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WAN University 「SNSマーケティングを学ぶ ~学生が作る学生のための勉強会~」イベントレポート!

 最近SNSが与える影響は、生活面、ビジネス面ともに非常に大きくなっていると感じます。SNSをうまく利用して、届けたい人へ、的確に、情報を発信するにはどうしたらいいのだろう…と考えるようになりました。

 そこで重要になるのが「マーケティング」だと思います。(もちろんこれがすべてではないですが…) 

 どんな価値を、どんな人に、届けたいのか。それはどのような媒体で、どのようにしたら良いのか。外部・内部の環境を考えて…と、戦略を考えて実行、改善するのが一番の方法かな、と思いました。

 というわけで、それを学ぶべくWAN University主催のSNSマーケティング勉強会へ参加してきました!


はじめに:WAN Universityって何者?

 簡単に、「WAN University」についてご紹介します!

 NPO法人学生ネットワークWANの取り組みの一つで、「新しい時代を自らの力で切り開いていきたい学生が 学び、実践する場」をテーマに、学生主体でこうした勉強会や座談会などのイベント、SNS運用、ビジネスモデルの記事執筆といった様々な取り組みを行っています。

▼ホームページはこちら▼

▼第一回座談会の様子はこちらから!▼


勉強会について

 今回の勉強会の参加者は全員が学生。それぞれ色々な目標や経験を持ち合わせており、バラバラのスタートラインに立っています。しかも「SNSマーケティング」といっても様々あります。

 そのため今回は、「何を学びたいかが明確になること」「学生による学生のための場になること」がゴールに設定されていました。というわけで、それぞれのSNSの使い方や価値観、経験を、アンケートを通した対話で深める会となりました。


勉強会、スタート!

 東北から九州まで全国様々な場所にいる19名の学生が集まりました。初めて顔を合わせたり、名前だけ知っていたりする人が多い環境でしたが、全員が積極的に発言する場にするべく、声出しとして


司会:「未来のインフルエンサーに
全員:「俺はなる!


という掛け声から始まりました。笑
(数名の声しか聞こえなかったような気もしますが)


 最初、準備運動としてのアンケートが「使っているSNSはどれですか?」でした。LINEの使用率は100%、次いでFacebookの使用率もかなり高かったです。

 意外だったのが、InstagramよりTwitterの方が圧倒的に利用者が多かったこと。学生はInstagramのほうが活発に使っているイメージがあるので、驚きました。TikTokの利用者が一番少なかったです。

 ここからメインのディスカッションタイムのスタートです。アンケート内容は、「見るためだけに使っているSNSはあるか」「サブアカウントを使っているか」「個人的なアカウントではなく、何らかの目的をもって運営しているアカウントがあるか」「最多フォロワーを持つアカウントのフォロワー数は」などでした。

 学生間の対話で出た内容を以下にざっとまとめました。色々なトピックがあがったので、Instagram、Twitter、Facebookの3つに絞ってご紹介します。

 一人ひとり使い方や価値観が全く違っていて、とても面白く、刺激になります。SNSのノウハウを経験から習得した人の話や、学生ならではのSNSの見方など、SNS運用のヒントになりそうなお話が沢山ありました。是非目を通してみてください!


学生間での対話、考えをご紹介

●Instagramについて
<使い方>
・ビジュアル重視だからテーマカラーを決めて使っている
・ストーリーのほうが見やすいからそれを活用して、ストーリーから投稿に飛べるようにしている
・ストーリーで背景や個人情報気にせずに挙げている人がいる
・敷居が高いイメージがあってまだ始めていない

<性質について>
・ストーリーで気軽に日常を発信したり、見たりすることができる
 →人と会うのが難しい今だからこそ重宝している
・「いいね=既読」みたいな風潮がある
・考えていることとかどうでもいい日常すぎるものにはあまり興味ないからインスタに魅力を感じていない
・ビジュアルメインだから外国語がわからなくても使いやすく、海外の利用者ともつながりやすい


●Twitterについて
<使い方>
・プライベートのものに加え、趣味用や何らかの目的を持った情報発信用の複数アカウントをもっている人が多い
・友達や知り合い以外の情報を知るのに使っている人が多い
 →ジャーナリストやフリーアナウンサー、本の著者など
 →勉強としての情報収集や大学の情報集めにも使っている
・文字制限があるから、語りたいときはnoteやインスタに切り替える

<経験や工夫>
・情報発信をする際、抽象的にすることを心がけている
 →あまり具体的すぎると見たいと思わない、いいね増えない
・情報発信には必ず写真を4枚使うようにしている
・ターゲットが欲する情報以外に、興味がありそうなものも発信する
・目的(目標)をもって情報発信していて、ファンを増やしたいと思っているのにフォロワーの質を気にしないと、フォロバ目当ての人が集まる
 →自分が”新規フォロワー”のターゲットになっていた
・ファンを増やすことに集中し、中身を決めてつぶやくことでフォロバしなくてもフォロワーが減らなくなった=ファンができた
・Instagramは放置しててもフォロワー増えるけど、Twitterはこまめにツイートしないとだめ
 →1日5~10ツイート位したほうが反応多くもらえる
・8個のアカウントをそれぞれ使い分けていて、どれも一日1ツイートは必ずするようにしている
・ただフォロワーを増やすためだけならハッシュタグつきで1ツイートしただけで600リツイート、3日で1000人超えられた


●Facebookについて
<使い方>
・大人とつながるために使っている
・自分の活動や、日常の気づき、考えていることを発信する場
・イベント等の宣伝に使っている

<工夫や経験>
・宣伝は色々なグループで流してみるのがいい、ただ学生にリーチするならInstagramがいい
・他よりもフォーマルな場で、友達申請の際にはメッセージを送るなどする
・メッセンジャーは開かなくても内容がわかるように 
 →通知で見える2,3行で自分が怪しい者ではないことと、話の概要を伝える


●SNSへの思い
・そもそもSNSって何?
・「フォロワー」みたいな用語や知識があまりない
 →みんなはどうやって、いつ知るんだろう
・周りについていけないと疲れる
・美化した情報に魅力を感じない
・ストレス感じてまでやるものではない
・一方で世界観に浸ることで休憩にもなる
・持ってない考え方、いろんな人の考え方を見るのが面白い 


▼参加学生が作ったグラレコ▼

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【感想】 
会の最中、そして終了後の交流会も盛り上がりました!皆さんの発信の仕方や工夫を聞いて、「情報発信してみようと思います」という方もいらっしゃいました。

みなさん、かなりSNSの使い方を工夫されていてとても勉強になりました!特にTwitterの使い方で、フォロワーの多い方がどのようなことに気を付けているのか、どんな風に発信してきたのかというのを聞いて、早速私も実践しようと思いました。

今回の勉強会を通して、InstagramとTwitterの性質の違いがよく分かり、それぞれを連携させながら効果的に使う方法を自分なりに考えたり学びたいな、と感じました!


今後、SNSマーケティングに関しての勉強会、座談会を展開していく予定です!第二回以降もお楽しみに!


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