カフェイン中毒者がquitzillaを使ったら、脱カフェインが出来たよって話

※ヘッダーはみんフォトからお借りしました。イメージ画像です　

　読み方が分からなくて調べたら、クイットジラらしい。一つ、賢くなった。
　習慣アプリが面倒で続かなかった人間が、quitzillaを使ってカフェイン断ちが出来た。
　メリット・デメリットについても話します。

自分の状況

　私は自他ともに認めるカフェイン中毒です。
　常にカフェイン漬けです。さすがにやべぇな……と思い始めました。
　カフェインをやめようと思ったのですが、結果は三日坊主。

　

高校

　・高校一年から缶コーヒーを常飲
　・高校三年からは近くのコンビニコーヒーを常飲

社会人～今

・コールセンターに入った後も、コーヒーを飲む
・コーラが好きで、５００缶を毎日飲んでいたこともある
・ほぼ毎日カフェラテをのんでいる

カフェインをやめようとした敗北記録

　何度か「やめるぜ！今回は！」と意気込んで、失敗を繰り返してきました。
　どんな方法をとっていたのかを書いていきます。

コンビニを通らない→失敗

　通勤路に数件のコンビニがあり、それらを見なければいいのでは！と思いました。
「意志じゃなくて、環境を変えるほうが楽にできる」
　最初のうちは、コンビニを見ても入ることなくコーヒーを飲むことを回避していました。
　ですが、一回入ってコーヒーを買ってしまうと「明日でいいか」とずるずる後回し
　気が付いたら、毎日飲んでいました。

飲まなかった日にシールを貼る→失敗

　最初は、コーヒーを飲まなかった日にカレンダーにシールを貼る方法をとっていました。最初のうちは、よかったです。最初のうちは。
　２週間はコーヒーを飲まない日が続き、「これはいける！」と思いました。
　ただ、一度飲むと「あ～～……いいや」とあきらめムード。
「シールを貼るのがめんどいな」や「二日ダメだったから、もういいや」と理由をつけて、そこからなし崩しでコーヒーを飲み始めることまでテンプレでした。

もう一回、カフェインをやめようとした理由

　別にカフェインをとっていても、大丈夫だろうと思っていました。睡眠薬を使えば寝られるし、集中できるしと。
　ただ、カフェイン中毒の漫画やカフェインの副作用を見ていると段々と「あれ？自分、中毒じゃね？」と危機感を覚えました。
　　

アイドルマスターSideMのライブ

　１０月の終わりに開催予定のライブがありました。アイドルマスターSideMです。今回のライブ会場であるKアリーナが「トイレが少ない」「終演後にトイレが使えない」といった呟きが流れてきました。
　カフェイン中毒になると頻尿になります。ディスコで通話している時も「トイレ行く回数多くない？」と言われます。
「ライブ途中で席を立つのも興が削がれる。かといってどうやってもコーヒーを飲んでしまうしなぁ」
　カフェインを抜こうとしても、気が付いたら飲んでしまう。習慣化というのはめちゃくちゃ怖いものです。

寝つきが悪くなってきた

　もともと寝つきが悪かったので、睡眠薬を使っています。ただ、最近これを飲んでも寝入るのに時間がかかるようになってきました。
　強い薬を使うのも考えましたが、抵抗があるため今の薬を使う予定です。
　カフェイン断ちをすると、寝つきが良くなるとわかっていてもコーヒーが辞められませんでした。

quitzillaとの出会い

　悪習慣をやめるアプリがないかと思い、検索したときにquitzillaを見つけました。
　アプリをいれるか迷っていました。
　理由は、私が極度のめんどくさがりだからです。

理由：習慣化アプリを開くのが面倒

　私は２工程以上になると、とたんに面倒になり出来なくなります。
　様々な書籍を読み比べた結果、どうやら人間の作り的にそうなっていることが多いらしいです。
　習慣化アプリは、アプリを開く→ボタンか印を推すとなるのがほとんどです。
　私からすれば、この「アプリを開く」でもう折れました。

