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【幸せの青い鳥】 Lynetteさんと早朝ルリビタキスマイル
あなたはまな板の上の鯉!
クリオネクリスマス第三弾!
わたしの想像の中のLynetteさんをコテコテの関西パワー全開に仕上げた物語!
ご参加ありがとうございます!
もちろん全部フィクション!
ことりの スズメの あしあと
まどから 聞こえる すずめの あしおと
「ねぇ、すずめちゃん、ルリビタキさん知らない?」
わたしは彼女たちに聞いた
「幸せの青い鳥、ルリビタキさん、知らないかな?」
「ルリビタキさん?しらないよー」
「青と黄色の色の小鳥ちゃんなの」
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「スズメよ、たしかに青と黄色の色やけど、パルマやないか。中田か田中かわからんけど、彼はパルマのユニホームきたサッカー選手やないか」
「えー ちがうのー?」
「ちゃうわ!こんな有名人どっから連れてきたんや!」
パサパサパサー
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「スズメ、これ外国のケーキやん。ネットでよう出てくるやつやん」
「えー 違うのー?」
「小鳥や言うとるやろ。カップケーキが同属に見えたん?」
パサパサパサー
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「スズメよ、信号機やないか、ルリビタキとシンゴウキ、似てなくはないけどな。ちゃうねん。でもようみとるな、青と黄色は同時に光らへんのにな」
「えー 違うのー?」
「ちゃうわ!重いのにようやるわ!」
パサパサパサー
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「すずめよ、ええ加減にせえよ。おっさんのイラストや、これは工事現場のおっさんのイラストや!」
「えー 違うのー?」
「鳥や言うとるやろが!」
パサパサパサー
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「スズメよ、トランクスや、変身前と変身後のトランクスやで、これ。」
「えー 違うのー?」
「鳥は鳥でも鳥山明は小鳥とちゃうねんな。小鳥やで、小鳥のルリビタキを連れてきて」
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキ連れてきたよ!」
「近いな!色も近いけどなんやろな、ちょっと違うよな〜。たしかに小鳥や言うたけどな、この人らは大トリやねん」
「えー 違うのー?」
「限りなく近いけどな、サイズの違いや!」
スズメよ、好意はありがたいが、毎朝くだらんことで窓をつつき回して起こすなよ
Lynetteは少し不満を抱いていた
そして運命の朝
よくあさ またきた すずめの おはなし
「りねっとちゃん、ルリビタキに会いに連れてってあげる!」
「なんや、いきなり、いつもと違うやないか」
窓の外には数え切れないほどのスズメが待っていた
スズメたちが部屋に入り込み、Lynetteをつかみ上げ、窓ガラスをブチ破り、外へ飛び立つ
「何しよんねん!おい!窓どないすんねん!おい、すずめよ!」
すずめたちはLynetteの声に耳をかさずに空を移動する
「おーい、落っこちたらどないすんねん!どこまで行くんや!」
海が見えてきて、朝陽がそれを照らしていた
真っ青な海が光を浴びて、目の覚める思い
青と黄色に照らされた世界
こんな場所にいたんだ、ルリビタキ
いつも見てる海
携帯を取り出してその輝きを切り取る
Lynetteは胸が温かくなるのをかんじ、茶色のスズメたちを愛おしく思った
この物語はLynetteさんの送ってくれた写真からイメージしました。
本日も【スナック・クリオネ】にお越しいただいき、ありがとうございます。 席料、乾き物、氷、水道水、全て有料でございます(うふふッ) またのご来店、お待ちしております。