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【Act.4】凡人就活生ほど大手に行くべき理由

ごめんね!もう少し、マインド面や事前準備的な話が続くよ!

でも、いきなり具体的な内容に取り組むよりも、全体像や目標が決まり、そこに決めたマインドセットが固まっていた方がブレずに的を射た努力ができると思うからさ!

このアカウントは定期的な就活生の検索流入があるわけだけど、せっかくこの記事に辿り着いたアナタには、

「つべこべ言わず大手へ行け」

これを改めて伝えておくよ!

最近だと、つまらない仕事よりも自分の価値観に合った仕事を選ぶべきだとか、大手の出世競争なんて時代遅れだとか、人生の目的に合った企業選定をしろだとか、とくに「幸福度」について着目し、大手企業を狙わない就活生だったり、そういうアドバイスをする大人が増えてるよね。

でも、俺はこれには反対の立場を取るよ!よほどのことが無い限り、特に凡人だと自覚している就活生はさ、

「つべこべ言わず大手へ行け」

結局のところ、これだよ。

なんか、ドラゴン桜の「東大行け」的なノリかもだけどさ、何も武器のない学生に「やりたいことが出来るならベンチャー企業でも良いんじゃない?」みたいなことは俺は言えない。

まあ大手企業は沢山あるし、その中でなるべく自分に合った企業を選びたいというのが大半の人の本音だと思うけどさ、もちろんそれは良いことだけど、それはアナタのスペックが高くないとね!

学歴MARCH以下、平凡なバイトとサークルしかしてこなかった人、しかもTOEIC900点超えとか簿記1級とかGPAがMAXに近いだとか、大人相手にどんなテーマでも論理的にハキハキ自分の言葉で喋れるだとか、そういったスキルが何も無い人は、ほとんどが大手企業には行けないのが現実だ。

2023年6月1日時点の就活正式解禁時点では、内定率はすでに70%超えって報道もあったけど、俺は別にこの数字が高いとは思わない。

だってこれだけ人手不足が騒がれていて、売り手市場って言われてるのに、10人のうち3人も内定がまだなんだよ?1社くらい滑り止めがあっても良いだろ普通!

てか満足行く内定をもらってる人は70%のうちどれだけだよってさ、考えるまでもないじゃんね。
つまり、大手企業にはそう簡単には行けないんだよ。

ここで俺が言ってる大手というのは、東証一部上場=大手企業じゃない。
大手企業とは、主要業界のTOP5位くらいまでの名だたる企業のことを指している。
売上高1兆円超えてる企業だってさ、そんなに多くはないよ?

毎年約50万人の学生が就活を行うけど、そういった大手企業の内定の座を勝ち取ることができるのは1~3万人とかそこら。

学生の中で上位10%未満に入る必要があり、これは当然早慶や旧帝大の学生ですら勝ち取ることが出来ない競争倍率だよ。早慶でもさ、就活で無双できる人はマジで驚愕のスペックの持ち主だったりするよ!

周りにいないかもだけど、マジで才色兼備、文武両道、性格も素晴らしいとかね。そんなパーフェクトな学生は実際いるんだよ。

俺の親戚の慶応の同級生もさ、五大商社から「スカウト」が来たけど、断って外銀に就職したけどさ笑笑

大手企業ってのはやっぱり全体的にレベルが高いし、そもそも他とは比べ物にならない好待遇だよ。激務って聞くかもだけど、実際はそんなことも無いし、激務の部署だったとしてもそれはそれで能力が上るし、好待遇も手に入るからみんなそれで納得してるよ!

「つべこべ言わず大手へ行け」

自分のスペックに不安のある人は、大手企業を選り好みしている余裕はない。「何としてでもどっかに滑り込んでやる!」くらいの野心が欲しい!!!

そもそも自分のスペックが上位10%側の人間なのか、それ以外の人間なのか客観視できない人は危険だ。10%側の人間は選り好みして就活した方が良い結果になることが多いので、この記事を読むべき人間ではないんだけどさ。

便宜上、このように数値化して学生を区分しているけど、まあもちろん大手企業の社員だから偉い、ということは一切ないので誤解無きようにお願いしたい。国立大学じゃないからクソ!みたいな学歴による差別的思考をする人と同じで、社名で人を判断するような大人になるなよ??

