韓国でボランティア活動が生むプライスレス
2015年8月から非営利団体ぷさんさらんで児童養育施設(孤児院)に訪問をしボランティア活動を始めた。
その児童養育施設には、その当時生後3か月から中学生まで30名ほどの児童がいる。
小学生児が多い。
4人1組で生活しており、その各組に”お母さん”の役割を持つ職員がいる。
その子供たちに何をするべきかを考えた結果、私たちが子供時代に心弾ませた日本の祭りをイメージした。
射的、もぐらたたき、スーパーボールすくい、日本語かるた、白黒ひっくり返しゲーム、ヨーヨー釣りなどなど
それに加えて夏の風物詩の流しそうめん、スイカ割りを加えた。
年に2回の活動をしていく度、協力者が増えていった。
日本からこのために来ていただけたり、日本語を勉強する韓国人の方々がグループで積極的にサポートしてくれた。
特に日本から来ていただいた方は、ご自分で”千本くじ”とプレゼントを用意してくださりご参加いただいた。
参加してくださる方々が、子供たちのためにとお菓子を持ってきてくださったり、裏方をしてくださった。
そういう方々がいたために、子供たちも楽しく遊ぶ姿が見れた。
いつもいつも深い愛情でご協力いただいていただきありがとうございます。
その子供たちの喜ぶ姿の中で気づいたのが、そのボランティア参加者たちが韓国語や日本語が出来なくても、”子供たちのため”ということで協力している姿だった。
そこには、日本人、韓国人と人種の違いはあれど共通目的があることで、ボランティア参加者同士の結びつきが手に取れた。
こういう人とのつながりは本当に貴重に思えたものだった。
その後、日本の大学からもボランティア活動したい旨の連絡をいただきバス1台でボランティア活動の体験に来た。
海外で、経験できる貴重さは本当にプライスレスだと思う。
今時点、海外で留学している方々も日本ではあまり機会がないことでも、海外に来たからこそボランティアというのは必要なのだと思う。
日本人がボランティアをすることができ、現地韓国人と交流する舞台を準備するのが、社団法人ぷさんさらんの役割です。
もっと活動をしっかりできる体制が出来ていないので、今後の課題は多いところですが経験というプライスレスな時間を作れればいいと思っています。
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