラン検事に憧れてた若手検事なんだけど、このベテラン検事、若い頃に好きだった女の子が無残に殺されてた過去をもっている。で、全然別の事件の容疑者に、その時効となった事件の犯人と思しき人物があがってきて、どんどん正

「それ、原作ではね」っていう奴。

 16本目『人魚の眠る家』。これもこないだまで映画館でやってたイメージですが、それをWOWOWが早くもやってくれたので、録画して、観たわけです。ありがたし。 さて、ストーリーは自分の子供が植物状態になっちゃったお母さん、離婚秒読みのロボット研究者の旦那。子供にたくさんの機械をつけて、動かしてどうにか「生きている」と思い続けているお母さんがどんどん孤立していくっという感じのかなりの重さ。俳優陣がしっかりしているので、よりね。 で、そもそも僕は東野圭吾が大好きで、ほぼ全部の小