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息子の受験(次男編)③

 「次男君が目指している中学校の試験内容は、

理科で言うと高校で習うレベル。

 あるいは、もう少し専門的なレベルを要求されています。

それを11歳で勉強している。

分からないことは質問して、理解する。


 もうそれだけで、次男君は本当にスゴイのですよ」


 小学校5年生の終わりころ。

個別面談で、塾の先生から言われたこと。


 実際、次男の塾の教科書を見ると、「???」な

内容ばかり。


 お願いだから、パパに質問しないで(泣)と、

願っていました。(汗)


5年生で、平日2〜3時間。土日5〜6時間。

6年生で、平日4時間。土日8時間以上。


次男の、自宅と塾で勉強していた時間です。


 愛する息子だからというのもありますが、

次男を心から尊敬します。


 私が小学校に通っていた当時。

机に向っての勉強なんて、せいぜい1時間。

学校の宿題をやって終わり。


 次男は、

学校から帰ったら塾に行き、塾から帰宅したら復習。

朝、少し早く起きて学校の宿題をやって当校。

圧巻のパフォーマンスでした。



 次男の努力と、塾の先生方のフォローのお陰で、

「うん。夢が目標になったね。

これなら、○○中学。受験できそうだ」

と言ってもらえました。


 その場で、先生に聞いてみました。

私:先生。夢が目標になったとは?

先生:はい。夢は「(いつか)手に入れたいもの」

  目標は「(いつまでに)手に入るもの」と、

  私は考えています。

   次男君は、この1年。本当に勉強してきました。

  その結果、夢が目標に。手に入るものになりました。

  ここからです。これが現実になるように。

  頑張りましょう。


上手いこと言うなぁ☆感心しました。


 6年生の1年間は、本当に「親子ともに必死」でした。


通っていた校舎も、環境をより良くするため、

地元から車で1時間の校舎に変更。


 行きは次男が1人電車で。

妻は毎回、お弁当。

帰りは、終わりが21時を過ぎるので、私がお迎え。

塾の送迎だけで、毎月1000㎞以上、走っていました。



まだ小学生。

 周りの友だちを見たら、毎日遊んでいます。


 それなのに、次男は毎日勉強。

塾がない日は、塾から出た宿題と復習。

色んな誘惑にも勝たないといけない。


 次男は、やる気モードになると驚異的な

集中力を発揮するのですが、「やり始める」ための

キッカケが必要。

 私や妻から「〇時からやりなさい」と言われたり、

1日の計画を立てても、切り替えられない。

 
 それはそうでしょう。

大人だって、計画通りにやり続けることは、

本当に難しい。


 しょっちゅう、言い合いしてました。

何度、「ここまでして、受験する必要があるのかな?」と、

思ったものです。(思っただけで言いませんけどね)


 妻や私にどれだけ注意され、泣かされても、

「(勉強を)やめない。やる」と、頑張っていました。


 どうか、合格できますように。


 次男の目標が、叶いますように。


こういう時、親は無力ですね。

声かけくらいしかできない。


 さぁ、2023年12月。

次男の中学受験。いよいよ、スタートです。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


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