実際に使ってみた

　人って、損を回避する傾向が強いらしいです。
　私は考えました。金が大好きだが、金がなくなるのは嫌だ。これを使えば、辞められるのでは？

quitzillaで金額を設定

　　とりあえずやってみるか～と思いアプリをダウンロードして、「コーヒー」を選択。

結構いっぱいあります。自分が辞めたいものを自由記入も可能です

こんな感じで記入欄が出てきます

金額が表示されました。一週間のあたりの金額を記入。

　一週間：１,５００
　一ヵ月：６,４３０　
　一年：７８,２１４

　iPad買い換えられるじゃねぇか！！！！！

　スマホを布団に叩きつけました。恐ろしい。
　去年あたりからずっとコーヒーを飲みつつ「iPad、買い換えたいな」と考えていました。買い換えられるぞ、そのコーヒーをやめれば。
　１０/６からコーヒー。ついでに、カフェインが入った飲み物も辞めました。
　最初の一週間くらいは、飲むか迷いました。そこも、quitzillaが解決してくれました。

quitzillaの良いところ

　なんと、習慣をやめた場合の一週間・一ヵ月・一年間の金額が表示されます。
　なので、一週間の金額だけ入れれば放置でOK。もし飲んだ場合には、タイマーリセットを使えばいい。使った金額を書くと、リセットされ、また一日ごとの計測が始まる。
　つまり、決めた習慣を破らなければ何もしなくてもいい。ボタンを押したり、カレンダーに書いたりする必要もない。
　もし飲みたくなったら、どうするか？アプリを開いて「いや、でもこのくらい辞めてるからな……」と決意を再度固めることによって、飲むことを防げました。ありがとうquitzilla、課金したからねquitzilla、一生サービスが続いてねquitzilla。

quitzillaのご褒美機能

　quitzillaにはご褒美ショップがあります。これは、浮いたお金や時間を使って自分が決めた「ご褒美」を買うことが出来る機能です。

ご褒美ショップ。買い切りにすると、チケットを無限に増やすことが出来ます

節約になった金額が表示されます。あと、時間以外に図で分かりやすく何時間辞めているか見れます

　例えば、「ちょっと高めのスタバドリンク」だったり「買いたいと思っていた本」を設定。金額も自由に変更できます。

　「現在の残高」というのは、コーヒーを飲んでいない期間に貯まったお金です。「～～つもり貯金」です。
　ご褒美ショップでご褒美を買うと、この残高が減ります。

タイマーリセットをすると、どうなるか

　もし、辞めていた習慣をやってしまった場合。
　quitzillaには、「タイマーリセット」機能があります。
　例として、「5/30の午後１時に３００円のコーヒーを飲んだ」とします。
　quitzillaに入力すると、今まで辞めていた日数がリセットされ、午後１時から計測が再スタートします。

　タイマーをリセットすると、「すべての時間の節約」から使った金額が引かれます。
　「すべての時間の節約」は、ご褒美ショップで使うことが出来ます。
　つまり、「タイマーリセットすると、ご褒美を得るまでの期間が長引くよ」という事です。

金額入力前

金額入力後。３００円分、合計から減っています

ライブ後

　その後ですが、ちまちまと飲んでいます。ですが、前ほど「飲みてぇ～～……すべてを忘れて飲みてぇ～～～」とはなりません。
　飲みたいと思ってもquitzillaを開いて、「このくらい貯まってるな……」と確認して飲むのをやめてます。
　飲むのをやめて、効果があったかと言われれば分かりません。多分、寝つきは少し良くなったくらい？
　ただ、調子に乗ってカフェインを多くとりすぎた結果、眠れなくなった日があります。夜は飲まないと決めた方がいいな。
　あと、連続で飲むと手が震えたり動悸が出ます。こわ。

quitzillaで辞められること

　カフェイン断ちとコーヒーにかかる金額しか言っていませんが、このアプリはYouTubeやツイッターをやめた時間も計測が出来ます。
　気になったので、ツイッターをやっている時間をいれてみました。一日約４時間。一年だと２か月間はツイッターに費やしていることになります。こわ。他にやることあるじゃん、やりな？
　ちなみにYouTubeは、多い時だと１日１０時間。一年で１５２日でした。約半年、YouTubeしか見てないの！？！！？！？！？何やってんだお前！！？！？！

辞めた期間。やめていた時の感覚

　このアプリを利用して、１０/６から１１/１０まで辞めることが出来ました。約一か月間！浮いたお金は約６０００円！そのお金で、ライブパンフを買いました。

　やめている最中ですが、眠気が酷かったです。頭痛も少しあり、一週間くらいはずっと酷かったです。それ以降は、何もなくなりました。

結論：quitzillaは「めんどくさがりにちょうどいい」

　ここまで読んでいただきありがとうございます。
　私は、怠惰な人間です。何もしたくないし、努力もしたくない。面倒くさがりで、習慣化というものに縁遠いです。
　そのため、飲まなかった日にシールやアプリのボタンを押して～というのは、無理でした。自分データ上、２工程以上になると面倒に感じるらしい。　

　quitzillaはその点が必要ないので、続けるのが楽です。
　めんどくさがりで「何やっても続かないよ～～」と思っているお金大好き人間にお勧めです。