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事業をしている沢山の人に知ってもらいたい国の制度があります。2/4

日本で事業をしている事業者の数は382万者、うち中小企業が99.7%でこのうち小規模事業者(従業員20名以下の事業者)が85.1%の325.2万者、日本は世界第3位の経済大国ですが、それを支えているのは小規模事業者ではないでしょうか。

小規模事業者の現状いや、中小企業の現状と言っていいと思います。
その現状は「このまま今の事業を続けていていいのか?」という不安を抱えながら日々、売上を稼ぐために目の前の仕事をやり続けている。
いくつもの仕事をこなす経営者、しかし、今の仕事をこなすだけではダメで、何かしら別の飯のタネになる事を一人で探す日々、孤独を感じるのは当然だと思います。

そんな経営者を支える制度が「事業展開等リスキリング支援助成金」という、厚生労働省が所管する助成金制度です。
この助成金は、新規事業の立ち上げなどの事業展開に伴い、事業主が雇用する労働者に対して新たな分野で必要となる知識及び技能を習得させるための訓練を計画に沿って実施した場合等に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成される制度です。
対象となる取り組みは、国が今力を入れている「事業展開」「DX」「脱・炭素」の3つです。
(一つ目の制度を知りたい方はこちらをクリックしてください)

伴走支援 ビジネスDr. リスキリング支援助成金

この助成金を知ったきっかけは、長年、人材育成の助成金に携わっておられる士業の先生、社労士の資格を持っているのですが、助成金には興味が無く数回申請したことがあるのみ、雇用を促し環境を改善する助成金も必要だとは思いますが、本当に事業者に必要な助成金はないと思っていました。
助成金コンサルの飯のタネに過ぎないと…

でもこのリスキリング支援助成金は違いました。
事業者が新しい事にチャレンジするための人材育成の費用が助成される。
これまで、新たな事にチャレンジしたくても、人がいない、ノウハウがない、お金がないとチャレンジ出来なかった事業者にとってとても意味のある助成金だと思っています。

新しい事にチャレンジするには知識や技能が必要です。
新しい事にチャレンジした事業者のうち、上手く行かなかったのが80%、立上げはできたが途中で頓挫したが17%、黒字化まで持っていけたのが3%と、新しくチャレンジをした事業で黒字化まで持っていけたのは全体のわずか3%というのが現実です。

その上位の理由は

  1. 新規事業が知識やノウハウを持った人材がいない

  2. 前例がないことやしがらみがある

  3. 市場のニーズを把握していない

  4. 資金が足りない

です。

お金が一番ではなかったことが以外だったかもしれませんが、多くの中小事業者の一番の悩みは知識やノウハウがないこと、だからこそ、この知識やノウハウを助成金を活用して学んでいただきたいと思っています。

既存の事業を今までと同じように続けることで明るい未来が描けているのならいいでしょう。
しかし、明るい未来が描けていないなら、新しいことにチャレンジするべきです。ただし、大きく動くのではなく、少しづつ動くことがポイントです。
まずは国の制度を活用して、新しい事にチャレンジするための土台を作ることから始めてみてください、きっと会社に小さな変化をもたらしてくれるはずです。
その一歩を踏み出すかどうかを決めるのは経営者です。

リスキリング支援助成金を教えてくださった士業の先生は、新しいことにチャレンジする事業者の方の支援を目的に、研究実践塾を立上げ専門家と一緒にチャレンジするプラットフォームを作られました。
私たちはその中で事業展開(新規事業立ち上げ、新商材開発・既存事業強化など)を担当しています。

この助成金についてお知りになりたい方は、事業所の所在地を管轄する助成金センター(問い合わせ一覧はこちら)に問い合わせていただくと教えてもらえます。
弊社でも月に2回ほどセミナーを開催しておりますので、ご興味のある方は是非、ご参加ください。
この助成金を活用し、新たな事業を生み出す事業者が増えることを願っています。


クリックしていただくと弊社のホームページへ移動します。


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