【Act.6】就活生はスーツのお作法を勉強しておこう!
今回はこれまでと違って、丁寧な文体で書いていきます。紳士淑女に向けて、言葉遣いも丁寧に書いていきます(笑)
まず初めに申し上げておきますが、このような記事を書いている筆者はスーツの世界のルールは多岐に渡るということは知っておきながら、パーフェクトには着こなしていません。
だって面倒臭いんだもn
…
…
しかしながら、就活生はスーツの着こなしの世界を理解しておいた方が良いですし、できるだけパーフェクトに着こなす方が良いと思います。
何故なら、その通りにしたら誰だって身の丈にあったカッコよさになるからです。
スーツの世界は奥が深いです。
我々日本のある東洋にはスーツなんて文化はそもそもありませんでしたから、スーツを着る以上は西洋文化に従うのが基本でしょう。
郷に入っては郷に従え、です。
ほら、オーストラリアとか中国や韓国がアレンジしてる寿司って、日本人からしたら寿司じゃないじゃないですか。
だから寿司の世界を知るならやっぱり日本なんですよ。
スーツの世界も同じで、まずは西洋の王道のルールを知りましょう。
就活生はスーツの着こなしがおかしいのですぐ判別出来ます。若くてスーツの着こなしがおかしいと目立つので、就活生や新入社員であると判別ができます。
スーツは男性を2割増しでカッコよくしてくれるアイテムですが、着こなしがおかしいとその効果はむしろマイナスに作用する、というのはこの記事をこっそり見ている女子もきっと共感してくれるはずです。笑
以下、この辺はせめて押さえておけよリストです。笑
1.スーツのサイズが合っていない
2021年6月、G7首脳会議の時の菅元総理のスーツと、後ろを歩いているミシェルEU大統領のスーツ姿をご覧ください。
顔を隠したとしても、身長の上下を差し引いても、真ん中の人が「1番ダサい」って思いませんか?
恐らく、この世界で生きてきた一般的な方々の美的感覚であれば、ダボダボのスーツはダサいって思うはずです。
肩回りも、極端に言うとベジータの戦闘服みたいになっている人も結構多く、この場合はサイズが合っていないです。
スーツの差別化ポイントとしては主に3つです。
生地はよほど高級素材でなければパッと見では分かりません。
そもそも街中で「あの人のスーツの素材良い!」って思うことが無いのと同じで、普通の人は素材の良し悪しを区別は出来ません。
色に関しては、就活では黒かネイビーです。
個人的には、黒は礼服なので就活生でもネイビーをオススメしますが、いずれにしても変な色で差別化などはしないハズです。
となると、スーツ姿で1番差が出るところってサイズなんですよね。
サイズが最も重要だからこそ、オーダースーツ屋さんがこんなにも沢山あるのです。
つまり、スーツは高級な吊るしを買うよりも、安いオーダーを買う方がよっぽど大事なんです。
個人的には、就活生も多くの社会人も、ユニクロのセミオーダースーツで十分だと思います。
上下2万5千円くらいでジャストサイズが買えるなら十分です。
もちろん、2万円のオーダースーツ屋も探せばありますので、近所にあるならそっちに行った方が良いでしょう。
完全なオーダーメイドの場合は、個人の骨格に応じて右腕と左腕のサイズ感まで変えて仕立てるのですが、まあユニクロのセミオーダーで重要パーツのみジャストサイズで選ぶということでも十分かと思います。
量産しているのでコスパとしてはかなり良いです。
大型店舗に行けば採寸してくれますし、スーツ慣れしていない学生でも気軽に買えるでしょう。
2.Yシャツのサイズが合っていない
マックにいる高校生のYシャツは基本ダボダボです。
成長期なのを見越して、親が大きめのYシャツを買っているからです。
しかし、就活生や社会人は基本的には身体のサイズは筋トレや太らない限りは変わりません。
故に、ダボダボのサイズを買う意味なんてないのですよ。笑
腕周りもそうですし、胸囲など、ジャストサイズで買うべきです。
Yシャツは6~7千円でどのお店もオーダー出来ますので、お小遣いに余裕がある人はオーダーしましょう。
一方、Yシャツを消耗品として扱う場合は、これまたユニクロでセミオーダーすれば良いと思います。
スーパーノンアイロンシャツが3千円ですので、安いです。
ネット購入ですが、自分の首回りや袖丈は把握しておきましょう。
襟はセミワイドで色はホワイト。
私はボタンダウンを着てリク面して、リクルーターから「ボタンダウンのボタン、空いてるよ」と冷たく言われて落ちた経験があります(笑)
ボタンダウンはスーツの世界では邪道なので、そもそもボタンダウンを着て行ったことが間違いでしたね。(無知ってコワイ・・・)
お洒落な人は胸ポケットは付けないのと、就活生は社会人みたいにスマホを常備しておく必要がないので、胸ポケット無しで良いと思います。
いずれにしても、自分のサイズというのを把握しておく必要がありますので、店舗に行って測定してもらいましょう。
フランスのマクロン大統領のスーツは4万円とのことですが、日本の政治家よりカッコよいのは、着こなしのルールに忠実だからです。
