自分の声を聞く

朝起きて、鏡を見ながら歯磨きをして顔を洗い、着替えて、身だしなみを整える。そして、朝食を食べてお仕事を開始。
今日の朝活の時に、聞いていて気づかせてもらったこと。「自分を声を聴く」ということ。
 本を読んでいると「自分の心の声を聴きましょう。自分の心の声は、自分しか聴いてあげられないのだから」などといったことが書かれています。「うん。確かにその通りだ!しっかり聞いてあげないとな」と思います。
 それで、今朝、この言葉を聞いて気づいたこと。「いつも、自分が出している声も、ちゃんと聴いてあげているかな?」です。
少し考えてみると、おそらく、私が朝起きて、最初に私の言葉を聞くのは、
・家族に「おはよう」という
・朝食で「いただきます」という
このタイミングかなと。そうなると、特に今は朝活に参加しているので、起床が4時30分で、朝食が6時30分くらいなので、それまで一切、自分の声を聴いていないことになる。2時間も自分と一緒にいるのに、自分の声をまったく聴いていない!?ちょっと驚きました。
 私は、ガンになったおかげで、人生やり直しスイッチを押せて、生(活)きているのですが、自分の「心の声」は、それなりに意識して聴けるようになりました。例えば
・(がんの)定期検査前はどんな気分かな
・この痛みは。。。まぁ気のせいだよね
・今、どんな気分?
一方で、自分の発声する声は、そこまで意識していません。それこそ
・家族への声
・仕事中の声
・1人の時の声
など。そして、そう気づいたとき、「出ている声を聴くことも大切だよな」って考えさせられました。

自分の表情だけでなく、声のトーンや発する言葉1つ取っても、自分への伝わり方、相手への伝わり方は変わってきます。自分の声を聴いてあげることで、「今、どんな気分?どんな思いで話している?」かが、かなり分かるかなと。そういう意味でも、心だけでなく発している自分の声を、もっと自分が気にしてあげると、よりご機嫌になるのかなって思いました。
 ある歌の歌詞で「心は見えないのだから、見えるものよりも大事にすると良い」とありました。本当にそう。自分の心の状態は、自分にしか分からない。大事にしないと。
 だからこそ、「今、自分が何を思っているのか?どんな気分なのか?」を、「声に出して、自分に聞かせてあげる」こと。これも結構、大事なんだろうなって思います。
 自分の心の声を自分に聞かせてあげるだけなのだから、それが楽しいや嬉しいではなく、弱音や愚痴、不満や悪口でも構わない。大切なのは、もし、ちょっと疲れているような状態だったら、「そこからどうしたら自分が満たされるか?ご機嫌になれるか?」。その方法を、自分がちゃんと分かっていてあげることだと思います。
特にガンに対する治療や検査の前、結果を聞きに行くときなどは気分が落ち込みがちです。そんなとき、きちんと心の声を、自分の声に出して自分に聞かせてあげる。これをするだけで、自分の状態が分かるので、「どうすれば?」を考えられると思います。何より、思うのは自由。何をどう思っても、全てOKです。色んな自分を見つけてあげましょ♪

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?