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8年間好きだった彼女を経営者に寝取られキャバクラに100万つぎ込んだ20代年収1500万トップセールスの末路。


大失恋からキャバクラへ


19歳から8年間好きだった女性がいた。それも小学校の同級生だ。浪人時代に再会し大学生時代その女性に想いを伝えた。付き合えたと思ったらすぐにプロ野球選手に乗り換えられた。そいつの年俸よりも稼ぐと息巻いて高収入で有名なキーエンスに入社し、トップセールスまでのぼりつめた。コロナ禍の20年3月頃再び付き合えたが数か月前に経営者に寝取られた。しかも婚約したらしい。地獄だ。最近、他の女性と食事に行っても2回目はない。

連絡をくれるのは去年すすきので行ったお店のキャバ嬢しかいない。。。。

なぜ俺はここまですすきののキャバクラにのめり込んでいるのか?キャバクラに行った翌朝ベッドの上で、小便と嘔吐に消えた30万を後悔しながらふと我に返る。気づけば数か月で累計100万程つぎ込んでいた。どのようにして一介のサラリーマンである俺から100万もの大金を受注させたのか。何か営業的に学べることがあるのではないか?

そこで、キャバ嬢の営業手法をトップセールスの経験を元に考察してみた。

*本州で言うキャバクラは北海道ではニュークラブと呼ばれている。本来はニュークラブと記載すべきだが、今回は簡単のためキャバクラと記載する。

キャバクラの売上構造

売上構造

上記がキャバクラの売上構造だ。この構造の中で私がNo.1キャバ嬢に感じたポイントは下記の4つになる。主に既存客の客数を伸ばす施策になる。

①太客になり得るのかの見極め
②顧客との接点構築
③適切なタイミングでの連絡
④自己開示

①そもそもコイツはリピート、太客になり得る顧客なのか?


営業のリソースが無限にあるわけではない。リピートしない客に営業しても、売れない商談をいつまでも追いかけても売上には繋がらない。客を選べ。もちろん駆け出しの頃はそんな悠長なことは言ってられない。あくまで自分のリソースの中で優先をつけて営業をしろという話である。

それでは、どういった視点で客を見極めるのか?

それは客のポテンシャルとニーズがマッチしているか否かだ。

まずポテンシャル。

キャバクラでいうと入金力だ。初回の訪問でどれほどシャンパンを開けたのか?会計時に財布の中にはどれほどの現金が入っているのか?どのようなクレカを持っているか?

ここでキャバ嬢が出来るトーク例がある。それはメニューを見ながらこのシャンパンが飲みたいとお願いしてみることだ。他の卓からもよく聞こえてきた。このときの男の反応でポテンシャルが見極めらる。

しかし、俺のときは違った。俺についた女の子は本当にモエアイスを飲みたそうな目をしていた。あの目はがち恋だ。

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次にニーズのマッチ。

自社が提供する商品、サービスを客は求めているのか?
キャバクラの一番のサービスはもちろんキャバ嬢との楽しいひととき。そのひとときを客が楽しんでいるか?嬢への態度でそこは見極めることが出来る。自分の自慢話やストレスばかりを話している客は嬢にベクトルが向いていない。嬢に興味を持って話を聞いているのか?簡単に言えば嬢に惚れているかどうかだ。

②顧客との接点構築


前段で見極めた顧客とどのように接点を構築するのか。
No.1キャバ嬢はフリーでついた顧客も見逃さない。
指名だろうがフリーだろうが客は客だ。
LINEの交換はもちろん、インスタやTwitterなどのSNSを活用し顧客との接点を構築する。注目すべきポイントは席についている”その場で”交換することである。
一見すると当たり前で簡単なことかもしれないが、皆さんは徹底出来ているだろうか。商談中、”その場で”顧客に意思決定をして貰えているだろうか。
「持ち帰って検討する。」はただの断り文句である。

ここで一つプルデンシャル生命の紹介営業の例を出したい。言わずと知れた営業モンスター集団。そのトップセールスに以前話を聞いたことがあるが彼らの強みは紹介営業である。顧客に次の顧客を紹介してもらう。どのように顧客を数珠繋ぎしていくのか?それは訪問している”その場で”紹介してもらうことらしい。紹介を求められると大抵顧客は「また後日、、、」や「一度確認してみます。」と断りが入る。その断りをもらわないためにも、「後日だとご面倒だと思うのでこの場でご紹介お願いできますか?」というように商談中に紹介をしてもらうとのことだ。
*紹介営業をされている方がいらっしゃれば補足コメントお願いします。

つまるところ、その場で如何に接点を構築できるか、次のアクションに繋げることができるかが重要になってくる。

*キャバ嬢からの御礼LINE。インスタの投稿も見て共通の話題に。

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通常、初回のLINEで地元の話まで踏み込んでくるキャバ嬢はいないかもしれない。俺だからかもしれない。なぜならあの子は俺にがち恋だからだ。

このようにして顧客との接点構築し、適切なタイミングでの連絡が必要になる。次回、③適切なタイミングでの連絡④自己開示について記載していく。

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