それはそうと、なぜこんなにも大手企業に行けと俺が主張するのかと言うと、それはやっぱり金銭面や社会的信用力、自己肯定感の向上、そこそこレベルの高い仲間、日本という衰退国家における”まだマシ”な選択肢だから。

できれば海外で高給取りになるとか起業してがっつり稼ぐとか全員が出来れば良いんだけど、大多数の人にとっては、就活で大手を目指すのが今からでも間に合うマシな選択肢だと思う。

普通の中小企業やベンチャーはいつでも入れるけど、大手企業はなかなか入れないからさ、是非とも目指して損はないと思うよ!

今の時代は終身雇用というものは期待できないし、大手企業ですら年功序列で年収が上がっていくということは保証されなくなっている。

福利厚生も簡素化されてきているし、大手だからと言ってシルバー民主主義のこの国らしい「昔の価値観による根性論文化」というものは無くなってない。

でも、

それでも中小零細企業よりもマシであることが多いし、新卒から3年目くらいまでは比較的守られて働くことが可能だよ。その間に、何もない自分のレベルを上げるんだ!

新卒1年目からテレアポ、飛び込み地獄で、100件飛び込んで成果0件、事務所に帰れば上司に詰められるなんて環境はさ、生き残れば凄いんだけど、殆どの人は脱落して、色んな会社を転々としてなかなか出世街道に乗ることが出来ないままってことも多いからさ。そういう人を大量に生み出す中小・ベンチャーを勧めるってのは俺には出来ない。

先の未来は読めないが、もしも定年まで順調に働けたとしたら生涯年収は中小企業とは1億も2億も変わってくる。

月の手取り16万円の中小企業社員と、月の手取り40-50万円、凄い人は月100万円の社員とさ、同じ人間でそこまで劇的な能力差はないのにそんなに差が付くのはね、やっぱり環境要因が大きかったりする。

もしあなたが結婚する運命にあるとしたら、大手企業に所属しているということは出会う相手のレベルが高くなることを意味するし、住宅ローンなどの社会的信用も圧倒的に変わってくる。

有給休暇の数も全然変わってくる。

もちろん必ずしもフルで消化できる会社は多くないけど、有給配布日数が20日の大手企業に対して、中小はそもそも10日も配布されていないこともザラにある。
権利はなるべく多く手にしていた方が良いに決まってるよ!

コロナ禍で本業が壊滅的状態にあってもさ、ANAやJALは潰れなかったよね?

本業が壊滅状態だったけど、今まで貯めこんだ利益や資金調達の中から給料が払われたし、雇用者数を守りたい国や日銀が倒産を必死に阻止するように動いた。

「つべこべ言わず大手へ行け」

そう、レベルが低い人ほど大手企業を目指すべきなんだよ。

新卒という切符さえあれば受けるのは無料なのに、そもそもエントリーすらしない学生がいる。俺はこれには大反対。せっかくなら挑戦しろよ!!

生涯年収が1~2億円変わる大事なイベントなのに、なぜ最初から諦めるのか!!自分には大手は合わない?アホか!!
じゃあ入ってから辞めろ!!

しかも毎年のようにFラン企業から大手企業に滑り込むスーパースターが続出しているのがこの就活というイベントなのに、なぜ最初から数社しか受けずに滑り止めの中小企業に行くのか。

ここで必死になれずにいつ必死になれるの?

「このまま行ったら周りと同じで大手企業には到底行けるわけもないけど、自分だけは大手企業に滑り込みたい」

みたいなエゴと欲望の塊みたいな野心家が少なくなっていると思う。これは社会問題だ。みんなひ弱。みんな気が弱い。

その証拠がさ、田舎の大学生の大名行列のマスク率の高さね!大人よりマスク率高いんじゃないの?って思うんだけど、なんでお前ら屋外で友達と話すのにずっとマスクなの?忍者にでもなりたいの?
バイトではマスク着用が未だに義務の職場もあるし、それなのに外で未だにマスクしててさ、いつコミュ力鍛えるの?

というわけで、若者もどんどん従順になり、エゴや野心が無くなってきている。そこから外れた奴はマルチや情報商材、転売でしょ?

いや、それよりも大手企業に行って仕事に集中した方がコスパたけーぞ!これはガチ!!!

若いんだからさ、もっと貪欲によだれダラダラで大手企業を狙った方がいいよ!!

俺はそうやって毎年大手企業にのんびりとした学生を押し込んできた。

「大手企業乱れ打ち。確率論で数社内定貰って滑り込んでやる!!!」

こういう野心に火を付けてね!

え?業界絞らなくて大丈夫なのか?

結論、大丈夫!死ぬ気で超貪欲に就活すればだけどね!

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