ステータスの考え方を加えるともっと良くなるビジネスがあるはず

今回は考える角度を変えてみる。一つの商品や業界の新しいアイデアではなくて、ある仕組みをあらゆる業種・業界に導入することで変化をもたらす事ができるのでは？と。

ある仕組みとは、「ステータスの考え方」だ。

僕は35歳で国内外に結構出張をするようになってきており、飛行機に多く乗る。そのため、航空会社の”マイル”に関してはかなり勉強をし始めた。

つまり、僕は優先搭乗や、ラウンジを使えるというステータスに憧れを持ってしまった。

一つの航空会社はステータスを上げられて、優先搭乗ができ、ラウンジも利用できる。これがとっても気持ちよくて、もはや、ここからもう一つの方の会社を頑張って利用して、ステータスをこっちも上げる。なんてことは、考えられない。

ここに完全なる階級が存在するのだ。一つの世界では貴族なのに、もう一つの世界に行くと一般人になる。そうであれば、一つの世界だけで生きることを選択する。ただ、それだけ。

この仕組みとても良いと思っていて、こういうステータスをビジネスに取り入れいている企業や業界は多くある。

航空業界、ホテル、楽天や一休などのポイントのシステムがあるwebサービス。

ただ、これって、もっと一般的に使われてもいいのでは？と思っている。ある程度確立できれば、競合へ浮気するなんてことはなくなるだけでなく、横にいるステータスの高い人が良いサービスを受けていたら、自分もそのステータスが欲しい！となる、つまり利用率を上げてくれるはずだ。

考えてみた。

美容院にステータスを導入したら

美容院に関しては、この前、(以下の記事)色々な可能性を考えたが、この記事を書きたかったから、これは入れなかった。

美容室にステータスの考え方の導入は航空会社のマイルと同様である程度の回数や年月使い続けていたら、シルバー、ゴールド、プラチナのようなステータスを与える。それぞれのメリットを考えてみると、、

・予約を優先的に取れる
・ステータス専用の電話番号がある
・電話を取った際にも〇〇様、いつもありがとうございます。と出てくれる。
・入店したら、〇〇様、いらっしゃいませ。と言って出迎えてくれる
・個室を用意してくれる
・雑誌は全て新品で好みを把握してくれている
・個室の音楽を好きな音楽にしてくれる
・好みのドリンクとケーキを用意してくれて、おかわり自由
・マッサージの時間を10min多くする
・カードの色を分かりやすく高級感を出す
etc

このようなサービスを既にやっている美容院もあるかと思うが、ステータスの高い人と低い人に合わせて差別、区別をしているところは少ないと思う。

いつも好意にしてくれている上客を分かりやすく区別してあげるのは嬉しいし、絶対に浮気をしなくなるという意味で導入しても面白いと思う。

歯医者にステータスを導入したら

歯医者に限らずだが、病院はどうも行く気にならない。理由としては、もちろん、雰囲気とかそもそも病院は。。みたいなのがあると思う。ただ、僕は患者をお客さんと思っている病院が少ないのかなって気がする。

つまり、キチンと接客してキチンとおもてなしをしていかないと、それこそ、違う病院に浮気をされてしまうのではないか。
なので、ステータスの導入だ。

歯医者は定期的に検診をしに行く人が多いと思うし、そういう人はある程度の収入を持っている人に違いない。つまり、ステータスが好きな方だ。
であれば、数多く通院してくれている”お客さん”へステータスを提供してあげるべきではないだろうか。メリットは、、

・予約を優先的に取りやすい
・待合室が個室
・治療台のソファが高級感ある
・目や顔を覆う布（？）はエルメスのストール（笑）
・毎回、歯ブラシ、歯磨き粉などを提供
・もちろん、診察カードもステータスに合わせて色を変える
・高級レストランへの招待券を何年かに一度プレゼント
etc

別アイデアとして思いついたが、オーダーメイドの歯ブラシや歯磨き粉などがあってもいいと思う。

そして、歯医者で考えてみたが、病院系、マッサージ系も上記のような考え方で取り入れられるのではないか。

タクシーにステータスを導入したら

新幹線にはステータスがない、飛行機にはマイルがある。だから、飛行機を選択するという人は少なからずいるはず。

では、JR、バスにはステータスがない、でも、タクシーにはある。となったら、タクシーの利用率は上がるのではないか？
タクシーも色々な会社や個人が入り乱れているし、UBERやDiDiなども入ってきている。

ただ、利用する側はどのタクシーでもある程度一緒。というのが認識担っていると思う。僕はそうだ。

なので、探してでも乗るようにすべき、それにはステータスがあるといいのでは？メリットは、、

・呼んだらすぐに来てくれる
・ドアを手で上げてくれる
・名前で呼んでくてる
・飲み物を用意してくれてる
・会社や自宅を把握してくれている
・好きな音楽やラジオを把握してくれていて流してくれる
・新聞や雑誌ももちろんある
・電源もその人の端末に合わせて準備してくれている
・生涯の距離に合わせてポイントや割引を提供
etc

これは、結構良い気がする。日本交通などがやれば台数もあるからあの規模で上記サービスを導入してくれたら間違いなく浮気せずに使うだろう。

これを考えるのは面白い。
また、新しいアイデアが出たら追記していこうと思う。