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【Act.3】女子の就活は不利で厳しい。勝つ為に戦略を学べ~他責思考改善~

コンサル就活生からES添削や就活相談を受けている中で俺はよく、
「残念ながら女子は就活で不利な属性に該当するんだ。面接でびっくりするくらいあっさり落ちまくるのが女子の就活だよ。」 とハッキリと言う。

俺にコンタクトを取る人たちは、
何もアドバイスをしていない状態でも、
比較的スペックが高い傾向にある。

その事実もはっきりと述べてるけど、そんな人たちにも「女子というのが不利だ」って必ず言うんだ。

これは、「油断をするなよ」っていう脅しでも何でもなく、
別に性別で差別しているわけでもなく、
本当に女子は就活に不利で厳しいのが現実だから言っているだけだよ。

「女性が活躍できる社会」ってのはこの国では口先だけって感じで、
今でも日本の女性管理職の割合は先進国の中でも下位に位置してるし、
就活においても女子というだけで総合職の枠は男子に比べて狭き門だよ。(ただし、実はこの事実に女子就活の勝ち筋がある。)

これは、就職四季報を見れば一発で分かると思う。
若干、大手企業は女性管理職を増やそうとした動きが見られるけど、
まだまだ少数派だと思うよ。(そういった企業は狙い目だぞ)

企業の人事は顔採用や愛嬌の良さばかりを重視して、「仕事が出来そうか」 「総合職として利益をもたらしてくれそうか」 っていう部分をどちらかというと軽視している傾向があると思う。(コロナで段々とこの傾向は薄れているけど。)

だから、

単に賢くても厳しいのが女子の就活の特徴で、
その事実を理解して戦略を立てていく必要があるんだ。

このブログの読者はみんな男性だと思ってたけど、
意外と女性がこっそり読んでいるから、
せっかくだからたまには女子向けの記事を書くよ!

女性が男性と違う点の1つは「出産」があるって点だよね。
最近では、「主夫」っていう言葉がある通り、
男性も育児休暇を取れる会社が増えている。

でも「出産」は女性ならではだよね。
出産直前まで出社する女性もいるけど、基本的には産休に入る。

そうなると、仕事は誰かに引き継がなければならない。
営業なら、お客さんにとっては窓口の営業マンが短期間で変わったり戻ったりすることになる。

大手企業ほど、事務系は「ルートセールス」がメインな場合が多い。
テレアポを頑張って新規開拓をするってのはあまり無いかな。

ルートセールスは、メーカーの多くは代理店担当を持っている。
担当交代するたびに担当先にご挨拶に行かなければならなくて、それだけでも結構時間を取られる。

だから企業側としてはどうしても女性の採用には慎重になってきたんだと思うよ。まあ、あと数年以内にルートセールスは一気に減ると思うけどね。
AIでいいんだからさ。コロナで営業は外出が減ったから、その流れも加速するだろう。

今までの日本企業は男社会、このご時世、未だに日本は男社会だ。
俺たち若者よりもはるか上の世代は、未だに会食の後はキャバクラやスナックがお決まりの文化が残っていたりする。

また、ルートセールスではゴルフの文化も未だに残っている。

これを若手の女性担当者に強いることはなかなか出来ない過去があったんだ。(最近は女性でもゴルフをされる人が増えているけど)

でも、関係構築の都合上、ゴルフくらいには行ってもらいたいって思っている先輩たちも未だに数多く存在する。(コロナで会食は激減しているから、あるとすればせいぜいゴルフくらいが接待イベントになってきている)

営業車で担当先を回る企業もやはり多い。
女性は運転が苦手な傾向があって、そもそも今どきの若い女性が営業車に乗って首都高速道路を走行したがらないのは容易に想像が出来るんだ。

このような様々な理由があって、大手企業の採用は未だに女子は不利なんだ。

まあはっきり言って、上記の習慣もそのうち無くなっていくとは思うけどね!!(AIで大体のことは解決できるから。)

まあそれとさ、安定を求める女性が多いことは事実だよね。20代で結婚し、子供を育てながら働き続けるか、理想のパートナーに出会って仕事を辞めるか色々なことを女性は考えていると思う。後者狙いの女子もよく見るよね!笑

それに、自分のプライベートの時間を大事にする女性も多い。週末を待ちわびてるくらいにね。

インスタグラムやFacebookを見てもわかるように、華やかな仕事に憧れながらも、実際の仕事にはそれほど熱中できずに淡々とこなしている女性も多いよね。

企業もそんな女性たちを見てきているせいか、結局男性を採用することが多い。だって、採用で女性の仕事へのスタンスを見抜くのは難しいからさ。

まあだけど、もし採用がAIによって行われるようになれば、そんな状況も変わると思う!もう少しの辛抱だ!

