息子の受験(長男編)part2
昨日の続きです。
というわけで、受験準備に出遅れた感のある中3の春頃。
ここで、改めて考えてみました。
息子は、どうしたいか?
改めて聞いてみました。
私:長男は、どうしたい?
長男:特別支援学校に行きたい
私:どうしてそう思ったの?
長男:楽しそうだから
私:じゃあ、長男は大人になったら、何になりたい?
長男:イルカのトレーナー
私:そうだよね。了解。分かったよ。
長男の考え、将来やりたいことを再確認。
さて、そうなると、
・息子が将来やりたいことを実現させてくれる学校選び
をしなくちゃとなる。
そこで、高校の「その先」を考えてみた。
「イルカのトレーナーになりたいってことは、動物園や水族館で働きたいってこと。だから、そういう就職先に強い学校を選ばないとな」と。
早速、インターネットで探してみると「専門学校」が、どうやら該当しそうだと分かる。
さて、私が、子どもたちの進路を考える時に強く意識していること。
それは、
・親の主観(親心?)で選択肢を減らさない
ということ。
親子なので、どうしてもいろんな気遣いが出てきます。
ましてや、長男は障がい児。
心配は、健常な子に比べて、どうしても多くなります。
だけど、それはあくまで私の主観。実際に、どんな不都合があるかは、やってみないと分からない。
だから、「できそうにない」と思わず、事実で考えようと。
そう、意識しています。
そうして調べてみた結果、私が住んでいる愛知県ももちろん、全国に、動物に関わるお仕事に就く専門学校が、数多くあることを知りました。
自分が興味を持つと、欲しい情報が明確になってきます。
結果、夏に、愛知県にある専門学校で「中学生向けの学校説明会」があることを知ることができました。
早速、申し込みをして見学に行くことに。
初めて行く専門学校。授業内容はもちろん、
・学校に行くまでの通学手段
・通学にかかる時間
・進路(イルカのトレーナーになっている生徒さんがいるのか?)
・支援級に通学している息子も入学できそうか?
など、予め聞きたいことを用意して参加。
実際に専門学校に入ってみると、都会の中心部にある学校なのに、校内にたくさんの動物がいる。
専攻も多岐に渡るようで、充実ぶりが伺える。
何より、生徒さんがとっても楽しそう。
長男も、動物が大好きなので、目をキラキラさせながら見ている。
そうこうしているうちに、一通りの学校見学・説明会が終了。
ここで、絶対に聞いておかなければならないことを確認する。
私:息子は発達障がいです。障がいを持つ息子でも、受験できますか?
スタッフ:少々お待ちください。上の者に聞いてみます。
ちょっと待つ。。。
スタッフ:お待たせしました。今の段階では、前例がありません。
ただ、前例がないからと言ってお断りすることはしておりません。
もちろん、検討させていただく点は出てくると思いますが、
まずは試験を受けていただき、合格を目指してもらえればと思います。
私:ありがとうございます。
受験までに、準備しておいた方が良いことなど ありますか?
(高校受験で出遅れたので、今回は意識が高いです(笑))
スタッフ:特には。
当校は高校卒業資格を持っていれば、どなたでも受験できますので。
私:(ん?高校卒業資格?)
息子は今、高等特別支援学校を受験予定です。
今言われた高校卒業資格は、この高等特別支援学校を卒業してもらえる
資格のことですよね?
スタッフ:いいえ。高等特別支援学校と一般の高校では、
もらえる資格が違います。ここでいうのは高校卒業資格の方です。
私:高等特別支援学校の卒業資格では、受験ができないということですか?
スタッフ:確認してみます。少々お待ちください。
スタッフ:申し訳ありません。こちらも、前例がないそうです。
ですので、そうなったときに検討はさせてもらいますが、
場合によっては、あるいはご希望に添えない可能性もあります。
私:。。。そうですか。分かりました。
さぁ困った!
高等特別支援学校に進学したら、その先の、「夢実現」が怪しくなる!
どうしよう?どうしよう?どーしよー???
続きはまた明日。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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