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手取りは右肩下がり、負担は右肩あがり日本人の収入が増える見込みは薄い

11月10日付の日経新聞で社会保障制度の安定につなげることを目的に、社会保険の更なる適用拡大に向けて政府が検討しているという記事がありました。
少子高齢化や生活保護受給者の増加、コロナ支援など、日本の財政が厳しいのはよくわかります。
しかし、国民から税金や保険料を徴収するという方法しか財政を安定させる方法が本当にないのか疑問です。

世界最大のIMF先進国であり、最も裕福な自由民主主義国とされているメンバーで構成されているG7(先進7カ国首脳会議)。
このメンバーには、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアそして、日本が含まれています。
しかし日本の現状は、

  • 最低賃金は最下位

  • 賃金上昇率は0.4%

  • 利益率は他国の4分の1

といった状況にあるにも関わらず日本はG7(先進7カ国首脳会議)のメンバーです。
平均賃金は年収で韓国に比べて約38万円ほどすくなく、世界中に進出する飲食店の価格も日本は軒並み安い。
東京オリンピックで日本を訪れた外国人のSNSでは、コンビニ商品への絶賛が並んだそうで、日本の製品の安さと品質の良さが話題になりました。

海外から見れば日本の製品は品質が良く安いと良い評価を得ているが、日本で暮らす私たちは物価が上がって家計が苦しく、生活の足しにパートやアルバイト、副業をしている。
世界の中での日本の立ち位置と日本の現状に違和感を感じている人も少なくないのではないでしょうか。

こんな状況の日本でこれからどうやって生活をしていくのか。
政府が何かしてくれるのを待つのか、それとも自分の力でなんとかするのか。
少なくとも生活が苦しいという現実があるにも関わらず、社会保険の適用を拡大する日本政府がどうにかしてくれるという希望は叶わないのではないでしょうか。

勿論、何を選択するかは個人の自由。

ですがそろそろ国が何とかしてくれるという希望を捨て、自分達の足で進んで行くという道を選択をしなければならないタイミングに来ていると思います。

どうやったら売れるのか・どうやったら利益が出るのか・どうやったら生活が楽になるのかを皆さんは❝考えて❞いますか?考えて❝答え❞をだしていますか?
不平不満があるのは当然、ただ、その不平不満は❝考える❞ことでしか解決する術がありません。
一人で考えるのが難しいのであれば誰かと一緒に考えればいい。
あなたは一人ではありません。

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