どんな就活戦略を立てるべきか

てなわけで、今のなかなかに厳しい状況に立ち向かうための就活戦略は何か考えるべきだよね。女性という属性が就活に不利なだけに、戦略的に行動することが大事だ。

ESは他人に添削してもらえばいいし、テストはじっくりと勉強すればいい。大まかな戦略を立てた後に、具体的な戦術を考えるんだ。

例えば、"受かる可能性のある企業にESを提出する"というのも一つの戦略だよね。

就活生の中には「受からない企業にエントリーしてしまっている」人もいる。

ビジネスの観点でも、自己満足で商売をする人は利益を上げられない。それをプロダクトアウト型と言われることも多いけど。その逆のマーケットイン、つまりニーズに合わせた開発や商売をする人の方が利益を上げられる可能性は高いのが一般的かな!

あとはそうだね、金融やサービス業界はブラック企業に出くわす可能性が高まることも覚えておくべきだ。そんな極端なエントリーをせず、BtoBの大手企業にも視線を向けてみるといいかもしれない。

特に、プライベートを大事にしたい人には、BtoBのメーカーはそこそこおすすめだよ。(本当は意識高い人こそBtoBに来てもらいたいけど笑)
あと、もしかしたらつまらない、と感じる人もいるかもしれないのでそこは注意!

そういう人はバリバリのコンサルや新規営業をしても良いとは思うけど、人材派遣の新規営業など、テレアポ地獄の仕事は精神的にけっこうすり減る人が多いからそれも気を付けてね!

俺の以前の彼女は、新規テレアポ系の営業が合わなくて新卒2か月で辞めてた(笑)


おまけ~他責思考女子~

"他責思考女子"は造語だけど、直訳すれば「他人のせいにする女性」って意味になるよね。これは他人や物事のせいにすることで自分から問題を遠ざけようとする傾向を指してる。

で、そういう人って、自分の問題が起きた時、感情的になって他人に当たる傾向があるんだよね。男女関係なく、そういう人はどこにでもいる。自覚がある人もいれば、自己正当化してる人もいる。

仕事場でもそうだし、小学生の頃からそういう人は絶対いたよね?
で、問題はここなんだよね、そういう人は「甘やかされて育ってきたから」そういう傾向が出るんだ。そして、そういう行動を指摘する人がいない。特に職場では、パワハラやセクハラの問題があるから、誰も指摘しづらいんだ。

でも、優しさっていうのはそういう人の行動を指摘することだと思うんだ。それが本当の優しさなんだよね。それに、他責思考っていうのは、実際に稼ぐ観点から見ても不利に働くんだよね。だって、お金持ちって大体「すべて自己責任」のマインドで行動してるからさ。

そこで、"どうすれば改善できるのか?"という問いに対する答えは以下の3つだと思うよ。

  1. デキる人と仕事をする。

  2. ロジカルシンキングを学ぶ。

  3. 自己分析と自己啓発を行う。

まず、自分よりも上の人と仕事をすると、自分の足りない部分が指摘されるから、そういう経験をするのは良いと思うよ。

自分よりも上だと思う人であれば、
何を言われても感情的なヒステリックは起こしにくいからね。

他責思考女子は、小さい頃から周りにチヤホヤされて育ってきているので、

「自分が悪い。自分の能力が低い。自分で考えなきゃ。」

という経験が圧倒的に少なく、
そのためストレス耐性が圧倒的に低く、他責思考になりやすいんだと思うよ。

だからこそ、ヒエラルキーが上の人と仕事をし、色々と足りない部分を指摘してもらうと良いと思う!


次に、ロジカルシンキング。これは書籍や動画なんかでも学べるよ。

でもなかなかフィードバックが貰えないのと、
結局は自分で「感情的か、論理的か」をチェックするから、自分を客観視できる人でないと独学は難しいかな。


そして最後に、自己分析と自己啓発。でもこれも「あ、自分もしかして他責思考女子かも」と気づける人にしか効果がないよね。

もちろん、自分が他責思考だと気づけば、上記の方法で改善できるけど、そもそも気づかないと何も始まらないんだよね。

だからこそ、自分自身の行動を論理的に考える能力、つまりロジカルシンキングが重要なんだ。そうすれば、自分の行動を見つめ直すことができるからさ!

まあこの記事を読んで、自らの品性を振り返ることが出来る人は、他責思考女子ではないと思うから安心してね。

デキる人ってのは論理と感情のバランスが取れてるんだよね。だから、ロジカルシンキングを叩き込むのは必要だと思うよ。でも、今の日本の学校教育ではそれはなかなか難しいかもしれないね。

それじゃあ女子の皆さん、就活頑張ってね!

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