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業務効率化は企業存続の鍵!?ECRSの原則について

こんにちは、事業計画研究所です。

本日は業務効率化のECRSの原則について記載したいと思います。

昨今は日本もITを利用した業務の簡素化・効率化が進められており
各企業も業務プロセスの見直しや効率化を日々図っています。
本日はそんなトレンド!?な業務効率化のフレームワークについて記載します。

ぜひ、最後までご覧ください。


業務改善フレームワーク【ECRSとは】


ECRSの原則とは、以下の4つの英語の頭文字をとった言葉です。

  • Eliminate(排除、取り除く)

  • Combine(結合、つなげる)

  • Rearrange(交換、組み替える)

  • Simplify(簡素化、単純にする)

ECRSの原則ではE→C→R→Sの順で現在の業務に対して改善を試みることです。Eから順に効率化・改善化の効果が高いとされているため、Eから始めることが定説であるといわれています。

【Eliminate:排除】
業務効率化を図るために何より重要なことが「不要な作業を捨てること」です。
一連の業務フローや手順の洗い出し、見直しを進めていくことで業務を遂行するために不要な業務を探しましょう。
ここでいう不要な業務とは「無駄・無理・ムラ」などのことを指します。
なぜ、そのプロセスが業務に必要なのか手順に加えられている意味をしっかりと見つめ直すことが重要です。

【Combine:結合】
不要な業務を取り除いた後は、業務の統一化です。
他部署やチーム間で類似している業務などを統一化したり、細分化しすぎた業務フローを一つにまとめたりすることです。
逆に分離すべき業務フローもこの段階で検討する必要があります。


【Rearrange:交換】

業務を行う順番や場所、作業者を変更する検討を行います。
順番や作業者を変更することによって効率化される時間が軽微なものであっても、毎日毎時間行う作業であった場合大きな利になります。
また、作業手順に新しいITを導入したり既存システムの老朽化に対して改修の手を加えることも重要な一手であるといえます。


【Simplify:簡素化】
文字どおり業務プロセスを簡素化することを指します。簡素化による恩恵は工程作業の短縮だけではなく、作業者ごとの精度の差を小さくすることができます。
製造における物理的な簡素化には機械化なども含まれています。
一番効果の低い効率化であるといわれていますが、昨今のAIによる自動化などは効果の高い効率化であると言わざるおえません。

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本日はここまで!




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