ちなみにYシャツの袖丈を把握しておく必要があるのは、立ったときに1㎝くらいYシャツが見えるようにするのが王道だからですね。
ここまでに添付した写真をもう1度見てみてください↑↑
3.ネクタイがおかしい
トランプ元大統領のネクタイは締め方がおかしく、いつも長いのでコラ画像が沢山あります。笑
正解は、ベルトに掛かるかどうかくらいの長さです。
つまり、身長によっては各人ネクタイの結び方を変える必要があります。
お父さんから教わった結び方ではアナタの身長には合っていない可能性がありますので、Youtubeで調べておきましょう。
くぼみ(ディンプル)が作れていない人は社会人でも多いですが、スーツのお作法を知っている人が見たら鼻で笑われます。
長さ調整と一緒に練習しておきましょう。
また、赤いネクタイは威圧感を醸し出すので、色選びも重要です。
就活の場合もビジネスマンの場合も、安定を取るならネイビーの無地ですね。
チェックや変な柄モノは社会人になっても買う必要はないと思います。
パーティ用は色々と話が変わってくるので、デートの時は適当に付け替えて下さい。笑
4.靴下がおかしい
いるんですよね、スーツに白ソックスを履く人が。
くるぶしソックスを履いている学生さんなんかもごく稀にいますが、分かってる人が見たら一発アウトです。
黒ロングソックスを履いておけば間違いはありませんので、靴下もユニクロで買い揃えれば良いと思いますよ。
全身の中で最も摩耗する消耗品なのになかなか買い換えない不潔な人がいますが、そこはお小遣い貯めて積極的に買い換えましょう。
1000円で3足ですから、それくらい頑張りましょう。
5.靴がおかしい
革靴は確かに高いので安いモノを買いがちですが、できれば2~3万円くらいの革靴を買えると良いですね。
1回買ってメンテナンスを怠らなければ3~5年履けます。
もっと良い靴ならもっと長く履けますので、トータルコストは実はそんな変わらない場合も多いです。
まあお小遣いが足りない学生は安いモノで揃えるしかないのですが、「黒のストレートチップ」を買いましょう。
先端が、上記の写真のような形の靴ですね。
こういう色や形の靴はやめてください。
西洋でもフォーマルな場は黒のストレートチップが基本ですので、謎のお洒落意識を出さないようにお願いします。
ブラウンの靴を履きたがる人も多いのですが、まずは王道を押さえることが先決です。
あと、靴は磨きましょう。ピカピカに磨くのは楽しいですよ!
6.カバンがリュック
社会人がスーツにリュックだから影響されてしまう学生は多いのですが、これはスーツの王道からは外れています。
スーツの世界をよく知っている女性なら、スーツにリュックは言語道断と言いますね。
ただし、最近はスーツにリュックを推す人も増えていますので、時と場合と人に寄るといった感じになってきていると思います。
また、最近はテレワークの普及で会社のPCを持ち歩く必要が出てきているので、手持ちカバンだと重すぎるといった問題が出てきています。
それもあって社会人はリュックにする人が増えています。
私も不正解と知りながら、TPO的に問題なければ基本的にリュックですね。ただ、フォーマルな場にリュックは恥ずかしいので、その場合は手持ちバッグにします。(その場合は当然にレザーバッグです。)
結婚式参列なんかはレザーのクラッチバッグです。
TPOに合わせるのが大事で、就活の場合はレザーの手さげバッグが安定だと思います。
7.コートがおかしい
日本人は、ナイロンやポリエステルのシャカシャカしたコートを着ている人が多いですが、あれはスーツの世界的にはNGです。
デパートで1万円くらいで売っていて、袖には無意味なベルトボタンが付いている、ザ・サラリーマンの真っ黒なアレです。
一般的にはこの辺のコートで黒かネイビー、ビジネスマンならグレーのヘリンボーンなどが王道ですね。素材はウールやカシミヤなどなど。
ユニクロの黒のシングルブレストコートが就活生的には1番無難で安く手に入ると思っていたのですが、あまりの人気でサイズが残っていないですね・・・。
就活にトレンチコートなんかはお洒落すぎてオジサンの鼻に付く可能性もあるので、ブレストコートくらいがちょうど良いと思いますね。
ちなみにユニクロは最近はカジュアルを意識して大きめに製品を作っていますが、フォーマルなスーツの世界ではやはりジャストサイズを選ぶようにしましょう。
おわりに
というわけで、主に就活生に向けて、スーツのお作法を書いてみました。
とは言いつつ、社会人も知らないというのはよろしくないので、みんな知っておいた方が良いと思います。
さらに細かい部分は書いていませんので、ご自身でお調べください。
基本的には、ここに書いた内容を押さえておくだけでもだいぶ違うと思います。
スーツの世界は奥が深く、面倒くさいと言えば面倒くさいのですが、スーツを着る以上は仕方ないですよね。
って言って、着物で面接に行く勇気があれば別ですが、基本的にビジネスの世界は資本主義バリバリの西洋文化の土壌ですから、そこは大人しくスーツでお願いします。笑
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